2020年から始めたiFreeNEXT NASDAQ100インデックス。
含み益キープ中なんやけど、やっぱりNASDAQ100って最強なん?
えぇ〜
ハイテクどうなん?!
みなさん、こんにちわ。ヒヨッコ投資家 こかです。
2020年1月から投資しているiFreeNEXT NASDAQ100インデックス。
2024年4月現在、ダブルバガー達成&含み益が100万円を超えています!
相場環境にもよりますが、NASDAQ100の強さを実感しますね…!
でも、S&P500や全米株式のほうがやっぱり安心?
さて、投資するならば、S&P500とNASDAQ100のどっちがよいでしょうか。
本日のブログ記事ではS&P500とNASDAQ100を比較します。
本日も最後までご覧ください。
【結論】NASDAQ100とS&P500はどっちがいいか
「セクター分散」の捉え方がポイントかと思います。
セクター分散を第一に考える人はS&P500、テクノロジーセクターへ重点的に投資したい人はNASDAQ100がよいかな、と。
直近10年ほどはハイテク主導の株式相場だったので、NASDAQ100のほうがパフォーマンス良好でした。
ゆえに「NASDAQ100最強」と考える投資家さんもいます。
しかし、今後どのセクターが当たるかなんてわからないので、分散重視でS&P500もよし。
まだハイテク産業が伸びると思うならば、NASDAQ100もよし。
わたしはNASDAQ100・S&P500の両方に投資してるよ!
NASDAQ100とS&P500をまるっと比較
S&P500とNASDAQ100の違いを見ていくで
NASDAQ100とS&P500を比較し、違いを確認しましょう。
NASDAQ100 | S&P500 | |
---|---|---|
算出開始時期 | NASDAQ100 | 1957年3月4日 |
算出会社 | Nasdaq社 | S&P Dow Jones Indices社 |
対象銘柄 | NASDAQに上場している銘柄 (金融は含まない) | ニューヨーク証券取引所、 NASDAQに上場している銘柄 |
銘柄数 | 約100 | 約500 |
指数の計算方法 | 時価総額比率の加重平均方式 | 時価総額比率の加重平均方式 |
業種 | 情報技術が多い | 幅広い業種 |
日本からの投資方法 | ETF・投資信託 | ETF・投資信託 |
投資信託の場合 NISA区分 | 積立枠(一部銘柄のみ)・成長枠 | 積立枠・成長枠 |
NASDAQ100の組み入れはS&P500より少なく、セクターもやや偏っています。
新興企業など勢いのある銘柄群が組み入れられているため、NASDAQ100の値動きは大きいと言われています。
また、NASDAQ100に組み入れられているようなハイテク企業は金利上昇局面に弱いです。
金利上昇局面では、NASDAQ100系の銘柄に資金が流れない感じ
新NISAでの取り扱いについて
NASDAQ100・S&P500関連の投資信託の新NISAの取り扱いをまとめます。
ほとんどのNASDAQ100関連の投資信託は成長枠利用ですが、iFree NEXT NASDAQ100インデックスのみ積立枠の利用OKです。
下記の記事で新NISAで投資できるNASDAQ100投資信託の一覧をまとめています。
よかったら、ご覧ください。
構成銘柄
NASDAQ100ってどんな銘柄が入ってるんや?
下図はNASDAQ100とS&P500の組み入れ上位10銘柄です。
重複銘柄は赤字にしています。
NASDAQ100 | S&P500 | |
---|---|---|
1 | Microsoft Corp(8.88%) | Microsoft Corp(7.16%) |
2 | Apple Inc(7.42%) | Apple Inc(6.16%) |
3 | NVIDIA Corp(6.57%) | NVIDIA Corp(4.55 %) |
4 | Amazon.com Inc(5.18%) | Amazon.com Inc(3.74%) |
5 | Meta Platforms Inc(4.97%) | Meta Platforms Inc(2.53%) |
6 | Broadcom Inc(4.52%) | Alphabet<GOOGL>(1.91%) |
7 | Alphabet<GOOGL>(2.48%) | Berkshire Hathaway<B>(1.74%) |
8 | Alphabet<GOOG>(2.40%) | Alphabet<GOOG>(1.62%) |
9 | Costco Wholesale Corp(2.35%) | Eli Lilly & Co.(1.40%) |
10 | Tesla Inc(2.30%) | Broadcom Inc(1.33%) |
上位10銘柄のうち、8銘柄が重複しています。
バークシャーやエリーが入っているのはS&P500ならではですね。
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16年間のリターン比較 NASDAQ100 vs S&P500
nasdaq.comの特集にあった「NASDAQ100 vs S&P500」を引用し、NASDAQ100とS&P500の長期リターン(16年間分)を比較します。
(調査対象期間:2007年12月31日から2023年9月30日まで)
16年間の累積リターン比較
NASDAQ100とS&P500の16年間の累積リターン比較を見ましょう。
(配当金再投資を考慮ずみ)
リーマンショックで、NASDAQ100・S&P500ともに大きく下げた2008年。
翌2009年から2018年まで、NASDAQ100の年間リターンはプラスです。
2018年は株価が年末に向けて急下降した年やな
今までも何度も「ナスダックはリスク高すぎ。ハイテクはオワコン」と言われていたでしょうが、なんだかんだで順調に伸びているんですね。
一方、2022年はNASDAQ100とS&P500のパフォーマンスが逆転し、S&P500がNASDAQ100を14.3%上回りました。
2022年〜2023年前半のNASDAQ100は本当に不調でした
ボラティリティ比較
これだけ上がってるなら、NASDAQ100のボラティリティはさぞかし高いのだろう
と思いきや、意外(?)とNASDAQ100とS&P500のボラティリティはそこまで乖離しておらず。
年間ボラティリティの差について言及された部分をNASDAQ100より引用します。
The one-year rolling volatility, calculated by annualizing the standard deviation of daily returns, has shown a slight elevation in the Nasdaq-100 compared to the S&P 500. On average,it has been just 2.6% higher over the period spanning from December 31, 2007, to September 30, 2023. What’s particularly noteworthy is the impressive overall correlation of daily returns,which is 93%. This level of correlation is impressive, especially considering the Nasdaq-100’s heavy concentration in the Technology sector.
引用:NASDAQ100
想像通り、NASDAQ100のほうがS&P500よりもボラティリティが大きいです。
NASDAQ100が意外とおとなしいわけではなく、NASDAQ100が得意とする銘柄が相場を牽引している結果、S&P500の動きとNASDAQ100の動きがそこそこ寄っているからだと思います。
構成セクター比較
NASDAQ100とS&P500のセクターの構成比率を比べてみましょう。
案の定、NASDAQ100はテクノロジーセクターの比率が高いですね。
AIの台頭で脚光を浴びている半導体業界もテクノロジーセクターです。
ハイテク相場だと、NASDAQ100はやっぱり強いよね
冒頭と重複しますが、NASDAQ100には金融セクターが含まれていません。
金融株が上昇しても、NASDAQ100は無風です。
幅広いセクターに投資できるのはS&P500のほうですね。
NASDAQ100に全力投資するか
では、NASDAQ100に全力投資するか?
わたしはNASDAQ100へ投資していますが、全力投資はしていません。
全米株式やS&P500とNASDAQ100の割合が【6:4】くらいになるように投資しています。
結構な成長株好きで、新NISAでもiDeCoでもNASDAQ100関連の投資信託へ投資していますが、NASDAQ100に全力は控えています。
NASDAQ100は非常に魅力的ですが、銘柄群の偏りが気になります。
テクノロジー産業はまだまだ伸びるでしょう。
しかし、企業利益が株価に反映されるとは限らないし、期待が先行していたり、織り込み済みだったりするかもしれません。
そのため、ベースは全米株式やS&P500とし、NASDAQ100でリターンを追求するようまとめています。
(リターン追求枠でFANG+やSOXにも投資しつつ、です)
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
最高のフィナーレを。
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