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3年間投資して実感したナスダック100のデメリット・リスク

グロース株は金利上昇で弱いって言うやん。

あれってホンマなん?

2022年は金利が上がったし、グロース株は弱かったんやろか。

いつも一生懸命なあなたへ。ヒヨッコ投資家 こか(@cocablog)です。

 

「グロース株って、金利上昇に弱いよね。ナスダック100もイマイチってこと?」と思うみなさん、それ本当です。

わたしは、3年間、ナスダック100へ投資しています。2022年の金利上昇時、見事に株価が奮ませんでした!

 

今回のブログは、3年間投資してみて実感した「ナスダック100投資のリスクやデメリット」についてお話しします。

ナスダック100へ投資しようとしている方のご参考になれば幸いです。

本日もぜひ最後までご覧ください。

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3年間投資して実感したナスダック100のリスク・デメリット

実際に投資してわかった「ナスダック100投資のリスクやデメリット」を3点まとめます。

ナスダック100、弱いトコ
  • 金利上昇時には弱い
  • SNSの盛り上がりに波がある
  • メインの投資先には据えられない

2020年1月、コロナ禍の少し前からiFree NEXT NASDAQ100インデックス(投信版QQQ)へ投資しています。

手数料が少し割高である点やつみたてNISAが利用できない点は、自分の中では消化できているため、本記事は割愛しています。

 

金利上昇時には弱い

「金利上昇を受けて下がる」というよりも、「バリュー株に比べ、グロース株全体のリターンが見劣りする」と表現する方が正しいように感じます。

投資する前から見聞きしていましたが、実際に投資をしたらよ〜くわかりました。

2022年の金利上昇時、ナスダック100は苦しい展開でした。

たとえば、VTV(バンガード・バリュー株ETF)とQQQの2022年リターンを比較してみましょう。

※ VTVはバンガードHPより、QQQはインベスコHPより

2022年リターン
  • VTVリターン:-2.05%
  • QQQリターン:−32.51%

VTV、QQQともにマイナスですが、リターンに16倍もの差が開いています。

保有してたらわかりますが、本当に本当に「金利上昇=グロース株が多いナスダック100は劣勢」です。

「この前までの勢いとは、まるで別人じゃない!」と思うくらい。

 

ただし、さまざまな要因が絡まって相場形成されるため、金利上昇のみがリスクとは思えません。

株価の過熱感や独占禁止法、プライバシー保護なども、グロース株投資では注意が必要です。

 

SNSの盛り上がりに波がある

ナスダック100に限らずですが、株価が上がっているときはSNSで盛り上がるけれど、勢いがそがれると一気に盛り下がります。

多分、ナスダック100のようなグロース株投資だと、ヒートアップ・ダウンがより一層激しいのかな、と。

 

正直なところ、SNSでの「熱」なんて自分の資産額には影響がありません。

人によっては、まったく気にならない場合もあるでしょう。

しかし、投資の情報源がSNSである場合や一種の「所属意識」で投資モチベーションをキープしている場合は、SNSのヒートダウンはデメリットになりえるのではないかと思います。

(そういう投資家さん、少なくないのでは…)

たとえば、フォロワーのAさんがナスダックに投資していたから、自分も投資したのに、Aさんの投稿が減ってきて、不安になり、なんとなく売ってしまう…ケースも考えられます。

インターネットで情報収集し、気軽につながれる現代だからこそのデメリットかな、と思います。

 

株価をチェックしたり、新聞やニュースを読んだり、自分で一次情報を収集し、判断する力が必要ですね。

わたしは「投資なんて孤独なモノ」と割り切っているからか、あまり気になりません。

むしろ過疎化してきてからが「買い時」かと。

メインの投資先には据えられない

「2022年の相場を体験して」と枕詞が必要ですが、メインの投資先に据えるにはやや不安があるかなと考えています。

投資銘柄に偏りがあるためです。

具体的に、ナスダック100と全米株式の投資対象を比べてみます。

ナスダック100
  • ナスダック市場に上場している、時価総額上位100銘柄
  • 金融は含まない
全米株式
  • すべての米国株(約2,000銘柄)

ナスダック100は、銘柄数に加え、業種や企業も偏りがあり、全米株式と比べると「偏っている」と感じちゃいます。

たとえ、ナスダック100投資のリターンが全米株式などより優れていても、比較すると「集中投資」あるため、難易度が高いと感じました。

しかし、生活のデジタル化・自動化は加速するでしょうし、資金の一部を投資し、長期で向き合うにはよいなと思っています。

ナスダック100投資、失敗しないために

個人的には、少額ずつ積み立て、長期で取り組むことが、ナスダック100投資の最善策かと考えています。

…というのも、eMAXIS NASDAQ100インデックスへ一括で45万円投資したところ、2022年の最高値を掴んでしまい、「トホホ」な思いをしています。

一括投資した話はInstagramに載せています!

もちろん、ただの結果論ですが、「タイミングよく投資するって難しいなぁ」と。

ありがちな言葉ですが、「どんなときでも買う」「買付単価を均す」って、やっぱり重要です。

一度、高値を掴むと、次の投資が怖くなります。

しかし、定期的な積立にすれば、メンタル的にもかなり楽なはずです。

特に、ナスダック100のように株価が乱高下する投資対象は、自分のメンタルと相談した投資も大切です。

2023年5月、eMAXIS NASDAQ100インデックスがようやくプラ転しました!

ナスダック100には長期戦で挑む!

また、ナスダック100投資は長期戦で挑む覚悟が必要だと思います。

ナスダック100に含まれるようなグロース銘柄は期待先行で資金が流入することもありますが、成長って短期的・一時的なのものではなく、グロース産業の事業が実用化・活発化するには時間がかかることも多いからです。

たとえば、「お金2.0」で有名な佐藤 航陽さんは、著書「未来に先回りする思考法」の中で、以下のように語っています。

長期的に見れば、人間が想像できるようなアイディアは、そのほとんどが実現されます。

結局、アイデア自体は、将来における「点」なのです。そのときは突拍子もないように思えても、時間の経過とともに、技術面や価格面でのブレイクスルーによってピースが埋まっていき、いつかどこかで進化の「線」に取り込まれます。

問題はそのタイミングはいつかということです。

引用:未来に先回りする思考法

このフレーズを読んだとき、「グロース株投資をする理由はこれだ!」と感じました。

時間はかかると言えど、「あんなこといいな」を叶えてくれる産業がオモシロイと思ったから。

「配当もくれないし、2022年はバリュー株に惨敗してるし、マジつらたん」と思っても、積立投信をしたり、iDeCoで投資したりしている理由はコレでしょう。

 

2023年もグロース株にとってはまだまだ厳しい1年かもしれませんが、焦らず、じっくりと投資します!

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

最高のフィナーレを。

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iDeCoでもナスダックに投資しています!

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