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日経連続増配株指数とは?投資できるETFや投資信託はあるの?

日経連続増配株指数ができたな

その指数に投資できるETFや投信はあるん?

いつも一生懸命なあなたへ。ヒヨッコ投資家 こか(@cocablog)です。

2023年6月、「日経連続増配株指数」の算定が始まりました!

「え?!連続増配?つまり、将来の高配当株?」と高配当株投資家さんの興味をそそる指数ですね。

日経連続増配株指数へ投資できるETFはありませんが、投資信託ではiFreeNEXT 日経連続増配株指数があります(2024年4月現在)

今回のブログは、「日経連続増配株指数」についてお話しします。

本日もぜひ最後までご覧ください。

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日経連続増配株指数とは

「日経連続増配株指数」とは、2023年6月30日から日本経済新聞社により算出されている株価指数です。

連続増配を切り口にしています。

同時に、「日経累進高配当株指数」の算出も発表されました。

日経連続増配株指数の特徴5つ

日経連続増配株指数の特徴を5つまとめます。

日経連続増配株指数の特徴
  • 対象銘柄:国内証券取引所上場の全上場銘柄
  • 構成銘柄:上限70銘柄。実績ベースの増配を原則10年以上続ける銘柄のうち、連続増配年数の上位から順に採用。
  • 見直し:年1回。毎年6月
  • 算出方法:時価総額ウェート方式(日次終値ベース)各銘柄のウェート上限は5%
  • 基点:2010年6月末を基点(10,000)として遡求算出

構成銘柄について

上場してる全銘柄って幅広いな

「割と幅広く集計するんやな〜」と思いましたが、ランキング対象外の銘柄もあります。

ランキング対象外銘柄
  1. 基準日時点で、前3月期までの決算が未発表の銘柄
  2. 対象銘柄のうち、時価総額順で下位40%に該当する銘柄
  3. 基準日の直前3か月に売買が成立しない日があった銘柄
  4. 連続増配回数が10回未満の銘柄

国内で10年連続増配している銘柄という条件に加え、時価総額などの縛りもあるため、割と限定されるのかな?という印象。

ちなみに、ランキング対象が70銘柄未満の場合、ランキング対象となった銘柄のみが投資対象とされます。

詳細は以下の資料もご覧ください。

「日経連続増配株指数」「日経累進高配当株指数」の公表開始について

「日経連続増配株指数」算出要領

日経連続増配株指数の組入銘柄

日経連続増配株指数の組入銘柄(上位10銘柄)をご紹介します。

銘柄コード銘柄名
14452花王
27466SPK
38593三菱HCキャピタル
48566リコーリース
54732ユー・エス・エス
64967小林製薬
79058トランコム
89433KDDI
99436沖縄セルラー電話
109989サンドラッグ
2023年6月時点

銘柄を見ると「あぁ、確かに配当金で有名な企業だな〜」と思わせる銘柄群が並びます。

証券会社時代のお客さんが購入されていた銘柄もチラホラあり、懐かしい気持ちになりました。

株価の下落耐性はありますが、ガッと株価が上がるような成長銘柄は少ない印象ですね。

日経連続増配株指数に投資できるETFや投資信託はあるの?

2024年4月時点では、iFreeNEXT 日経連続増配株指数が日経連続増配株指数に連動する投資信託です。

iFreeNEXT 日経連続増配株指数の詳細を見てみましょう。

iFreeNEXT 日経連続増配株指数

iFreeNEXT 日経連続増配株指数ファンドの概要です。

iFreeNEXT 日経連続増配株指数
(資産成長型)
設定日2023/11/22
純資産5.43億円
コスト0.451%
NISA成長投資枠
運用会社大和投資信託
資産成長型のほか、年4回決算型もあり
2024/04/05時点

連続増配株ファンドの魅力は、景気に左右されない底堅い価額推移ですね。

増配できる体力を持つ企業群があつまっているからね

しかし、裏返せば大きな値上がりは期待できない可能性も。

株価の下落局面で耐性が発揮される商品かと思います。

2種類の分配タイプがある

iFreeNEXT 日経連続増配株指数は2種類の分配タイプがあります。

資産成長型年4回決算型です。

資産成長型
年4回決算型
  • 決算日:毎年4/21・10/21
  • 得託財産の成長に資することを原則とし、配当等収益の中から基準価額の水準等を勘案して分配金額が決定される。(配当等収益が少額の場合には、分配を行なわないことがある)
  • 決算日:毎年1/21・4/21・7/21・10/21
  • 原則として、経費控除後の配当等収益等を中心に分配することをめざす(分配対象額が少額の場合には、分配を行なわないことがある)

個人的には、資産成長型がよいかと思います。

【近似】S&P/JPX 配当貴族指数

日経連続増配株と似たような商品はないん?

S&P/JPX 配当貴族指数は聞いたことがありますか?

S&P/JPX 配当貴族指数は日経連続増配株指数と似ています。

S&P/JPX 配当貴族指数

S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスと日本証券取引所グループ(JPX)が共同で算出する指数で、東証株価指数(TOPIX)構成銘柄のうち、過去10年以上毎年増配または安定した配当を維持している銘柄を対象とする株価指数。

銘柄選定の際は、配当の継続可能性(配当性向がプラスで配当利回り10%以下)も考慮され、配当利回りの高い順に40~50銘柄が選ばれる。

指数の基準日である2006年7月31日の基準値を100として、2015年12月21日から算出されている。

野村證券

ただし、S&P/JPX 配当貴族指数は「配当利回り」も考慮されるため、日経連続増配株指数とは異なる銘柄群です。

連続増配銘柄が配当利回り順に並んでいる感じ。

組み入れ銘柄トップはジャフコグループ(配当利回り8.1%)です。

S&P/JPX 配当貴族指数に投資できる商品

S&P/JPX 配当貴族指数に投資できる商品は?

S&P/JPX 配当貴族指数に連動している商品があります。

こちらも財務の健全性や収益の安定性は高いでしょうね(銘柄にもよるでしょうが、全体的に。)

下げ相場での耐性もあるでしょうし、静かに底堅く推移してくれる商品かなという印象。

ただ、金銭的にも管理面でも、余裕がないため…直近での投資予定ありません。

個人的には、単純な高配当株ファンドより好印象です。

日経連続増配株指数の今後に注目したい

日経連続増配株指数は算定が始まったばかりの指数で、今後の商品展開が期待されます。

「株価が一定で推移すれば」との条件付きですが、将来の高配当株との見方もできますね。

再度、日経連続増配株指数の特徴をまとめます。

日経連続増配株指数の特徴
  • 対象銘柄:国内証券取引所上場の全上場銘柄
  • 構成銘柄:上限70銘柄。実績ベースの増配を原則10年以上続ける銘柄のうち、連続増配年数の上位から順に採用。
  • 見直し:年1回。毎年6月
  • 算出方法:時価総額ウェート方式(日次終値ベース)各銘柄のウェート上限は5%
  • 基点:2010年6月末を基点(10,000)として遡求算出

安定性・健全性が高く、手堅い銘柄がスクリーニングされており、注目したい指数。

わたしは米国株中心で投資していますが、日本株もまだまだ捨てたもんじゃないと思っています。

日本株もおもろいで

新NISAを使って長期運用する人もいそうな感じ。

高配当株を探す際の参考にもなりそうです。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

最高のフィナーレを。

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