この前、会社でセキュリティトラブルに巻き込まれて、めっちゃ疲れた…。
疲れすぎて、晩御飯が作れへんかったもんな。
情報セキュリティってホンマ大事やで。
いつも一生懸命なあなたへ。ヒヨッコ投資家 こかです。
業務でのセキュリティトラブルに巻き込まれ、報告したくてもリーダーがおらず、3時間ほどひとりで悶々としておりました。
サラリーマンの方なら、重要インシデントを報連相できずに抱える辛さはお分かりいただけると思います。
あの時、心の底から思ったことは「情報セキュリテイって、ホンマに重要!!!いつ、どこで自分が当事者になるかわからない」ということです。
最近、サイバー関連のセキュリティに敏感なわたし。
今回のブログは、サイバーセキュリティ関連の米国株についてお話しします。
個別銘柄ではクラウドストライクが有名ですが、本日はサイバーセキュリティ関連のETFについてご紹介します。
本日もぜひ最後までご覧ください。
BUGとHACKはサイバーセキュリティ関連のETF
日本から買える、米国サイバーセキュリティ関連のETFは、2つあります。
BUGとHACKです。
初めて聞くETFや。
サクッと教えて。
BUGは30ドル台、HACKは60ドル台で推移しています。(2021年9月現在)
概要
グローバルX サイバーセキュリティ ETF BUG | プライム サイバー セキュリティー ETF HACK | |
---|---|---|
設定日 | 2019/10/25 | 2014/11/11 |
純資産 | 816百万ドル | 2,431百万ドル |
経費率 | 0.50% | 0.60% |
インデックス | Indxx・サイバーセキュリティ・インデックス | ISEサイバー・セキュリティ・インデックス |
組入銘柄数 | 30 | 42 |
投資対象国 | 世界 | 世界 |
運用会社 | グローバルX | ETFMG |
BUGは比較的新しいETFです。
そのため、純資産額が少ないですが、HACKより経費率が安い点が魅力ですね。
また、いづれのETFも米国のみでなく、欧州やアジア、世界のサイバーセキュリティ関連銘柄を投資対象としています。
日本は、4704:トレンドマイクロなどが含まれています。
個人的に、2年くらい前からグローバルXのアクティブETFには興味があるため、選ぶならBUGかな…と思っています。
組入銘柄
BUGとHACKの組み入れ銘柄トップ10です。
BUG | HACK | |
---|---|---|
1 | ZSCALER INC | DARKTRACE PLC |
2 | FORTINET INC | CLOUDFLARE INC |
3 | CROWDSTRIKE HO-A | CISCO SYS INC |
4 | PALO ALTO NETWORKS INC | FORTINET INC |
5 | OKTA INC | PALO ALTO NETWORKS INC |
6 | VARONIS SYSTEMS INC | SPLUNK INC |
7 | RAPID7 INC | CYBERARK SOFTWARE LTD |
8 | CYBERARK SOFTWAR | KNOWBE4 INC |
9 | CHECK POINT SOFTWARE TECH | AVAST PLC |
10 | NORTONLIFELOCK INC | QUALYS INC |
同じようなコンセプトなのに、組入銘柄に差がある!
似たようなETFを比較した場合、上位の組入銘柄が似通うことが多いですが、意外にも似ていません。
ザッと銘柄に目を通した感じ、知ってる銘柄が多いのはBUGの方でしょうか。
組入銘柄の差がパフォーマンスにどう影響してるん?
直近のパフォーマンス
各ETFの直近のパフォーマンスをまとめます。
2021年8月31日時点での累積リターンを比較してみます。
BUG | HACK | |
---|---|---|
1か月 | 8.76% | 3.21% |
3か月 | 18.82% | 10.52% |
設定来 | 114.84% | 167.50% |
BUGの方が直近の成績はよいですが、設定来はHACKの方が好パフォーマンスです。
ただ、設定時期に5年の差があるため、正確な比較ではありません。
BUGはグローバルXの公式サイトより、HACKはetfmgの公式サイトより引用。
チャート(BUGはQQQ超え)
サイバーセキュリティ関連銘柄がアツイってわかってても、NASDAQ100超えしなきゃ投資する意味ないかも…。
BUG、HACKとQQQのパフォーマンスを比較しました。
2019年12月からの比較で、青:BUG /水色:HACK /紫:QQQです。
BUGがQQQを超えてる…?!
今回、比較した期間に限ってですが、BUGがQQQを超えています。
過去のパフォーマンス比較は、どの期間を切り取るかによって、見える景色は異なります。
しかし、GAFAM抜きのBUGでこのパフォーマンスはなかなかのものだなぁと思います。
テーマ型ETFは外すとイタイ…
テーマ型ETFはアクティブで、集中投資のひとつです。
当たったらよいですが、外したときのダメージは大きいです。
「サイバーセキュリティ、昔、流行ったやつ?」と、テーマ型ETFは時代遅れな投資になる可能性も孕んでいます。
よって、VTIやVOOのような幅広く分散された銘柄より、リスクは高めです。
BUGやHACKの組入銘柄数は、30〜40前後と多くないよね。
分散力はやや乏しいな。
【ちょっと深掘り】BUGの銘柄について
BUGの組入銘柄について、ちょっと深掘りします。
BUGに組み入れられているこれらの銘柄は、日本法人もあるグローバルな企業です。
英字のまま検索しても、日本サイトが出てくるよ。
BUG組入銘柄の特徴をざっくりと
組入銘柄上位5銘柄の、各社の特徴をざっくりとまとめますね。
それぞれ得意分野があるようですが、収益の柱は利用料で、BtoBサービスメインという点は共通しています。
一度、企業がシステムを導入するとなかなか乗り換えないので、既存顧客からの安定した収益を見込めるんじゃないかと思います。
また、リモートワークが広まったことで、セキュリティ意識はより一層高まっていることでしょう。
吸収合併の可能性や開発費の負担が懸念されるところですが、ETFで投資すれば多少はリスクを抑えることができるのではないでしょうか。
サイバーセキュリティ関連銘柄はアツイ銘柄?!
サイバーセキュリティ関連銘柄へ投資するBUGとHACKをご紹介しました。
リモートワーカーやノマドワーカーが増えるにつれて、今後もますますサイバーセキュリティへの関心は高まってくると思います。
セキュリティでケチがついたら、企業の社会的損害はとても大きいです。
企業もサイバーセキュリティ対策には力を入れるでしょうね。
さて、現在のBUGのチャートを見てみると、50日移動平均線にタッチしそうな動きです。
下がってきたら、少額でちょこっと買ってみようかなと思っています。
需要があれば、BUGの買付報告記事を書きますね!
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
最高のフィナーレを。
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