一定額のキャッシュも株式のリスク回避と言えますが、金(GOLD)を保有することも株式のリスク回避資産になりそうです。
みなさん、こんにちわ。
ヒヨッコ投資家 こかです。
私は資産の半分程度をキャッシュで保有しています。
キャッシュの内訳は普通預金や定期預金、外貨です。
また、安全資産として現金で保有するならば「金」(GOLD)も選択肢に挙がってきます。
「金」(GOLD)を資産の一部として保有することは、分散投資の一つの手段と言えるためです。
今回の記事は、純金上場信託(ETF)についてです。
ぜひ最後までご覧ください。
金(GOLD)を資産に組み入れるとは?
金資産の特徴は以下のとおりです。
- 金の特徴株式とは異なり「紙切れ(価値ゼロ)」となる心配がない。
- エネルギーとは異なり、代替品がなく、金は金にしかない価値がある。
ただし、金だけで資産形成するのではなく、あくまで分散投資の一つとして「名脇役」程度と思います。
金は価値ゼロになる心配がない
金は非常に希少価値の高い資産であり、価値がゼロになる心配がありません。
中国やインドの人たちは、資産の目減りに対するリスク回避先(安全資産)として、積極的に資産に組み入れています。
金には代替品がない
原油の場合は「シェール」という新資源が登場し、代替エネルギーとして使用される可能性が高まってきました。
しかし、金には代替品がありません。
金には金固有の価値があります。
1540:金の果実(純金上場信託)とは
東証に上場するETFで、純金上場信託:(愛称)金の果実(1540)があります。
銘柄コード |
1540 |
市場 |
東証 |
設定日 |
2010/6/30 |
信託報酬 |
0.432% |
インデックス |
金先物価格指数 |
株式市場に上場しているため、株式と同様に取引できます。
1540:金の果実(純金上場信託)と株式との相関性
1540:金の果実(純金上場信託)の4つのメリット
金積立や現物よりもETFで保有する方が株式投資家にはメリットがあります。
理由は4つです。
- 株式同様、市場で取引でき損益通算可能
- 保有コストが安い
- 盗難リスクがない
- 貴金属現物に交換できる(1540:金の果実 固有のメリット)
ETFだから、株式同様、市場で取引でき損益通算可能
東証に上場するETFなので、市場で売買でき、NISAでの購入も可能です。
特定口座で管理ができるので、株式との損益通算が可能です。
証券会社から発行される売買報告書や特定口座年間取引報告書があるので、資産管理が楽です。
株式感覚でコモディティを取引できるって、株式投資家には嬉しいね。
保有コストが安い
金の果実の保有コストはETF保有のコストのみで、特別な管理料は発生しません。
金を現物で保管すると、どうしても保管料が発生します。
金の果実(1540)はETFなので、株式同様に電子保有でき、低コストです。
盗難リスクがない
株式同様電子保管なので、盗難リスクがありません。
金の果実(1540)ならば貴金属現物に交換できる
一定の受益権口数を保有していれば、受益権と引き換えに貴金属現物(金・プラチナ)への交換を行うことが可能です。
1kg〜5kgまで交換でき、1kg交換するには1,000〜1,100口前後必要です(日々変動します)
盗難リスクは発生しますが、現物の貴金属を保有したい人にはちょうどいいですね。
す。
1540:金の果実(純金上場信託)のデメリット
金は、保有しているだけでは価値を生み出しません。
株式や債券のように配当金や利金が支払われることはありません。
また、短期売買にも不向きです。
長期的に安定した価値の上昇を楽しむ資産です。
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