タカラレーベン・インフラ投資法人から分配金が入った!
インフラファンドってやつ?
それってええん?
いつも一生懸命なあなたへ。ヒヨッコ投資家 こか(@cocablog)です。
10万円前後で買える、配当利回りのいい商品ないかな?
東証に上場しているインフラファンドはどうでしょうか。
インフラファンドは高い分配金が魅力で、インフラ設備(再生可能エネルギー設備)からの収益を分配しています。
現在7銘柄上場しており、1口10万円前後で買えます。
今回のブログは、インフラファンドについてお話しします。
本日もぜひ最後までご覧ください。
インフラファンドはどんな投資家におすすめか?
インフラファンドをおすすめする投資家さんタイプをまとめます。
インフラファンドの大きな特徴は、配当利回りが高い(5〜6%)ことです。
わたしは、タカラレーベン・インフラ投資法人を11万円ほどで購入し、3400円の分配金(半期分)を受け取りました。
REITよりも配当利回りが高いですね。
また、再生可能エネルギーの発電設備へ投資しているため、話題のESG投資ができます。
インフラファンドって、なんですか?
そもそも、インフラファンドってなんや?
現在、東証に上場しているインフラファンドは7銘柄あり、すべて「再生可能エネルギー発電設備」へ投資しています。
インフラファンド一覧(2022年3月現在)
2022年3月現在のインフラファンドを一覧にまとめます。
上場日 | 銘柄名 | コード | 決算期 | 発電所地域 | 発電所数 |
---|---|---|---|---|---|
2016/06/02 | タカラレーベン・インフラ投資法人 | 9281 | 5月末・11月末 | 全国 | 42 |
2016/12/01 | いちごグリーンインフラ投資法人 | 9282 | 6月末 | 全国 | 15 |
2017/03/29 | 日本再生可能エネルギーインフラ投資法人 | 9283 | 1月末・7月末 | 全国 | 55 |
2017/10/30 | カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人 | 9284 | 6月末・12月末 | 全国 | 25 |
2018/09/27 | 東京インフラ・エネルギー投資法人 | 9285 | 6月末・12月末 | 全国 | 11 |
2019/02/13 | エネクス・インフラ投資法人 | 9286 | 5月末・11月末 | 茨城〜長崎 | 8 |
2020/02/20 | ジャパン・インフラファンド投資法人 | 9287 | 5月末・11月末 | 福島〜兵庫 | 36 |
まだまだ歴史が浅く、認知度は低めです。
「インフラファンドの何がいいのか?」と思う方も多いはず。
わたしが魅力に感じた点をお話ししますね。
メリット3つ
インフラファンドのメリットは以下の3点です。
配当利回りが高い
インフラファンドの配当利回りは高く、5〜6%です。
わたしが保有しているタカラレーベン・インフラ投資法人の配当利回りは、5%強です。
1口11万円程度買え、年間6,000円ほどの配当金を受け取れます。
収益が安定している
高い配当金の収益源は何なん?
配当金の収益源は、売電収入です。
電力の固定価格買取制度(FIT)により、安定した収益が見込めると言われています。
電力の固定価格買取制度??
いちごグリーンインフラ投資法人のHPより、固定買取価格制度の図を引用します。
でも、売電価格って年々下がっていくんちゃうん?
電力の買取価格は、年によって異なります。
たとえば、2021年度は1kWhあたり19円、2022年度は17円(10kW未満の場合)です。(経済産業省より)
しかし、電力の買取価格の下落は最初からわかっていたことなので、インフラファンド収益への影響は限定されています。
ESG投資ができる
ESG投資ができる点も、インフラファンド投資の注目すべき点ですね。
従来の企業業績のみで判断・投資するのではなく、最近、ESGの観点から投資する機関投資家も増えています。
個人的には、ESG投資はよい流れだなあと感じています。
インフラファンドの市場規模はまだ小さいですが、ESG投資に目をつけた機関投資家が参入する可能性もゼロではないなぁと思います。
関連記事
ちなみに、米国にESG投資関係のETFがあります。
SUSA(iシェアーズ MSCI 米国 ESG セレクト ETF)です。
過去に当ブログでもご紹介していますので、よかったらご覧くださいませ。
デメリット4つと対策
インフラファンドのデメリットと対策をまとめます。
電力の固定価格買取制度は期限がある
電力の固定価格買取制度(FIT)は期限があります。
期限は20年です。
20年って長いような、短いような…
う〜ん。
固定価格買取制度(FIT)という、法律上の制度に支えられていることはメリットであり、デメリットでもあるんですね。
各設備もFIT終了後の収益計画を考えているでしょうが、まだ見通しが立ちません。
インフラファンドへ投資する際は「30年持つぞ!」と超長期での保有ではなく、「10年持てば十分かな」など中長期での投資がよいのではないでしょうか。
災害リスク
日本は地震の多い国なので、インフラファンドは災害リスクに晒されています。
リートも同様ですね。
国内の設備へ投資する以上、災害リスクは避けられません。
幅広い地域に設備を保有しているファンドへ投資することで、災害リスクを軽減させられると思います。
インフラファンド一覧に、発電所地域も書いてるから、参考にしてな。
金利上昇リスク
インフラファンドは借入金が多いです。
金利が上昇したとき、変動金利で借り入れていると、借入金利が利益を圧迫してしまいます。
金利上昇リスクを避けるため、固定金利での借入を行なっているファンド(もしくは変動金利との併用)を選ぶようにしています。
出来高が少ない
出来高も大切な投資判断ポイントです!
機関投資家が参入していないため、インフラファンドの銘柄は出来高が少ないです。
インフラファンドへ投資するならば、出来高が多い銘柄へ投資することをおすすめします。
インフラファンドに限らず、「売りたいときに売れない」と流動性の低さはリスクだと考えています。
自分の意思で現金化できない資産は、もはや「自分の資産」とは言えません。
インフラファンドに賢く投資する方法
わたしもインフラファンドに投資しています。
出来高の少なさやFITの期限が気になるため、以下の2点に注意して、投資しています。
現時点ではまだまだ認知度が低く、出来高が少ないです。
「売りたいときに売れない!」が最も困るので、資金を集中させていません。
また、電力の固定買取制度の行く末が気になるため、10年以内の売却を考えています。
インフラファンドは認知度が低いですが、将来性も期待できる投資先だと思います。
ESG的な流れが止まることはないでしょうし。
今はまだ1口のみですが、30〜50万円程度ならばインフラファンドへ投資してみようかと検討中です。
ぜひ、一度、インフラファンドでの投資を検討してみてください。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
最高のフィナーレを。
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