みなさん、こんにちは。ヒヨッコ投資家 こかです。
今回の記事は、情報技術セクターに投資するETF【XLK】についてです。
XLKは米国の情報技術セクターに投資するETFで、マイクロソフトとアップルが構成銘柄の4割を占めています。
XLKについて調べてみましたが、個人的にはQQQのほうが分散されていてよいかなと思います。
本日もぜひ最後までご覧ください。
MSFTとAAPLが4割!XLKってどんなETF?
XLKとはテクノロジーセレクトセクターインデックスに連動するETFです。
XLK | |
運用会社 | ステート・ストリート・グローバルアドバイザース |
連想指数 | テクノロジーセレクトセクターインデックス |
設定日 | 1998/12/22 |
純資産額(10億ドル) | 30.795 |
信託報酬 | 0.13% |
構成銘柄数 | 72銘柄 |
分配金利回り | 1.10% |
QQQやVGTなどのハイテク系ETFの中では比較的、分配金利回りが高いですね。
XLKチャート
XLKの設定来チャートです。
2000年のITバブルで山ができ、2010年代に入ってからは右肩上がりを描いています。
マクロソフトやアップルと似たチャートのカタチです。
XLK構成銘柄
XLKの特徴は構成銘柄の比率です。
XLKはマイクロソフトとアップルの2社で全体の43%を占めています。
SPDR社のHPからの引用です。
同じようなETFであるQQQとVGTにおけるマイクロソフト・アップルの構成比率は以下のとおり。
- マイクロソフト・アップルの構成比率QQQ:23%(MSFT:12%/AAPL:11%)
- VGT:37%(MSFT:19%/AAPL:18%)
XLKのマイクロソフト・アップルへの攻めっぷりはETFの中でもトップクラスです。
ちなみに、グーグルやフェイスブックは情報技術はなく通信セクターに含まれるため、XLKには含まれません。

ほとんどマクロソフトやアップルに投資する感じやな。
XLKのリターン
グラフ内の青がXLK、黄色がインデックスのリターンを示しています。
インデックスとの乖離はほぼありません。
XLKの設定来リターンが6.88%、直近1年間のリターンが38.10%、直近1か月間のリターンが7.03%です。
XLKの分配金利回り
先にお話ししたように、XLKはハイテク系ETFの中では分配金利回りが高めで、1%を超えています。
2019年の分配金実績は1.059ドルでした。
上のグラフは1999年からの分配金実績を年度毎にまとめました。
2007年度以降、XLKの分配金利回りは増配傾向です。
攻め攻めETF、XLK
XLKはアップルやマイクロソフトへ攻め、攻めのETFです。
個人的には、XLKより直接マイクロソフトやアップルへ投資する方がよいと思います。
4割近くも占めているのならば、マイクロソフトやアップルの影響を受けることは必至であり、ETFの良さである分散力にやや欠けるかなという気がするからです。
ビザやマスターカードへ投資できる点と分配金利回りが高めである点に魅力を感じる投資家さんにはよいかもしれません。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
最高のフィナーレを。
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