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【MO買い増し】アルトリア タバコ株の今後に未来はあるのか。

MOの買付単価を下げるために、買い増ししたねん。

これで買値が58ドルくらいになった。

MO下がってるしね。でも、タバコ株ってどうなん?

いつも一生懸命なあなたへ。ヒヨッコ投資家 こかです。

先日、かー坊がアルトリアグループを買い増ししていました。(2019年5月)

「生活必需品」セクターであるにもかかわらず、ESG投資も意識されるようになった今、タバコ株は世間の逆風にさらされており、昔のような株価の盛り上がりはありません。

 

さて、ブログ記事前半では、アルトリアグループの株価や配当利回りなどの概要を整理します。

後半では、MSCI世界タバコ指数を参照にしながら、タバコ株の今後を考えます。

 

本日もぜひ最後までご覧ください。

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【MO】アルトリアグループってどんな株なの?

アルトリアグループは、アメリカに籍を置く世界最大のタバコ製造・販売会社です。

ティッカーMO
セクター生活必需品
採用指数S&P500
上場市場NYSE
決算月12月
特徴連続増配銘柄
タバコ業界首位
電子タバコを扱うJUUL、合法大麻を扱うCronos Groupへ出資

アルトリアグループの配当利回りの高さを魅力に感じ、保有している米国株投資家も多いことでしょう。

冒頭で紹介したかー坊も、アルトリアグループの配当金を目的に買っていました。

 

アルトリアグループの株価

下記はアルトリアグループのチャートです。

2017〜2018年は70ドル前後で動いていましたが、2022年現在、大体、40〜50ドルくらいで推移していますね。

 

規制や裁判で下降するタバコ株

健康へ害を及ぼすとして、タバコは「規制」「裁判」の連続です。

FDA(米食品医薬品局)によるタバコ規制が報じられると、すぐに株価へ影響が出ます。

ひとたび、芳しくないニュースが出ると、株価がガタガタと下がってしまうんですね。

 

相場全体の下落や企業決算などに加え、「FDAによるタバコ規制」という大きな大敵がアルトリアグループには潜んでいます。

 

アルトリアグループの売上高

2011年度からのアルトリアグループの売上高です。

macrotrendsをもとに、当ブログで作成しました。

2011年度からの売上高は、ほぼ横ばいです。

売上の大半をタバコ事業が占めています。

年度売上高(100万ドル)
2011年度23,800
2012年度24,618
2013年度24,466
2014年度24,522
2015年度25,434
2016年度25,744
2017年度25,576
2018年度25,364
2019年度25,110
2020年度26,153
2021年度26,013

 

アルトリアグループのEPS

アルトリアグループのEPSのグラフです。(macrotrendsをもとに、当ブログで作成)

アップルやマイクロソフトなどの成長企業のような、強い右肩上がりのEPSではありません。

また、2019年度は電子タバコ会社JUULの評価損を計上しているため、EPSがマイナスに転じています。

年度EPS(ドル)
2011年度1.64
2012年度2.06
2013年度2.26
2014年度2.56
2015年度2.67
2016年度7.28
2017年度5.31
2018年度3.68
2019年度-0.70
2020年度2.40
2021年度1.34

 

アルトリアグループの配当実績

アルトリアグループは高配当銘柄として人気があり、現在の配当利回りは8.37%です。(2022年7月25日現在)

この配当利回りの高さは、タバコ株ならではや。

以下は、アルトリアグループの配当実績です。(Dividend.comをもとに、当ブログで作成)

 

年度配当金(ドル)
2011年度1.58
2012年度1.7
2013年度1.84
2014年度2
2015年度2.17
2016年度2.35
2017年度2.54
2018年度3
2019年度3.28
2020年度3.4
2021年度3.52

 

MSCI世界タバコ指数を見て、タバコ株の今後を考える

MSCI世界タバコ指数を使って、タバコ株のこれからを考えてみよう!

MSCI WORLD TOBACCO INDEX(MSCI世界タバコ指数)はご存知でしょうか。

MSCI世界タバコ指数は、6つのタバコ銘柄で構成されている指標です。

MSCI世界タバコ指数の構成銘柄と比率
  • フィリップモリス(40.39%)
  • ブリティッシュアメリカンタバコ(24.56%)
  • アルトリアグループ(20.03%)
  • JT(5.47%)
  • インペリアルブランズ(5.31%)
  • スウェディッシュ・マッチ (4.24%)

 

MSCI世界タバコ指数を確認し、タバコ株の今後を考えてみましょう。

昨今のグロース株優位の市場では、タバコ株の上値は重いかもしれません。

しかし、高配当株投資家やバリュー株投資家にとっては、タバコ株も一考の価値があるように思います。

 

MSCI世界タバコ指数のパフォーマンス

msci.comより、MSCI世界タバコ指数のパフォーマンスを引用します。(2022年6月時点)

 

MSCI世界タバコ指数のパフォーマンス

 

MSCI世界タバコ指数の設定来(1994年〜)パフォーマンスは12.09%で、MSCI世界指数のリターン7.14%を凌駕しています。(画像赤四角)

現在はなかなか株価が上がらないタバコ銘柄ですが、過去にさかのぼると、素晴らしいパフォーマンスでした。

 

MSCI世界タバコ指数の資料にご興味がある方は、こちらからご覧ください。

 

MSCI世界タバコ指数の配当利回りやPER

MSCI世界タバコ指数の資料によると、MSCI世界タバコ指数の配当利回りは6.12%、PERは14.69倍と割安な配当利回りやPERです。

投資目的を明確にして投資するのならば、タバコ株も悪くないかと考えています。

 

タバコ株とは長期のおつきあいになりそう

実績はあくまで過去のものであり、未来の株価を予測する材料にはなりません。

しかし、 MSCI世界タバコ指数を見るとタバコ株に対する悲観的な気持ちを和らげてくれました。

アルトリアグループを始め、タバコ株は割安で放置されている高配当銘柄だと再認識しました。

 

インカムも含めたリターンで戦え、タバコ株!

タバコ株の明るい話題は少ないですが、配当金込みのトータルリターンでプラスを狙うならば、タバコ株投資も悪くないかもしれません。

時間はかかりますが、コツコツと配当金を貯めていけば、元本部分の棄損も補える可能性だってあります。

 

タバコ株は配当金込みのトータルリターンで戦いましょう!

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

最高のフィナーレを。

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