
たまにSNSで見る、車のメーターみたいな指数って何なん?

赤と緑のFear&Greed Indexのこと?
みなさん、こんにちわ。ヒヨッコ投資家 こか(@cocablog)です。
スピードメーターのような、株式指標を見かけることはありませんか。
「Fear&Greed Index(フィアー&グリードインデックス)」と呼ばれる株式の指標で、相場の過熱感を示しています。
直訳すると、「恐怖と強欲の指数」です。
今回の記事は、「Fear&Greed Index」の指標の解説と数字の見方をお話しします。
本日もぜひ最後までご覧ください。
Fear&Greed Indexとは

Fear&Greed Indexは、投資家の心理状態を示す指数です。
CNN Businessのサイトで確認できます。
Fear&Greed Indexの見方

Fear&Greed Indexって、どうやって見るん?
Fear&Greed Indexの見方をまとめます。
2022年3月6日現在のFear&Greed Indexを見ると、17(Extreme Fear)です。

Extreme Fearを直訳すると、「めっちゃビビってる」
2022年3月、米国の金利上昇懸念に加え、ウクライナ情勢で、市場参加者が弱気になっていると考えられます。
Fear&Greed IndexとS&P500チャートで答え合わせ
S&P500の動きを見て、Fear&Greed Indexの答え合わせをしてみましょう。
以下は、2021年3月〜2022年3月のS&P500のチャートです(引用:TradingView)
Fear&Greed Indexはひとつの指標に過ぎませんが、過去のチャートと照らし合わせると、株式相場は投資家心理の現れだと実感します。
Fear&Greed Indexのリンク先
CNN Businessのリンクを貼っておきます。
ご興味のある方はご覧くださいませ。
Fear & Greed Indexを構成する7つの指標
ちょっと深掘りします。
Fear&Greed Indexは、7つの指標を分析し、指数化されています。
- 株価の強さ(Stock Price Strength)
- 市場の勢い(Market Momentum)
- ジャンク債の需要(Junk Bond Demand)
- 株価の振れ幅(Stock Price Breadth)
- プットとコールオプションの取引量(Put and Call Options)
- 安全資産への需要(Safe Haven Demand)
- 相場のボラティリティ(Market Volatility)
サイトでは英語表記されていますが、わかりやすくするため日本語表記に直しました。
7つの指標を総合的に判断して、Fear & Greed Indexが導き出されています。

7つの指標を理解できなくても、Fear & Greed Indexを確認できるよ!

英語ばっかで無理…って思う人も、大丈夫や。
Fear&Greed Indexがいくつになったら買い時か?


かー坊は、「Fear & Greed Indexが20になったら、買い時や!」って思ってる。
Fear & Greed Indexの具体的な数字から判断する「買い時」は、投資家によると思います。
個人的には、Fear & Greed Index=30以下が続くようならば、弱気相場入りと判断しています。
Fear & Greed Indexが30以下が続くと、「今は上昇までの待機時間!」と考えるようにしています。
VTIやインデックス投信をコツコツと積み上げる時期かな、と思います。

Fear&Greedが下がってくると、SNSでも話題になるけれど、惑わされないで!

積立はどんな時も買ってこそ!
「ナスダックがオワコンって本当?今後は投資価値ナシなの?」でも書いたとおり、成長株は厳しい局面を迎えるかと考えていますが、長期的にはまだ投資価値があると考えています。
わたしと同じように、弱気のときこそ、競争優位性が高い銘柄に投資したい方は、オックスフォードクラブの成長株レポート(無料)をチェックしてみてください。
今後株価が上がると期待される銘柄が3つ紹介されており、投資の参考になります。

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Fear&Greed Index、たかが投資家心理と侮るな
Fear&Greed Indexは投資家心理を現す指標です。
所詮、投資家心理ですが、投資家心理で株式相場は動いています。
有名な株式相場の格言があります。
強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく
ジョン・テンプルトン(アメリカ人投資家)
株式相場は企業の価値のみでなく、投資家の心理も強く反映されています。
相場が上がり過ぎているとき、下がり過ぎている時、Fear&Greed Indexで投資家心理を確認し、投資行動の参考にしてくださいね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
最高のフィナーレを。
コメント
こかさん
久しぶりにコメントいたします。
知らなかった指標を教えていただき、感謝です。
締めの一言、変わりましたね…。某ブロガーさんと被ったから?
先行者としてクレーム入れてもいいのでは?(笑)
hashiさん
お久しぶりです!ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
Fear & Greed Indexは直感的でわかりやすい指標なので、気になったときに見ています(^^)
>締めの一言、変わりましたね…。某ブロガーさんと被ったから?
>先行者としてクレーム入れてもいいのでは?(笑)
「あぁ、見てくださってる方がいるんだなぁ」とじーんときました。
本日(1/18)の記事では、前の締めの一言に戻しました。
こかさん
コメントを拾って頂いた上に記事にも反映くださり恐縮です。
個人的に「この締めの一言はこかさんだ!」と思っているのでしっくり来て嬉しいです。
ですが…
(1)1/25の投稿だけ戻ってますよ、貫いてほしい~!(><)
(2)「こんばんわ」と「少しづつ」がおじさんには気になります(笑)。
以上、チェックが細かいフォロワーでした(^^;v
hashiさん
こんにちは。いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます♪
hashiさんのコメントをいただいてから、締めの一言を戻しました。
そして、ご指摘の1月25日の記事も直しました!
最後までお読みいただき、嬉しいです。
>「こんばんわ」と「少しづつ」
2月の記事から「こんにちは」に修正しました。
細かな点までご教授いただき、本当にありがとうございます(^^)