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70%ものアクティブ型投信がインデックスに負けている残念な事実

どんどん新商品が発売されるアクティブ型投信。
「これこそは!」と思う商品に出会えたことはありますか。

みなさん、こんにちわ。
ヒヨッコ投資家 こかです。

金融業界ではどんどんと新しい投資信託が販売されます。

証券会社や銀行の窓口で勧められて買ったものの、パフォーマンスが芳しくない投資信託もちらほら…。

金融レポート(発表:金融庁)では「パフォーマンスの良いアクティブ運用投資信託は少ない」とはっきり書かれていました。
残念ながら、インデックスに勝るアクティブ運用投資信託は数少ないようです。

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平成28事務年度 金融レポートより

金融レポートは、金融庁が公表しているレポートです。
本文は長いですが、「ポイント」のPDFはコンパクトにまとめられています。

アクティブ運用投資信託のリターン

アクティブ運用投資信託の信託報酬とリターンを表した分布図です。

緑のラインがインデックス(日経225)です。

Point2017−2

  • 国内株式アクティブ運用投資信託全体のうち、 約71%がインデックスのリターンを下回る。(金融レポートより)
  • 信託報酬が2%近い投資信託がある。

信託報酬の高さに見合った運用成績が上げられていない投資信託の多さ。
健全な投資商品とは言いがたく、問題です。

また、信託報酬が2%も発生しているのに、マイナスリターンの投資信託もあります。

日本とアメリカの比較

日本とアメリカの投資信託のリスク・リターンを比較した分布図です。

Point2017

  • アメリカは低リスクでリターンを上げている投資信託が多い中、日本はリスクに見合ったリターンが得られる投資信託が少ない。

 

アメリカでは低リスクで、個人の長期的な資産形成の一旦を担うような投資信託が多いです。

一方、日本はまだまだ投資については発展途上のようです。
金融機関の販売体制のみでなく、個人投資家の意識・知識も影響していると思われます。

リスクがグラフの天井につきそうなものもあります。

「よくわからないけれど勧められるままに買いました」だと、得をするのは金融機関で、損をするのは自分です。

ボーグルに学ぶ

株式投資で成功する戦略とは、アメリカの上場企業の株式すべてを極めて低いコストで保有することである。(「インデックス投資は勝者のゲーム」 ジョン・C・ボーグル)

早期償還をしたり、塩漬け状態になっていたりする現場を見てきたため、私はアクティブ型投資信託には懐疑的です。

投資経験・価値観にもよりますが、ボーグルの言葉とお低コストの金融資産が長期の資産形成には役立つと思います。

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ボーグルの言葉を借りれば「感情と費用が株式投資家の二つの敵」
セルフコントロールとコストコントロールは投資において重要なことですね。

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こか

アラフォー女性投資家。新卒で証券会社へ入社。転職後の2007年より投資をスタート、2019年に米国株投資を始める。はじめは失敗だらけの投資人生だったが、コツコツ投資に切りかえ、2024年に資産3,000万円に到達!お金や労働の不安が軽くなりつつある。次の目標は資産1億円。

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