2022年10月から、企業型確定拠出年金に入ってる人も、iDeCoできるんやって。
かー坊は会社の確定拠出年金に入ってる。
iDeCoも併用できるってこと?
いつも一生懸命なあなたへ。ヒヨッコ投資家 こか(@cocablog)です。
日銀が介入するまでに至った円安やじわじわと忍び寄るインフレで、わたしたちの生活は苦しくなる可能性があります。
一気に為替が動いた…!と思ったら、日銀砲が来たんですね
— 🌈こか🌈アラフォー女性投資ブロガー (@cocablog) September 22, 2022
政府・日銀、24年ぶり円買い介入 急激な円安阻止へ: 日本経済新聞 https://t.co/xw1qi6a8Ju
本当に、わたしたちの暮らしはどうなるのでしょうか。
さて、少しでも給与の手取りを増やすため、掛金が全額所得控除できる(=税金軽減につながる)iDeCoは一考の価値アリです。
…え?60歳まで引き出せないからイヤだ??
そんなあなたはソッとブラウザバックしていただいて結構です。
また、冒頭でお伝えしたとおり、2022年10月からはiDeCoの加入対象が広がり、今までiDeCoに加入できなかった会社員のみなさんも加入できるようになります(条件あり。記事でお話しします)
今回のブログは、円安・インフレ時代のiDeCoについてお話しします。
本日もぜひ最後までご覧ください。
わたしもiDeCoに入れるの?
会社の確定拠出年金に入ってるから、iDeCoはできひん
…って思ってたけど、法律が改正されるんやって?
2022年10月の法改正で、会社の確定拠出年金(以下、401K)の加入者のiDeCoへの加入要件がグッと変わります!
加入要件のチェックポイントは以下のとおりです。
- 掛金額についての条件
- 掛金の拠出方法についての条件
- マッチング拠出をしていないこと
マネックス証券のアナウンスをもとに、くわしくお話ししますね。
401Kに加入していて、iDeCoを諦めていた人も、「もしかしたら、加入できるかも?」とチェックしながら、読み進めてくださいね(^^)
掛金額についての条件
各月の401Kの事業主掛金額とiDeCoの掛金額の合計が月額5.5万円を超えていないことが、ひとつめの条件です。
iDeCoの最低掛金は5,000円です。逆算すると、401Kの事業主掛金が50,000円以下ならばOKです。
401Kに加入している場合 | |
---|---|
401Kの事業主掛金とiDeCoの掛金合計額 | 55,000円以内 |
(内訳)401Kの事業主掛金額 | 50,000円以内 |
(内訳)iDeCoの掛金 | 5,000円以上 (上限20,000円) |
たとえば、401Kの事業主掛金が20,000円の場合
たとえば、401Kの事業主掛金が20,000円で、iDeCoの掛金が10,000円の場合。
合算して30,000円なので、55,000円以内となり、OKです。
一方、401Kの事業主掛金が60,000円の場合、55,000円を超えてしまい、NGです。
まずは、401Kの事業主掛金の金額を調べて、50,000円以下であるかをチェック、ですね。
401Kの管理ページや会社の退職金規定を見たり、担当者へ尋ねたりして、調べられると思います。
掛金額をチェックする限り、かー坊は加入できそうや。
掛金の拠出方法についての条件
401Kの事業主掛金・iDeCoとも、掛金は毎月拠出であることが条件です。
たとえば、事業主掛金もしくはiDeCoのどちらかが年払いの場合は、NGです。
マッチング拠出をしていないこと
401KとiDeCoを併用して加入するには、マッチング拠出をしていないことが最後の条件です。
マッチング拠出の制度の有無ではなく、「マッチング拠出をしていないこと」がポイントです。
前職では、わたしもマッチング拠出をしていました。
もし、マッチング拠出を利用中の人がiDeCoに加入するならば、マッチング拠出停止の手続きが必要になります。
マッチング拠出の停止手続きは、会社の担当者に尋ねてくださいね。
円安・インフレ…給与の手取りを少しでも増やすには
へ〜ぇ、401Kをしながらでも、iDeCoに加入できるんやな。
iDeCoは税制面で優遇されてるしなぁ。
1ドル=140円台で行き来する為替相場。じわじわと上がる物価。
今、わたしたちは円安とインフレに直面しています。
「デフレ」が当たり前だったわたしたちにとって、初めて経験するインフレ。
日本円の価値が下がり、モノの値段が上がる一方、給与はなかなか上がらない…。
昇給時期が定められていることもありますが、原材料高を商品やサービス価格にすぐに転換できる会社ばかりではないと思います。
利益減に苦しみながら、商品を生産・サービスを展開する会社だってあるはずです。
生産性や業務効率を上げても、わたしたちの給与が上がるとは限りません。
このままだと、生活が苦しくなる一方…。
平々凡々なわたしはどうしたらいいの?!
外部環境の改善に期待できないならば、自分でなんとかするしかないなと思います。
収入源を複数持ったり、少しでも税金を安くして、手取りを増やす工夫をしたり。
iDeCoの掛金は、全額所得控除になり、所得税や住民税が軽減されます。
また、運用益への課税は現在凍結中のため、利益確定しても税金がかかりません。
NISAやつみたてNISAでも、運用益は非課税ですが、お金を貯めながら、所得税・住民税が安くなるのはiDeCoくらいです。
給与額が増えないならば、所得控除を使って、少しでも税金を減らせば、手取りが増えますよね。
iDeCoは、円安やインフレに立ち向かう一つの策かな、と思っています。
わたしもiDeCoで運用中です!
前職の401Kを移管し、今はマネックス証券でiDeCoをしています。
年間12万円を拠出し、所得控除もしっかりと申請しています。
節税について、詳しくは、以下のURLの中盤あたりをご覧ください。
節税シミュレーションもできるので、自分がどれくらい節税できるかのイメージ作りに役に立つかと思います。
「原則、今は引き出せない」とわかっているから、短期の値動きに一喜一憂しないし、自然と長期投資目線になれます。
後、やっぱり税金が安くなるのはありがたいですね。
生命保険などは支払った保険料の一定額のみが所得控除の対象ですが、iDeCoはすべての掛金が所得控除の対象です。
繰り返しますが、お金を貯めながら、税金対策できる商品は、iDeCoだけです。
iDeCoってどこでできるの?
今、401Kに加入中の方も、そうでない方も、自分の好きな金融機関でiDeCoを始められます。
普段、ご利用の証券会社はありますか?
もし、普段ご利用の証券会社があるならば、「いつもの証券会社」と統一すると、証券口座とiDeCoが一元管理できて、便利です。
ネット証券3社の手数料は横並びなので、取扱商品や自分の使い勝手で選ぶとよいと思います。
ネット証券3社の手数料を一覧にするで。
マネックス証券 | SBI証券 | 楽天証券 | |
---|---|---|---|
口座開設時 | 2,829円 | 2,829円 | 2,829円 |
口座管理費 | 66円/月 | 66円/月 | 66円/月 |
掛金引落時 | 105円/回 | 105円/回 | 105円/回 |
給付時 | 440円/回 | 440円/回 | 440円/回 |
還付時 | 1,488円 | 1,488円 | 1,488円 |
移管時 | 4,400円 | 4,400円 | 4,400円 |
資料請求先 | マネックス証券HPへ | SBI証券HPへ | 楽天証券HPへ |
正直なところ、なんやかんやと手数料が発生するのは、「iDeCoよ、なんとかしてくれ〜〜」って思っています。
細々と手数料は発生しますが、複利効果と税軽減効果を考え、手数料には目をつぶっています。
わたしがマネックス証券のiDeCoを選んだ理由
普段は楽天証券ユーザーですが、取扱商品を主軸にiDeCoの金融機関を検討し、マネックス証券を選びました。
わたしの加入当時、iFree NEXT NASDAQ100インデックスの取扱会社は、マネックス証券のみでした。
iDeCoでもナスダックに投資したいと思っていたので、マネックス証券一択でした。
また、eMAXIS Slimシリーズの取扱が豊富である点も決め手でした。
2022年9月現在、eMAXIS Slimシリーズの外国株式系では、全世界株式、先進国株式、新興国株式、S&P500を取り扱っています。
iDeCoはほったらかしのつもりだったので、情報収集しやすいeMAXIS Slimシリーズで運用するつもりでした。
eMAXIS Slimのオルカンや先進国株式、S&P500を保有している人は多く、SNSやネットで自然と情報収集できます。
楽天証券のiDeCoと悩みましたが、楽天証券はeMAXIS Slimシリーズの取扱がありません。
eMAXIS Slimシリーズに相当する低コストファンドがラインナップされていますが、eMAXIS Slimシリーズより知名度は劣る感じです。
能動的に情報収集する手間が省けると思い、eMAXIS SlimシリーズでiDeCoを運用中です。
もし、あなたがNASDAQ100やeMAXIS SlimシリーズでiDeCoを運用したいならば
NASDAQ100やeMAXIS SlimシリーズでiDeCoを運用したい方は、わたしと一緒にマネックス証券でiDeCoをしましょう。
最初は手続きを面倒だと思っていましたが、一度やってしまえば後は楽ちんです♪
- マネックス証券へアクセスする
- 加入資格の確認をする
- 加入者・年金情報を登録する
- 書類を提出する
まず、マネックス証券へアクセスします。
トップページからす〜っと画面をスクロールし、「iDeCo資料請求」をクリックします。
手続きの詳細は、》イデコでもナスダックに投資したい!をご覧くださいませ。
現状を嘆くだけでは、何も変わらない
円安も、インフレもなかなか収まらない気がします。
円安は日米金利差によるものですし、原材料高はコロナ禍やウクライナ情勢なども影響しており、一朝一夕では解消されなさそうです。
じりじりと生活が苦しくなるのを指をくわえて見ているだけでは、あまりにも辛すぎます。
投資や副業で資産を増やしたり、iDeCoで税金を軽減したり、少しでも行動しないと、政治に文句を言うだけの人になってしまいます。
iDeCoの掛金は月5,000円から始められます。拠出が難しくなったら、休止も可能です。
今、支払うべき税金を軽減しつつ、将来の自分のための資産をiDeCoで貯めませんか。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
最高のフィナーレを。
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