BNDが地味に上がってきてる
ジワジワ来たな。
みなさん、こんにちは。ヒヨッコ投資家 こかです。
今回の記事は、株式投資家にとって不人気の債券ETF「BND」を褒めます!
BNDは毎月分配金くれるし、株価は安定してるし、わけのわからない債券入ってないし…
株式と併せ持つことで最大限のパワーを発揮してくれるんです!
「債券なんていらない」というアナタも、「債券投資を迷っている」といアナタも、ぜひ最後までご覧ください。
BNDってなに?
BNDとは、バンガード・米国トータル債券市場ETFです。
- BNDをまるっと!運用会社:バンガード
- 設定日:2007/04/03
- 純資産額:269.05百万ドル(2020/5/31現在)
- インデックス:ルームバーグ・バークレイズ米国総合浮動調整インデックス
BNDの褒めポイント:毎月分配金をくれる
BNDは年間12回も分配金くれるんやで!
ええやん!
BNDの分配金支払いサイクルは年間12回、なんと毎月です!
「毎月、配当金をください」の記事でも書きましたが、BNDをポートフォリオに組み入れることによって、わずかながらも月々おこづかいがもらえるようになりました。
- BND分配金情報(2020年6月現在)分配金利回り:2.3%
- 配当月:毎月
VOOの利回りが1.94%、VTIの利回りが1.84%です。
BNDの利回り2%台ってなかなか優秀!
分配金原資は組入債券の利金がメインで、元本を切り崩しているわけではありません。
利回り的に合格や!
BNDの褒めポイント:株価が安定している
BNDって株価が安定してるからハラハラすることがないの!
安心して持てるってエエな。
BNDは債券ETFであるため、株式ほどの値動きはありません。
一年半BNDへ投資してみましたが、株価の動きは気になりません。安定のBNDです!
わざわざ夜更かしして株価を追う必要がないのですから。
とは言えど、もちろんリスクだってあります。預貯金ではないのですから。
コロナショック時、株式とともに売られる時もありました。
しかし、今はまた株価を戻してきました。
また、債券は流行り廃りがない点も嬉しいです。
「タバコは時代遅れ」とか、「これからはハイテクだ」とか気にする必要ナシ!
BNDの褒めポイント:優良債券が多い
BNDってワケのわからない債券入ってないねん!
安心の組入内容や。
BNDの1番の褒めポイントは「優良債券で構成されている」という点です。
BNDって優等生の集まりなんです。
下記は、バンガードのHPより引用したBNDの組入債券の資料です。
BNDは非常に信用力の高い債券群で構成されています。
また、発行体の構成比率を見るとほとんどが米国債です。
利回りを追求するならば、新興国債券やハイイールド債の方が高利回りです。
5%くらい余裕じゃないでしょうか。
ただし、債券は発行体に万が一のことがあっては元も子もありません。
発行体が債務不履行となれば、投資していた債券はパーですから。
BNDの場合は信用力の高い債券で構成されているので、安心して保有できます。
債券投資にリスクは求めません。
「安心して持てる」って大きなポイント!
BNDを褒める回のまとめ
BNDは株式よりも安定した値動きです。
BNDの組み入れ債券は格付けの高いものばかりです。
株式オンリーでよい!という方にはおすすめできませんが、債券投資にも価値を感じる方にはBND投資もおすすめ!
VTIやVOOのお供にどうでしょうか。
余談ですが、債券10〜25%、株式75〜90%のポートフォリオのほうが、株式100%のポートフォリオよりも成績がよいという研究結果もあります。しかも、少しだけ変動が小さくなるというのです。
株式投資家にとって債券はけっして資金の無駄遣いではありません。
理解すべき隣人のようなものです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
最高のフィナーレを。
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