中国のハイテク産業に投資する投信があるんやって。
中国株か。悪くないかも。
いつも一生懸命なあなたへ。ヒヨッコ投資家 こかです。
5年前、海外旅行に行ったとき、中国人観光客のデバイスもりもりスタイルに驚きました。
スマホ、タブレット、スマートウォッチ、デジカメ…。
もりもり身につけるセンスはさておき、中国のテクノロジーの発展を感じました。
「日本、あきらかに負けてるやん」と。
さて、今回のブログは、中国のテクノロジー産業に投資する「iFreeNEXT ATMX+」についてお話しします。
前半ではiFreeNEXT ATMX+を概要をまとめ、後半ではリスクや投資方法について検討します。
本日もぜひ最後までご覧ください。
iFreeNEXT ATMX+をまるっと!
今回の記事、長くなりそうな予感や。
先に結論を。
iFreeNEXT ATMX+の概要
iFreeNEXT ATMX+の概要は以下のとおりです。
iFreeNEXT ATMX+ | |
---|---|
設定日 | 2021/3/24 |
純資産 (2021/6/27時点) | 7.28億円 |
ベンチマーク | FactSet ATMX+指数 |
買付単位 | 100円〜 |
購入時費用 | 0円 |
信託報酬率 (税込) | 0.781% |
信託財産留保額 | 0円 |
信託期間 | 無期限 |
つみたてNISA | 対応していない |
決算月 | 3月 |
運用会社 | 大和アセットマネジメント |
今回、ご紹介した投資信託は、レバレッジなしですが、レバレッジありの【iFreeレバレッジ ATMX+】もあります。
※買付単位や購入時費用は販売会社によります。
ATMX+って、何ですか?
で、ATMX+って何やねん。
聞き慣れへん指数やね。
ATMX+は、中国のテクノロジー関連銘柄のみで構成されている指数のことです。
ざっくり言うと、中国版GAFAMみたいなものですね。
また、iFreeNEXT ATMX+は、組み入れ銘柄へ均等に投資しています。
ATMX+に含まれている銘柄は?
ATMX+に含まれている銘柄は、合計10銘柄です。
すべて香港証券取引所に上場する銘柄です。
銘柄名 | 大きな特徴 | 近い企業やサービス |
---|---|---|
アリババ | ECサイトや決済サービス | Amazon・PayPay |
テンセント | メッセンジャーアプリWeChat | Facebook・LINE |
メイトゥアン | フードデリバリーやレストラン口コミ | UberEats・食べログ |
シャオミ | スマホやウェアラブル端末 | Apple |
JDドットコム | 中国最大級のECサイト | Amazon |
ネットイース | ゲーム事業を強みとするインターネット事業 | グリー・コロプラ |
サニー・オプティカル | 世界トップクラスの光学機器メーカー | 富士フイルムHD |
バイドゥ | 「baidu.com」検索エンジン中国最大手 | |
ビリビリ | デジタル・エンターテインメント企業 | YouTube |
クアイショウ テクノロジー | ショート動画やライブ動画、ライブコマースの プラットフォームを運営 | TikTok |
SNSで聞く銘柄もチラホラあるな。
アリババは、毎年11月11日の独身の日セールが有名ですね。
2020年の独身の日セールでは、7.7兆円もの取引が行われたとか。
テンセントのWeChatは、メッセージ送信から決済まで行うことができるアプリです。
頻繁に中国へ出張へ行かれる方は、「WeChatでなんでもできる」とおっしゃっていました。
販売会社はどこの証券会社?
iFreeNEXT ATMX+が買える証券会社をまとめます(2021年6月現在)
- SBI証券
- auカブコム証券
- 松井証券
- マネックス証券
- 楽天証券
設定されて間もないファンドなので、まだ取り扱いは少ないですね。
iFreeNEXT ATMX+とNASDAQ100を比較
わたしは毎月NASDAQ100投信を買ってる。
NASDAQ100はスゴイけど、ATMX+もすごいんやろか。
iFreeNEXT ATMX+とNASDAQ100を比較します。
2015年からのパフォーマンス
以下は、大和アセットマネジメントの公式サイトからのチャートです。
2018〜2019年は日経平均と同じくらいのパフォーマンスです。米中貿易摩擦がニュースになっていたころです。
2019年半ばから、ATMX+の勢いが出てきて、現在はNASDAQ100をも超えるパフォーマンスです。
設定来のパフォーマンス
3月の設定からのパフォーマンスです。
比較のため、同じiFreeシリーズのNASDAQ100のチャートを重ねました。
青:ATMX+/ピンク:NASDAQ100
NASDAQ100に比べると、ATMX+は不安定な動きをしています。
基準価額が10,000円を割れる局面もあったようです。
正直なところ、短期間のパフォーマンスは微妙かな…と思います。
ATMX+のリスクと投資方法を考える
ATMX+のリスクと投資方法を考えてみます。
ATMX+のリスク
銘柄分散力が弱め
10銘柄への投資は、分散されているとは言い難いです。
銘柄分散によるリスク分散は期待できないかなと思います。
中国固有の問題
アメリカや世界と中国の摩擦や国家による企業への干渉は、中国固有の問題かなと思います。
各企業を取り巻く環境が悪ければ、優れた技術も日の目を見るのは厳しいかもしれません。
ATMX+へどう投資するか
実は、かー坊もアリババに投資してたねん。
中国企業のテクノロジー発展を見ていると、3〜5年も待てば悪くないかなと思います。
しかし、短期的には値動きもありそうです。
余力の余力で中期的に保有するのがよいのではないでしょうか。
それに、中国株って好みもあるでしょうし。
わたしは、手持ちの楽天ポイントも合わせて、3〜5万円ほど買ってみようかなと考えつつ、動きを見ています。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
最高のフィナーレを。
コメント