【4918アイビー化粧品】株価暴落でマイナス40万円！株式失敗談から得た教訓

現在の価格と比較すれば、「いい時に売った」と思われるかもしれません。

購入のきっかけ

アイビー化粧品株を購入したきっかけは、チャートでした。

チャートを見て「ゴールデンクロスした！」と安易に飛びつき、今後もこの勢いが続くと信じました。

銘柄について調べたり、過去チャートを見たりしませんでした。

本当に「チャートだけ」で判断したのです。

今思うと、「軽率」という一言しか思い浮かびません。

2017年8月にゴールデンクロスし、その直後に出た四季報　秋号では前向きな記事が書かれており、株価は見事に急騰。

ストップ高した日もありました。

間違いなく、あの時がアイビー化粧品株の売り時でした。

ストップ高に浮かれて売らなかったわけではなく、その日は仕事が忙しくて株価を見ていませんでした。

それでも、「翌日以降も続くだろうし保有しとこう」と思い、油断していました。

しかし、四季報に出た決算予測はあくまでも「予測」

すぐに業績の下方修正ニュースが流れ、一気に株価は下落。

当時の私はチャート信者だったのか、「チャート上で開けた窓は閉めにくるだろう」と楽観視していました。

株価が下がり出したら、悪材料がどんどんと出てきました。

それでも、いつか上がることを信じて保有していました。

アイビー化粧品暴落、損切り

いつまで経ってもアイビー化粧品株上がる気配はありません。

薄々気づいていたにも関わらず、私は売却できずにいました。

2018年2月8日、またもやアイビー化粧品から「業績の下方修正と減配のお知らせ」。

買付時の株価の半分になったとき、「もうダメだ」と思い、下方修正発表後の2月9日アイビー化粧品株の損切りを決行しました。

損切りは高い授業料だった

生まれて初めての損切りでした。

人間誰しも損はしたくないという気持ちを持っているとおもいます。

でも、ずっと目にしていたマイナスが自分の資産からなくなった時、心が軽くなりました。

損をするということよりもマイナスを目にすることの方がストレスが大きかったです。

損切りができる投資家こそ優秀

本当に優秀な投資家というのは大きな利益を生む投資家のことではなく、損を最小限の損で抑え、うまく損切りできる投資家のことです。

自分の中の確固とした投資基準と判断力、冷静さ、勇気。

投資家は、冷静に自分の資産ときちんと向き合い、総合的な戦略を考えることができなければいけません。

私は銘柄選択の時点で誤っていました。

情報収拾をせずに安直に買いました。

恥ずかしながら、「よく知らない銘柄をチャートのみで判断・過信した結果の損切り」です。

時間がたった今も忘れることのない経験です。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

最高のフィナーレを。