まずは全世界株式から投資を始めるって人多いと思うんやけど、「全世界株式だけ」でいいと思う?
悪くないと思う。
でも、かー坊は全世界株式だけやと満足できひん。
いつも一生懸命なあなたへ。ヒヨッコ投資家 こかです。
全世界株式でつみたてNISAデビューして、「このまま、全世界株式だけでいいのか」とお問い合わせをいただきます。
「全世界株式で大満足!」という方もいれば、「全世界株式だけじゃ物足りない!」という方もいるでしょう。
「全世界株式だけでもよいのでは?」と思いますが、結局は投資しているご本人の価値観次第なんです。
今回のブログは、「全世界株式だけに投資するのでよいか、どうか」についてお話しします。
本日もぜひ最後までご覧ください。
全世界株式だけでよいかどうかは、その人次第
全世界株式でよいかどうかは、その人次第です。
投資商品と言えど、モノを買う行為は、買う人の価値観やセンスと直結しているから、他人が判断できるものではないと思っています。
でも、判断するお手伝いくらいは、わたしにもできるはず。
では、「自分は全世界株式だけでいいかな、どうかな…」と迷ったとき、全世界株式だけに投資するメリットとデメリットを整理してみませんか。
全世界株式だけに投資するメリットとデメリットを整理する
全世界株式のメリットをメリットと感じるか、デメリットをデメリットと感じるかかどうかが、「全世界株式だけでよいのか」の回答だと思います。
さて、全世界株式だけに投資するメリット、デメリットを整理してみます。
「始めやすい」が最大のメリットだと思う
個人的に「始めやすい」は、全世界株式投資の最大のメリットだと思います。
分散力が高く、平均点を取りにいけるところが、「全世界株式って、投資初心者さんでも始めやすいよね」と感じさせてくれるポイント。
たとえば、「サッカークラブに入るなら、将来はW杯に出なさい!」と言われたら、サッカーを始めるのを躊躇しちゃうけど、「まずは半年以内に試合に出られるようにしようね」だったら、サッカーを始めるのも楽しいはず。
全世界株式投資も同じで、「年率20%のリターンを狙いましょう」ではなく、「年間4〜5%程度のリターンで、ゆっくりと資産を大きくしましょう」だから、投資の第一歩としては最適なのだと思います。
ちょっと視点を変えてみましょう
一方、「平均点な投資なんて物足りない!自分はもっと増やしたい」と感じる人がいたとします。
そんな人にとっては、全世界株式には満足できないでしょう。
貪欲にリターンを求めるならば、全世界株式だけが正解とは言い切れません。
繰り返しになりますが、「全世界株式だけでいいか」の問いに対しては、「あなた次第」が模範回答になるのではないでしょうか。
逆に問う、「全世界株式だけでは物足りませんか」
「全世界株式だけではダメでしょうか」と尋ねられた時、「全世界株式だけでは物足りませんか」と質問返ししたくなります。
もし、不満があれば、理想と現実に何かしらギャップがあるということ。
「全世界株式だけでよいか」を「理想と現実のギャップを埋められるのが全世界株式なのか、否か」という問いに変えてみませんか。
全世界株式投資に不足しているものはありますか
全世界株式だけに投資してて、どんなことを不満と感じるやろ?
全世界株式だけに投資していて、リターンが足りないなと思えば、もう少しリスクを取った投資が必要ですよね。
投資対象を見直すこととなるはずです。
1銘柄だけに投資しているのが物足りないと感じれば、他の銘柄や金融商品にも視野を広げてみればよいし、つみたてNISAの金額だけでは不足だと思うならば、増額したり、翌年度からNISAを利用したりすればよいと思います。
「全世界株式だけでいいのか」→「全世界株式だけだと物足りないのか」と質問を深掘りし、自分の理想とのギャップを埋めていけば、自分の投資スタイルや趣向を発見する手がかりとなるはずです。
答えは、あなたの中から見つかると思うよ。
「全世界株式だけでいいのか」と悩むあなたへ
全世界株式だけでよいのかどうか迷ったとき、まずは全世界株式へ投資するメリット・デメリットを整理してみてください。
全世界株式へ投資するメリットに魅力を感じなくなってきたら、そろそろ他の投資も視野に入れるときかもしれません。
世間の正解があなたの正解とは限りません。
投資って、みんな違って、みんないいんです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
最高のフィナーレを。
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コメント
先進国にすると日本の様な衰退が濃厚な国が高比率で入りますし、後進国にすると中国のような政治的リスクの高い国が高比率で入るので、地域や国をある程度機動的に選ぶ必要がある気がしています。
とは言え少なくとも今は米国だけで問題ないように思えますし、株価のトレンドは徐々に変わるので他の国が良くなってきてから乗り換えるのでも十分なのではないでしょうか???
その様なニーズに答えるETFは山程あるようです。
地域
https://etfdb.com/etfs/region/
国別
https://etfdb.com/etfs/country/