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【買い時もわかる】QQQの配当利回りと配当金推移をまるっとまとめます

QQQの配当利回りってどれくらい?

あまり高くなさそうやけど、投資するときには気になるな。

いつも一生懸命なあなたへ。ヒヨッコ投資家 こか(@cocablog)です。

 

QQQへ投資するとき、配当金や配当利回りを気にしていますか。

わたしは、QQQの配当金なんて完全スルーでした!

どちらかと言うと、成長期待・値上がり期待で買っている人が多く、配当金は二の次でした。

しかし、今回、QQQの配当金推移を調べてみて、QQQの配当金や配当利回りも大切だなと感じました。

なぜならば、配当利回りが「買い」の目安のひとつになるからです。

 

今回のブログでは、前半でQQQの配当利回りや配当金推移をまとめます。

後半は、ちょっと深堀して配当利回りからQQQの買い時を探っていきます。

 

本日もぜひ最後までご覧ください。

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QQQの配当利回りと配当金推移

QQQは2003年に設定されました。

2003年から2022年末までの配当金と配当利回りの推移は、以下のとおりです。

なお、配当利回りは各年の年末最終日の終値を基準に求めています。

年度配当金配当利回り
2003年$0.01※12月配当のみ
2004年$0.380.95%
2005年$0.140.34%
2006年$0.130.31%
2007年$0.140.28%
2008年$0.140.47%
2009年$0.210.46%
2010年$0.360.66%
2011年$0.460.83%
2012年$0.821.29%
2013年$0.891.02%
2014年$1.451.39%
2015年$1.100.98%
2016年$1.251.06%
2017年$1.300.84%
2018年$1.410.92%
2019年$1.580.75%
2020年$1.740.55%
2021年$1.700.42%
2022年$2.140.80%

また、2013〜2022年の10年分の配当金と配当利回りの推移をグラフにしました。

青:配当金/赤:配当利回り

QQQの配当金と配当利回り(2013-2022)
QQQの配当金と配当利回り(2013-2022)

QQQの配当金と配当利回りを調べたとき、実は驚きました。

意外と配当利回りが高く、また、直近10年間は増配傾向にあるからです。

 

意外と配当利回りが高い

思ってたより、QQQの配当利回りが高い!

直近10年間(2013~2022年)の配当利回りの平均は、0.87%です。

この数字を見て、あなたはどう思いますか。

わたしは、正直、意外な印象でした。

「QQQ=ほぼ配当が出ない」と捉えており、「ええとこ、0.4%くらいかな」と思っていたからです。

高配当株投資が好きな方には物足りないでしょうが、「QQQの配当利回りが1%近くだったら十分かな」と思いました。

直近10年間は増配傾向

またまた、意外なことに、直近10年間の配当金は増配傾向です。

2015年・2021年以外の8年度で、前年比プラスの配当金が支払われています。

「配当金なんてオマケ程度」のETFと思っていたため、いい意味で期待を裏切られました。

 

配当利回りからQQQの買い時を探る

配当金のグラフを載せるだけじゃ、面白くないので、配当利回りの推移をちょっと深堀りします。

配当利回りを使って、QQQの買い時を探ってみましょう!

ん?どういうことや?

ざっくりまとめると、こんな感じです。

  • 配当利回りが高めのとき:QQQが安いと考える
  • 配当利回りが低めのとき:QQQが高いと考える

まずは、簡単なおさらいから。

QQQはNASDAQ100に採用されている銘柄へ投資するETFです。

投資先には、アップルやマイクロソフトなどが目立ちますが、新興株や中小型株も含みます。

ゆえに、VTIやVOOにくらべ、値動きが大きくなりがちです。

株価変動が大きなQQQの商品特性を考えると、株価が配当利回りに影響を与えている可能性もあるのでは…?と。

(相対的に)株価が高いときは配当利回りが下がり、(相対的に)株価が安いときは配当利回りが上がるといった感じです。

 

直近10年間の平均配当利回りを使ってみる

直近10年間(2013~2022年)のQQQの配当利回りの平均は、0.87%です。

判断材料として、以下のように使うこともできそうですよね。

  • 配当利回りが0.87%を越える:株価が高めの水準と判断
  • 配当利回りが0.87%を下回る:株価が低めの水準と判断

QQQの値動きと配当利回りをチェック

実際に、QQQの値動きと配当利回りを見てみましょう。

2020年(配当利回り:0.55%)、2021年(配当利回り:0.42%)は、直近10年間のうち配当利回りワースト2です。

ちょ~っと記憶を辿ってみます。

  • 2020年:コロナショック後の新しい生活様式でハイテク株が一気に上昇した
  • 2021年:ワクチンが普及してきて、徐々に米国の景気が回復してきた

覚えてらっしゃいますか?

QQQの株価が高かった(…というより高すぎた?)こともあり、配当利回りが低めだったと考察できます。

一方、2022年の配当利回りは0.80%と高めの水準でした。

ん?配当利回り高め?買い時??

と思ったら、2022年はハイテク株が奮わなかった年でしたね。

QQQの株価がイマイチだったこともあり、配当利回りは高めだったとも考えられます。

 

あくまでも、判断軸のひとつに過ぎませんが、【配当利回りが高いとき=QQQの買い時?】のような目安にできますね。

 

個人的には0.7%を水準にする

個人的には、配当利回り0.7%程度を水準に、QQQの株価を見たいですね。

直近10年間の平均値(0.87%)を使ってもよいですが、0.87%はちょっと強気な気がして、0.7%(直近5年間の平均)を採用しました。

軽くシミュレーション

具体的に、数字にあてはめてみますね。

2022年の配当金と同額(2.13ドル)の配当金を受け取れると仮定すると、2.13ドル/0.7%=304ドル。

QQQ株価:304ドルをひとつの基準にしてもいいなと思います。

 

ちなみに、現在のQQQの株価

てか、今のQQQはいくらなんや?

買い時を考えるなら、今のQQQの株価が知りたいですよね。

以下は現在のQQQ株価チャートです。ご参考に。

QQQの配当利回り、意外と高めだった

「大したことないやろ」と思っていたQQQの配当利回りが1%近くあり、意外と高めでした。

もちろん、株価水準によっては、配当利回りが変動することもあります。

しかし、変動する配当利回りを逆手に取って、買い時判断の目安に使うのもアリだな、と思います。

 

米国の政策金利が上がったり、銀行が破綻したり、株式相場はなかなか安定しません。

不安定な相場下で、「今月も配当金をいただきました!」みたいな高配当株投資家さんの投稿を見ると、うらやましくも感じますが、わたしはやっぱりNASDAQ100への投資を続けたい。

SNSやネットでNASDAQ100の話題が減ってきましたが、そんなときこそ冷静にコツコツと買い増ししたいと考えています。

ブログをご覧のあなたは、どうですか?

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

最高のフィナーレを。

QQQか、NASDAQ100投信か。迷ったら、読んで!
わたしはiDeCoでもNASDAQ100に投資しています!

コメント

  1. 匿名 より:

    こかさん
    こんにちは、叶です。
    QQQ、過去と比べると意外と増配してるんですね!
    0.7%は、今後余裕資金ができた際に検討に入れてみようかと思います(今がちょうど近辺なので悩ましい)
    話題がなくなると隠れ信者みたいな気分です。こっそり、そしてちょっとずつ買い増したいです。

    • こか こか より:

      叶さん

      こんにちは。
      いつもありがとうございます!

      〉QQQ、過去と比べると意外と増配してるんですね!
      じわじわと増配していました!
      QQQの増配は、SNSでも、まったく騒がれませんね(^^;

      〉話題がなくなると隠れ信者みたいな気分です。こっそり、そしてちょっとずつ買い増したいです。
      わかります(笑
      「話題性がなくなったときこそ!」と思い、投信積立だけは継続しています。
      世間が騒がなくても、わたしはNASDAQ100の隠れ信者です☆

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