VTIの配当金って、いくらもらえるん?
配当利回りもどれくらいなんやろ…?
値動きに気を取られて、配当金はあまり気にしてへんかったなぁ。
どれくらいやろ?
いつも一生懸命なあなたへ。ヒヨッコ投資家 こか(@cocablog)です。
VTIといえば、値上がりを期待して買う方も多いと思います。
しかし、VTIの配当金はいくらなのか(高配当株の多い米国株のことだから、配当金も期待できそう?!)もつい気になるところ。
3か月に1回受け取れる配当金も、米国株投資の醍醐味ですものね!
さて、今回のブログは、VTIの配当金と配当利回りについてまとめました。
2011〜2022年12月までのVTIの配当金と配当利回りを一覧にし、配当金の受け取りシミュレーションもしています。
本日もぜひ最後までご覧ください。
【2023年12月】VTIの配当金はいくら?
直近(2023年12月)に支払われた配当金は1.0017ドルでした。
ちなみに、2023年の配当実績は以下のとおりです。
月度 | 配当金 |
---|---|
3月度 | 0.7862 |
6月度 | 0.8265 |
9月度 | 0.7984 |
12月度 | 1.0017 |
VTIの配当金と配当利回りについて
VTIの配当金と配当利回りについて、まとめます。
VTIの配当利回りは2%前後で推移していましたが、2020年あたりから株高の影響もあり、1.2〜1.4%程度となっています。
VTIの配当金と配当利回りの推移(2011〜2023年12月)
VTIの配当金と配当利回りを表にまとめるよ!
2011〜2023年12月のVTIの配当金を一覧にしました。
年 度 | 配 当 金 | 利 回 り | 年 度 末 株 価 |
---|---|---|---|
2011年 | 1.233ドル | 1.918% | 64.3ドル |
2012年 | 1.563ドル | 2.171% | 71.98ドル |
2013年 | 1.673ドル | 1.751% | 95.57ドル |
2014年 | 1.869ドル | 1.746% | 107.06ドル |
2015年 | 2.067ドル | 2.185% | 94.61ドル |
2016年 | 2.215ドル | 2.095% | 105.71ドル |
2017年 | 2.343ドル | 1.829% | 128.13ドル |
2018年 | 2.604ドル | 2.165% | 120.28ドル |
2019年 | 2.905ドル | 1.836% | 158.25ドル |
2020年 | 2.770ドル | 1.430% | 193.75ドル |
2021年 | 2.930ドル | 1.214% | 241.44ドル |
2022年 | 3.1833ドル | 1.66% | 191.26ドル |
2023年 | 3.4128ドル | 1.439% | 237.22ドル |
VTIってめちゃめちゃ高利回りってわけでもないんやな〜
5%以上の配当利回りの米国株もあるため、VTIの配当利回りは「普通」だと思います。
配当金生活をするには心もとなく(元本にもよりますが)、高配当株投資家さんが飛びつくほどの利回りでもないように感じられます。
とは言えど、配当金を出さないETFもある中、定期的に1〜2%の配当金が出るVTIはまずまずではないでしょうか。
キャピタルも狙えて、定期的に配当金が出て、バランス感覚に優れたETFかな、と。
だから、わたしは毎月コツコツとVTIを買い増ししています!
配当金と配当利回りの算出について
配当金と利回りは、Vanguard公式サイトとDividend.comを参考にし、以下の方法で算出しました。
10万円投資したら、いくら配当金がもらえる?
配当利回りを聞いても、ピンと来ないやん?
実際に数字をあてはめて、考えてみよ!
VTIへ約10万円投資したら、いくら配当金がもらえるかシミュレーションしてみますね。
上記の仮定の場合、VTIを5株買い付けることができ、投資額は日本円で96,875円です。
VTIを5株買った場合、2021年の1年間の受取配当金は14.65ドル(税引前)でした。
つまり、2020年12月31日の終値でVTIを5株買った場合、14.65ドルの配当金を受け取ることができます。(税金や手数料等は考慮しない)
1ドル=100円で単純計算しちゃうと、2020年末にVTIへ約10万円 投資した場合、翌2021年には1,465円の配当金を受け取れたことになります。
株価の値上がりに加え、1.5%ほどの配当金がもらえたら、決して悪くない投資だと思います。
もちろんリスクはありますが、株価上昇と配当金の両方が狙えるのが米国株投資の醍醐味だとあらためて感じますね。
ぶっちゃけ、VTIは高配当ではない
VTIの配当利回り1%か〜
やっぱり、高配当ではないなぁ。
ほかのETFや銘柄と比較すると、VTIはけっして高配当株ではありません。
高配当株のETFに投資したいならば、VTIと同じバンガードのVYMはいかがでしょうか。
高配当株ETFに投資したいならば、VYMを
VYMは、ローコストで運用できる高配当株ETFです。
配当利回りは2〜3%ほどであり、VTIより配当利回りが高いです。
また、VYMの組入銘柄を見ると、JPモルガンやホームデポ、ジョンソン&ジョンソンなど大型株中心に投資しており、値動きの激しさに悩まされることなく保有できるのではないかと思われます。
わたしはSPYDを保有していますが、「VYMにしておけばよかった…」と後悔したこともありました。
VYMについては、【米国株】金利が上がってきた時に投資する銘柄【VYM】でまとめていますので、よかったらご覧ください。
また、VYMの配当利回りについては、【VYM】利回り3%!配当金と配当金利回りの推移でまとめています。
併せて、ご覧くださいませ。
VTIは値上がり益×定期的な配当金が魅力の商品
先日、VTIからの配当金が100ドルを超えたことが嬉しく、下記のツイートをしました。
わーーーい(⁎˃ᴗ˂⁎)$VTI から109ドルの配当が入りました🙌✨
— こか🌈平凡ちゃんのコツコツ米国株 (@cocablog) January 5, 2022
100ドル超えると、ありがたみが増しますね😊💓
3年間で300万円近く投資して、ようやく100ドルを超える配当金です。
ひょっとしたら、「配当金、少ないなぁ」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
VTIは高配当ではありませんが、元本部分の強い値上がりに加え、きっちりと配当金も出してくれるため、バランスよく投資できる商品です。
これからもVTIをコツコツと積み上げます!
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
最高のフィナーレを。
配当金をもらうためには「この日までに買う」が大事です!スケジュールはこちらの記事で↓↓
「もう少し利回りの高い商品がよいな!」という方は、VYMも検討してみてはいかがでしょう?
VYMの配当利回りについては以下の記事でチェック↓↓
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