自分が持ってるNASDAQ100投信より、低コストのeMAXIS NASDAQ100に乗り換えるか悩む…。
信託報酬率の違いがリターンに与える影響ってどれくらいやろ?
いつも一生懸命なあなたへ。ヒヨッコ投資家 こかです。
iFree NEXT NASDAQ100インデックスを使って、NASDAQ100へ投資しています。
2021年1月に発売されたeMAXIS NASDAQ100インデックスは、iFreeよりも低コストに設計されており、既存投資家としては「し、、信託報酬が安い…」と葛藤です。
今回のブログは、iFreeからeMAXIS NASDAQ100インデックスへの乗り換えについてお話しします。
結論として、わたしはeMAXIS NASDAQ100インデックスへ乗り換えないこととしました。
本日もぜひ最後までご覧ください。
eMAXISシリーズへの乗り換えはしません
現在保有中のiFree NEXT NASDAQ100インデックスからeMAXIS NASDAQ100インデックスへの乗り換えはしません。
乗り換えない理由は3つ。
そこそこ残高がある
iFree NEXT NASDAQ100インデックスへ投資して、約1年半。
iFree NEXT NASDAQ100インデックスの残高がそこそこ積み上がっています。
残高が少なかったら乗り換えたかもしれませんが、まとまった金額になってしまっているため、「今更の乗り換えはちょっとな…」というのがホンネ。
売却して乗り換えて、積立を再設定して…というのも手間に感じてしまいます。
「わざわざ途中で乗り換えても、あまりメリットないかな」と考えるワケを、さらにお話ししますね。
途中で課税されてしまう
ファンド乗り換えのために売却すると、評価益に課税されてしまいます。
複利でお金を増やすには、課税を先送りする方が有利なのは、投資の鉄則。
今、課税されてしまうのは、モッタイナイ。
また、NASDAQ100にはまだ伸び代があると思うので、現段階で利確&課税は控えたいと思っています。
信託報酬率0.1%未満の差は誤差
実際、信託報酬率の差ってどれくらい響くん?
iFree NEXT NASDAQ100インデックスとeMAXIS NASDAQ100インデックスの信託報酬率の差は、0.055%です。
信託報酬率が低いに越したことはないですが、リターンに与える影響は誤差の範囲と考えています。
あくまでも、わたし個人の感覚です。
コストを徹底的に追い求めるならば、わずかな差でもこだわった方がいいです。
信託報酬率0.055%の差がリターンに与える影響
下記の前提で、信託報酬率0.055%の差がリターンに与える影響をシミュレーションしました。
年間のリターンは、(年間リターン-信託報酬率)とし、複利運用を想定しています。
100万円×(年間リターン)の20乗を求めると、20年後の運用成績が求められます。
実際の計算結果は?
運用成績に2.5%の差が生じます。
大きな差に感じますか。それとも、誤差だと感じますか。
数字で見ると惜しい気持ちはありますが、わたしは「これくらいは誤差の範囲かな?」と気にしないこととしました。
ちなみに、こちらの記事でNASDAQ100投信の比較をしています。よかったら、ご覧下さい↓
信託報酬の0.01%まで追い求めるのはナンセンス?
今回は、年間利回り5%でシミュレーションしましたが、年間利回りが大きければ、わずかな信託報酬の差が与える影響は大きくなります。
しかし、「信託報酬の0.01%まで神経質になりすぎるのも考えものかな」と思います。
新商品が出るたびに、ファンドを乗り換えると投資効率が落ちる可能性が高いですし、長期投資によるメリットが半減してしまう恐れも出てきます。
低コスト商品が発売されても、指をくわえて見ている虚しさは否定できません。
しかし、税金や手間を含めたトータルコストも考えて、乗り換えのメリットがあるかどうかは冷静に見極める必要がありそうです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
最高のフィナーレを。
コメント
こかさん
iFree NEXT NASDAQ100インデックスを◯百万円保有し、同じ悩みを抱いておりました。
自分には、ドンピシャ突き刺さる内容でした。
記事を読み、eMAXIS NASDAQ100インデックスに乗り換えず、これからもiFree NEXT NASDAQ100インデックスを買い続ける一助になりました。
遊城彩霧さん
はじめまして!ブログをご覧いただき、ありがとうございます(⁎˃ᴗ˂⁎)
同じiFree仲間ですね。
比較すると気になりますが、遊城彩霧さんが決意されたとおり、iFreeのままでよいと思います。
>自分には、ドンピシャ突き刺さる内容でした。
そんな風に言っていただけて嬉しいです!
ありがとうございます。
お時間があれば、またブログに遊びに来てくださいね。