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【12歳からのお金の入門】マネーという名の犬を読んで(要約と感想)

「マネーという名の犬」を読んだねん。

最初はナメてたけど、Kindleがハイライトだらけになった。

「マネーという名の犬」?

忠犬ハチ公的な犬か?

みなさん、こんにちは。ヒヨッコ投資家 こかです。

今回の記事は、「マネーという名の犬」についてご紹介します。

AmazonのKindle Unlimitedの読み放題対象にあがっており、手に取りました。

「子ども向けの本?童話?」とナメていました(ごめんなさい!)が、最後の方は夢中になって一気に読みました。

12歳からの〜と書かれていますが、仕事や人生、お金に迷うビジネスパーソンにこそ読んでほしい一冊です。

【失敗を恐れてなかなかチャレンジできない大人】や【お金を稼ぐことは悪いことと考えている大人】が読めば得るものが多いはずです。

本日もぜひ最後までご覧ください。

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「マネーという名の犬」とは

マネーという名の犬

「マネーという名の犬」は、ボード・シェーファー(ドイツ)によってかかれた物語仕立ての「お金」の入門書です。

日本版の監修は村上世彰さんです。

世界23か国で刊行されており、累計400万部発行されている世界的な大ベストセラー本です。

紙の書籍の場合、217ページです。わたしは、一週間弱で読みました。

「マネーという名の犬」の要約

物語仕立てって子ども騙しなんちゃうやろか。

実は、わたしも読むまでは「ごっこ遊び」を超えないものかと思ってた。

舞台はドイツ、主人公は少女キーラ。

ワクワクしながら新居に引っ越してきたけれど、両親は新居のローンのことで小競り合いばかり。

そんな両親を見ているキーラは、お金に対してネガティブなイメージを抱くようになってしまいます。

ある日、キーラの元に言葉を話すことができる白いラブラドール犬「マネー」がやってきます。

マネーはキーラに話しかけます。

「ねえキーラ、このままだと君は将来、両親みたいにお金に苦労する大人になってしまうよ」

キーラはマネーに言われるとおり、自分の目標を定めたり、成功日記をつけたり、自分の得意なことで報酬を得るようになったり、どんどんと成長していきます。

キーラの成長を楽しみつつ、マネーやその他の人物から発せられる金言を学ぶ書籍です。

実は、「辛気臭い…」と思いながら読み始めました

犬が話す…?

魔法物語でもないのに…?

最初の1章は「ちょっと辛気臭いなぁ」と感じながら、読み始めました。

しかし、2章目くらいからマネーの言葉にハイライトを引くようになり…。

だんだんと夢中になってしまいました。

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「マネーという名の犬」のよかったところと残念だったところ3つ

「マネーという名の犬」のよかったところと残念だったところ3つずつご紹介します。

よかったところ

  • チャレンジ精神を思い出させてくれる
  • 主人公:キーラの成長を楽しめる
  • 子どもにお金に教える視線がわかる

チャレンジ精神を思い出させてくれる

物語序盤のキーラは失敗することばかり考えて、チャレンジせず、マネーに叱咤されます。

『やってみる』じゃなくて、『やる』んだよ。何かをやってみようと言う人は、それがうまくいかなくて結局は失敗するんだって心のどこかで考えているんだ。やってみるというのは、失敗を前もって言い訳にしているに過ぎない。やってみる、じゃなくて、やるか、やらないかだよ

マネーという名の犬 2章

わたしも「やってみます」って言うことは多い。

なかなか「やります」って言えない。

無意識に自分で自分の可能性をブロックしている自分に気づかされ、忘れかけていたチャレンジ精神を思い出させてくれます。

読みながら、キーラといっしょに成長していくんやな。

主人公:キーラの成長を楽しめる

キーラは自分の夢を叶えるため、得意で大好きな「犬の世話」で、報酬を得るようになります。

大抵の人は、仕事とは不愉快で辛いものであるはずだと思ってる。でも、人は何かほんとうに好きなことをするときにだけ、ほんとうに成功できるものなんだよ

マネーという名の犬 6章

犬の世話で得た報酬は、投資で増やし、キーラは子ども向けのお金についての講演をするようになるのです。

投資の3原則について

子どもにお金を教えるヒントとなる

また、「マネーという名の犬」からは、子どもにお金を教えるヒントを得ることができます。

子どもに何かを教えるときは「ごっこ遊び」がよいと何かの本で読んだことがあります。

「お金とはこういうものだよ」「仕事とはこういうものだよ」と言葉で伝えるよりも、ストーリーに組み込んで伝える方が子どもにはわかりやすいはずです。

「マネーという名の犬」を参考に、子どもへお金の教育をするのもよいなと思いました。

残念だったところ

  • まえがきが長かった
  • ドイツ人なのに通貨が「円」
  • 話に入り込めないとしんどい

まえがきが長かった

失礼を承知で書きますが…

監修者まえがきを長く感じてしまいました。

「マネーという名の犬」を読んでから村上世彰さんの印象が変わったことは事実だし、すばらしい著書を日本で発行されたと思っていますが、Kindleで読んだ感触では20Pくらいあったような…。

早く本編が読みたいと思って、ページをくっていました。

あとがきに持ってくるか、もう少しコンパクトなまえがきがよいと感じました。

ドイツ人なのに通貨が「円」

鋭いツッコミや。

ドイツ人なのに通貨が「円」である点に違和感を覚えました。

ドイツ人のキーラが「10,000円」と言っている姿に、最初は「??」と思いました。

しかし、ユーロが出てきても、日本の子どもには馴染みがないでしょうし、仕方がない部分かなと思います。

話に入り込めないとしんどい

物語に入り込めないと、読むのがしんどくなってしまいます。

物語として楽しむには、少し物足りなく感じてしまいます。

ビジネス書の寓話くらいの位置づけで読むのがよいかと思います。

「マネーという名の犬」は大人にこそおすすめ

「マネーという名の犬」は、12歳からの〜と銘打っていますが、大人にこそおすすめの一冊です。

  • お金と自己啓発の両方が学べる
  • 簡単な言葉で書かれている
  • 教育のヒントにもなる

いい意味で、期待を裏切られた本でした。

「マネーという名の犬」を読むならば、Kindle Unlimitedの無料おためし(30日間)を利用すれば無料で読むことができます。

ご興味のあるかたは是非一度ご覧ください。

詳しくはこちらから→Amazon Kindle Unlimitedを見てみる【初月無料】

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

最高のフィナーレを。

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