【積立投資は最強ってホント？】少額の積立投資、一括投資おすすめはどちら？

長期での積立投資が大切と言われる昨今、積立投資は本当に最強の投資法なのでしょうか。

みなさん、こんにちわ。ヒヨッコ投資家　こかです。

投資を始める際、第一のハードルが資金です。

まとまった資金があればよいけれど…。
手持ちでは投資するほどの資金がなくても、今は月々数千円、数万円から投資が可能な時代。

少額で積立投資が始められます。

「積立投資は易しくて、始めやすい！」と言われています。

積立投資なら、わたしでも始められる？

本当に大丈夫？

一括投資と積立投資を比較しながら、積立投資について検証してみます。

はじめてさんは積立投資がおすすめです

積立投資、一括投資それぞれ一長一短があり、どちらが有利かとは言い難いです。

しかし、投資はじめてさんには積立投資がおすすめです。

相場の流れに神経質になる必要がないからです。

積立投資は相場の下落局面でも買うことができる

上のグラフの青線のように、基本的に上昇相場である場合、最初に一括で投資して、資産価値が上がるのを待っておくだけでお金が増えます。

緑線のように、投資期間中に下落局面を迎える場合、下落局面でも投資できる積立投資が有利です。

投資の基本は「安く買って、高くで売る」これが鉄則ですから。

2019年の相場の場合だと、年初に一括で買い、持っておくだけでお金が増える相場です。

1月に日経平均・S&P500ともに大きく下げ、そこから基本的に上昇基調です。

お年玉で株を買って、持っておけばいい相場やね。

では、1年前の2018年から投資した場合はどうだったでしょうか。

2018年初に日経平均・S&P500に投資した場合、年末には大きくマイナスが出てしまいます。

もし、毎月少額での積立投資をしている場合ならば、相場が下げてきたときにも投資することができました。

暴落来た。

資金を一括注入や！

…なーんて、相場の流れを見て、投資判断ができる場合は一括投資が有利ですが、相場の流れを読むのが難しいはじめてさんには、高値掴みのリスクを避けるため積立投資が無難です。

けれど、買付単価が平準化されるから、大きなリターンが狙いにくくなるというデメリットもあるよ。

積立投資に潜む2つのワナ

じゃ、積立投資にしよっと。

ポチ、ポチ。

実は積立投資にもワナが潜んでいます。

ワナを詳しく見てみます。

積立投資のワナ1：買付コストが嵩む

株式や投資信託を買付する際、手数料が発生します。

何回も買ったら、その分買付コストがかかってしまうがな。

買付回数を分けるということは、買付手数料が買付回数分だけ発生してしまい、コスト負け…なんてことも！

買付手数料無料の商品や特典を利用しよう！

積立投資向けの買付手数料無料の投資信託もあります（というか、かなり増えています）。

「ノーロードファンド」と書かれているものです。

また、「NISAで株を買えば、株式買付手数料無料！」というような特典もあります。

こういったおトク制度を賢く利用して、コスパのよい投資をしましょう。

積立投資のワナ2：短期売買に不向き

積立投資は短期間での売買には不向きです。短期間ではそもそも積立できませんからね。

短期売買はドンッとまとめて購入して、短期の大きな利益を狙うもの。

大きな利益を狙うには底値で買って、天井で売り抜ける技が求められます。

FXや仮想通貨、仕手株など短期で売買するときに「積立しましょ〜」なんて言うと、「積立投資なんて辛気くさい！！」と嫌がれちゃいます。

積立投資、一括投資をまるっと！

積立投資、一括投資についてまるっとまとめます。

初心者におすすめ！と言われて積立投資を始めた人は多いのではないでしょうか。

• どうしておすすめなのか。
• 一括投資との違いはなになのか。

おすすめと言われる所以をしっかりと理解しておかないと、商品特性や投資家属性に適さない投資をしてしまう可能性があります。

間違った投資法を取ると、増えるお金も増えません。

下手したら減ります。

どんなものでも一長一短あります。デメリットも理解して、賢い投資ライフを。

文末まで読んでくれて、ありがとう。

ここまで読んでくれたあなたなら、きっと素敵な投資ができるよ。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

最高のフィナーレを。