わたしはSPYDを保有中です。
PFFを持ってる人も多いよね?
どっちがいいのかな?
みなさん、こんにちは。ヒヨッコ投資家 こかです。
先日、SPYDを買いました。
Twitterでフォロワーさんとやりとりをしていると、PFFの話題に。
PFFもいいですよね〜
わたしも気になってますが、今のところはSPYDの積み増しでいきます(๑•̀‧̫•́๑)
SPYDは配当利回りがやっぱり優秀なんですよねぇ✨— ヒヨッコ投資家こか🌈長期コツコツ投資 (@cocablog) February 15, 2020
今回の記事では、PFFとSPYDをチャートを使って比較します。
保有中ということもあってわたしはSPYDがよいかと思いますが、SPYDとPFFは似て非なるモノ。
価値観により意見が分かれそうです。
SPYDとPFFはどちらがいい?
SPYD(S&P500高配当株式ETF)・PFF(iシェアーズ優先株式&インカム証券ETF)は配当利回りの良さが魅力の株式ETFです。
2020年2月16日現在の配当利回りは以下のとおりです(Dividend.comより)
- SPYD配当利回り:5.03%
- PFF配当利回り:5.14%
またPFFは毎月配当金が支払われる点が特徴的で、人気の理由の一つのようです。
SPYDとPFFどっちがいいのかな??
配当利回りはPFF
SPYDとPFFの配当利回りを比較しました。
青:SPYD /オレンジ:PFF
PFFの方が配当利回りは優勢で、SPYDがPFFの配当利回りを上回った年がありません。
SPYDの配当利回りは4.42%、PFFは5.23%です。
配当利回りを重視するならばPFFの方が良さそうです。
トータルリターンはSPYD
次にSPYDとPFFの配当金込みのトータルリターンを比較しました。(2015年12〜2020年2月)
緑:SPYD /青:PFF
配当金込みのトータルリターンでは、SPYDがPFFを上回っています。
PFFは約20%増ですが、SPYDは約60%増です。
同程度の配当利回りであっても、株価変動を含めたリターンはSPYDの方が優秀です。
同じ期間保有していれば、SPYDの方が投資リターンは大きかったと言えるでしょう。
ボラティリティの大きさの違い
トータルリターンの差はSPYDとPFFのボラティリティの違いにありました。
SPYDのボラティリティが12.3%に対して、PFFは5.1%です。
2倍以上の差がありますね。
SPYDとPFFは組み入れている株式が異なるため、値動きにも差が生じます。
PFF組入内容:優先株式・ハイブリッド証券
SPYDの方が優秀?
トータルリターンで見たらSPYDの方が優れてるし、SPYDの方がええ。
多くの投資家はSPYDの方を選ぶと思います。
しかし、投資家すべてがトータルリターンが大きいを好むわけではありません。
- 高配当株は魅力的だけれど、株価変動は避けたい。
- 株価は上がらなくていいから、安定的に運用したい。
株価の動きが少ないことを好む投資家から見れば、「SPYDは配当利回りが高くても、落ち着いて持っていられないから嫌」と考えるかもしれません。
見る立場を変えてみると、リスク許容度も変わり、リターンが大きければ良いってものではありません。
SPYD、PFFは投資家により判断が異なる
「リターンが大きい方がよい」けれども、「リスクを取ることには抵抗がある」と考える人もいます。
安定した株価の動きを好む人にはPFFの方がよさそうです。
株価変動のリスクが受け入れられる人にはSPYDの方がリターンが大きいですね。
単純に数字の比較だけするとリターンが大きい方に惹かれますが、リスク耐性は投資家それぞれです。
リターンの大きい商品に安易に飛びつかず、「リターンは大きいけれど、コレってホントに受け入れられる?」と自問自答した上で投資すること。
ごく当たり前のことですが、強気相場ではつい見落としがちなポイントです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
最高のフィナーレを。
SPYDについての関連記事はこちら▼
コメント