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【VTV】もうハイテクは終わりなの?米国大型バリュー株へ投資するETFをご紹介します

最近、バリュー株が上がってきた!

みなさん、こんにちは。ヒヨッコ投資家 こか(@cocablog)です。

 

今回のブログは、VTV(バンガード・米国バリューETF)についてご紹介します。

 

さて、先日、バンガード社のMarket perspectivesに、10年間リターンの予測が出ていました。

バンガード社による今後10年の予測(株式)

 

バンガードの予測によると、今後10年間でアツイのはグロース株ではなく、バリュー株とのことです。

 

2020年11月の大統領選挙でバイデン氏の当選が確実になってから、相場の流れが変わりました。

今まで買われていたハイテク銘柄でなく、割安で放置されていたバリュー株に資金が流れるようになったのです。

ハイテクの時代は終わりや!

バリュー株投資をするならば、VTVも一考の価値アリではないでしょうか。

本記事では、VTVの概要を説明しつつ、VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)との比較もします。

 

本日もぜひ最後までご覧ください。

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VTVは米国の大型バリュー株に投資できるETF

VTV(バンガード・米国バリューETF)は、米国の大型バリュー株へ投資するETFです。

VTIやVOOでおなじみのバンガード社のETFで、経費率の安さはバツグンですね。

 

VTVの概要

VTVの概要をまとめます。

 

VTV
バンガード・米国バリューETF
設定日 2004/01/26
純資産額 140.2億ドル
経費率 0.04%
構成銘柄数 355銘柄
分配金利回り 3.08%(3・6・9・12月)
連動指数 CRSP USラージキャップ・バリュー・インデックス
2022年1月16日現在

銘柄数は300を超えており、しっかりと銘柄が分散されていますね。

 

VTVの分配金利回り

VTVの分配金利回りをご紹介します。(DIvidend.comより引用)

VTVはバリュー株ばかりを集めているため、分配金利回りはやや高めです。

高配当ETFといえば、VYMや。

VTVとVYMの分配金を比べるで!

 

分配金利回り比較(2022年1月16日現在)
  • VTV:2.40%
  • VYM:3.26%
  • VOO:1.42%

 

VTVの分配金利回りは、VYMとVOOの中間くらいですね。

ETFで2%を超えており、VTVの分配金利回りは悪くない水準だと思います。

 

VYMにご興味がある方は、こちらの記事を見てね↓↓↓

 

VTV構成銘柄(2021/12/31現在)

VTVの構成銘柄の組入上位10銘柄をまとめます。

 

銘柄名ティッカー割合
1Berkshire Hathaway Inc. Class BBRK.B2.85%
2UnitedHealth Group Inc.UNH2.58%
3JPMorgan Chase & Co.JPM2.55%
4Johnson & JohnsonJNJ2.45%
5Procter & Gamble Co.PG2.16%
6Pfizer Inc.PFE1.81%
7Bank of America Corp.BAC1.69%
8Broadcom Inc.AVGO1.42%
9Exxon Mobil Corp.XOM1.41%
10Abbott LaboratoriesABT1.36%
2021年12月31日現在

 

VTIやVOOとは全然違う銘柄が組み入れられてる!

 

  • ヘルスケアセクター
  • 金融セクター

を多く含んでおり、VTVはディフェンシブなポートフォリオと印象を受けます。

 

VTVチャート

VTVのリアルタイムチャートです。

 

VTVとVYM、VOOのトータルリターン比較

リアルタイムチャートだと、動いちゃうから、ちょっとわかりづらいですよね。

2010年〜2021年までのVTV、VYM、VOOの分配金込みのトータルリターンを比較します。(引用:ETFreplay.com

 

 

2020年4月以降、コロナ禍でインタネット関連銘柄に資金が流れたため、VOOが大きく伸びています。

だいたい、読者のみなさまの予想通りですね。

 

注目すべきは、VTVとVYMの動きです。

VTVとVYMの株価は非常に似た動きをしています。

組入銘柄が似てるからか?

 

ETF Research CenterのFund Overlapで調べると、VTVとVYMは64%もの銘柄が重複しています。(時価総額ベース)

銘柄重複が多いため、VTVとVYMのパフォーマンスは似ているのでしょう。

 

個人的には、VTVとVYMの両方を保有しても分散性が低くなっちゃうな…と思います。

 

以下のとおり、ざっくりとまとめました。

 

  • バリュー株メインで投資したい→VTV
  • 高配当株メインで投資したい→VYM

 

VTVとVYMはどちらか一方でよいかなと思います。

 

VTVでバリュー株相場に備える

米国の大型バリュー株へ投資するVTVをご紹介しました。

 

バリュー、高配当とグロースはよく比較されますが、まったく別の魅力を持つ投資対象です。

グロース派の人から見たら、「いくら配当利回りがよくても、いつ市場評価が上がるかわからないバリュー株投資は辛気くさい」と感じるかもしれません。

 

今後のバリュー株の行末は、どれだけの資金が流入するかにも依存しているのではないでしょうか。

企業の価値を反映しているのが株価と言えど、人気がなければ買われないし、株価は上がりません。

 

バリュー株相場が到来するかどうかはわかりかねますが、バリュー株相場へ備えとしてVTVを検討しても悪くないと思います。

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

最高のフィナーレを。

 

今回の記事で比較したVYMについては、こちら!!

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