今回はブログ読者さまからいただいた質問をもとに書いてくよ!
お題は「VTIに投資するならETF?投信?どっち?」
かー坊はETFでVTIを買ってるで。
いつも一生懸命なあなたへ。ヒヨッコ投資家 こかです。
「米国株投資がアツイらしい!
S&P500や全米に投資するのがいいらしい!!
…で、ETFを買うのがいいの?投資信託でいいの?うぎゃーーー、わからんーーー」
米国株投資を始める際、誰もが疑問に思う「…で、ETFを買うのがいいの?投資信託でいいの?」
先日、ブログ読者さまより、「ETFかSBI・VシリーズかどちらのVTIがよいでしょうか」とご質問をいただきました。
今回のブログは、「VTIをETFで買うべきか、投信で買うべきか」についてお話しします。
わたしはETFでVTIを買っていますが、手軽に投資するならば投信もアリだと思います。
本日もぜひ最後までご覧ください。
ETF(VTI)と投資信託(楽天VTI・SVI VTI)、どっちがおすすめ?
まずはまるっと結論からいくで。
ETF(VTI)と投資信託(楽天VTI・SVI VTI)、それぞれどんな人におすすめなのかまとめます。
わたしは、VTIをETFで、NASDAQ100を投資信託で投資しています。
ETF、投資信託、それぞれによさがあるなと感じています。
米国株市場を見ながら、VTIへ投資するのもおもしろいし、一方、月に一度自動で買い付けてくれるNASDAQ100投信はめちゃくちゃラクです。
ETFと投資信託、どちらが優れてる…はナイと思います。
ETF(VTI)と投資信託(楽天VTI・SVI VTI)の比較
では、商品選びの参考のため、ETF(VTI)と投資信託(楽天VTI・SVI VTI)を比較します。
ETF | 投資信託 | |
---|---|---|
商品名 | VTI (バンガード・トータル・ ストック・マーケット) | 楽天・全米株式 インデックス・ファンド SBI・V・全米株式 インデックス・ファンド |
取引単位 | 1株〜 | 100円〜 |
購入方法 | 市場価格でリアルタイムで取引 | 毎営業日1回算出される基準価額で取引 |
通貨 | 米ドル | 日本円 |
コスト | 0.03% | 0.1%前後 |
分配金 | 米ドル/日本円で受取 自動再投資なし | 自動再投資あり |
NISA | 一般NISAのみ | 一般NISA・つみたてNISA |
比較してみたら、そこそこ違いがあるな。
投資対象は同じでも、ETFと投資信託それぞれに特徴がありますね。
市場で売買することに抵抗を感じる方もいるかもしえませんが、ETFはコストがより安い点が魅力的です。
また、若干コストは高いものの、日本円で取引できたり、金額指定で売買できたりする投資信託はより手軽に投資ができます。
では、運用のシーン別に詳しく比較してみましょう。
購入するときの違い
ETFと投資信託、それぞれ購入するときに4つの違いがあります。
ETFの購入について
ETFの場合、米国株市場で時価で購入します。成行注文も指値注文もOK
1株(約190ドル)単位で購入し、米ドルもしくは日本円で決済します。(2022年6月24日現在)
投資信託の購入について
対して、投資信託は、1日に一度決まる基準価額で取引します。
100円から購入でき、日本円で決済します。
また、一般NISAの場合、ETFも投資信託も購入できますが、つみたてNISAの場合は投資信託のみの取り扱いです。
ETFはリアルタイムで取引できるところがいいなと思うけど、投資信託の方がカンタンやね。
分配金をもらうときの違い
ETFと投資信託では、分配金の受け取り時も異なります。
ETFの分配金について
ETFからの分配金は、円貨もしくは外貨で受け取ります。分配金を再投資するときは、自分で行うこととなります。
投資信託の分配金について
投資信託の分配金は円貨で支払われ、再投資は自動です。(分配金再投資コースの場合)
分配金再投資コースを選択しなけらば、日本円で分配金が支払われます。
ETFからの分配金を貯めて再投資するのが手間やったら、投資信託の方がラクやな。
売却するときの違い
購入時同様、売却時もETFと投資信託では異なります。
取引価格の決まりかた(市場価格での取引or基準価額)については、購入時と同じです。
ETFの売却について
ETFは1株単位で売却し、売却代金は円貨もしくは外貨で受け取ります。
投資信託の売却について
投資信託は口数もしくは金額を指定して売却し、売却代金は円貨受取です。
急に資金が必要になったから、50万円分だけ売却したいようなとき。
投資信託ならば、50万円ピッタリが売却できるよ。
(税金の都合上、受取金が50万円ピッタリとは限りません)
共通点:どちらも長期投資向け
比較すると、ETFと投資信託ってそれなりに差があるなぁ。
取引方法などに違いがありますが、ETF(VTI)・投資信託(楽天VTI・SVI VTI)に共通していることは、どちらも長期投資に向いているということです。
投資対象が広く分散された「全米株式」であること、低コストで運用できることを踏まえると、ETFであろうと、投資信託であろうと、長く保有できる商品に変わりはありません。
商品選びでもっとも重要なことは、投資家のニーズ
ETF(VTI)と投資信託(楽天VTI・SVI VTI)を比較し、それぞれの商品に向いている投資家をまとめました。
もし、つみたてNISAを利用するならば投資信託一択です。
一方、米ドル資産を保有していたり、市場で取引したいと感じたりするならば、米国株市場でETFを買ってはいかがでしょうか。
信託報酬や為替などのコストの違いも大事ですが、最も重要なことは投資家自身のニーズです。
「求めてた運用スタイルと違うな」と感じることのないよう、自分のニーズを整理して商品選びをしてください。
本記事があなたの参考になれば幸いです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
最高のフィナーレを。
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