日本円がやばい!
どこまで円安が続くん?!!
この前まで1ドル=130円やったのに、もう140円間近なのね!
いつも一生懸命なあなたへ。ヒヨッコ投資家 こか(@cocablog)です。
日本円の価値が急落しています。
アメリカとの金利差を背景に、日本円から資金がどんどんと流れ出ています。
このままだと、「日本円しか持ってないやつオワコン」と言われる時代になりそうです。
今回のブログは、円安時代の投資についてお話しします。
本日もぜひ最後までご覧ください。
日本円が大暴落しています
日本円が大暴落しています。
上記は2021年7月からの日本円/米ドルのチャートです。
1年前は1ドル=110円前後で推移していましたが、2022年3月、一気に1ドル=120円台まで進みました。
6月以降は130〜135円で推移しており、執筆時点(2022年7月17日)では1ドル=138円です。
1ドル=140円も視野に入れるべきか
Instagramのストーリーで、フォロワーさんに「1ドル=140円にタッチするか」と質問しました。
なんと約9割の方(193票)が1ドル=140円を想定されていました!
個人的には、1ドル=140円はありえると思っています。
なぜならば、市場は投資家心理を反映しているからです。
今回のアンケートはInstagram上で行われたクローズドなものですが、「1ドル=140円になるだろう」と思う人が多かったら、市場は大勢の意見に流されます。
もちろん、為替介入などのイベントにも左右されますが、市場参加者の大多数が一方向に動くと考えると、価格はつられて動きます。
どうして円安なの?
なんで、円安なん?
急に動きすぎじゃない?
円安の原因は、日米金利差です。
日本とアメリカの金利に差があるため、金利が上昇しているアメリカに資金が流れちゃうんです。
米国はどんどん金利が上がっている
2022年に入ってから、アメリカは金利をどんどん上げています。
コロナ禍の反動で、アメリカではインフレが起こっており、金利を上げて、インフレを抑えようとしています。
アメリカの金利の変化
どれくらい金利が上がってるん?
米国の10年債を例に見てみましょう。
2022年1月、10年債利回りは約1.8%でした。その後、じわじわと金利が上がり、2022年6月には約3%に達しました。
一方、日本の金利はゼロ金利のままです。
銀行にお金を預けていても、お金が増えませんよね。
日本は金利が低いからです。
金利が高い通貨に資金が流れる
日本と米国で金利差が開くと、どうなるでしょうか。
金利が高い通貨と金利が低い通貨、どちらが魅力的ですか。
米国債なら3%つくのに、日本の個人向け国債は0.05〜0.1%程度。
どっちに投資したい?
資金は、金利が上昇している国(アメリカ)に流れています。
つまり、アメリカでのインフレ抑制→金利上昇→資金流入の流れで、今は円安になっています。
防衛手段として外国資産を持っておく
外国資産の保有は、円安の防衛になります。
円の価値がどんどん目減りする中、米ドルを持っていれば資産価値が上昇し、安心ですよね。
いきなり外貨預金とかは厳しいんやけど…
投資信託でOK
バタバタと外貨預金を始める必要はなく、全世界株式や先進国株式・米国株式へ投資する投資信託やETFで十分です。
つみたてNISAやiDeCoなどでの、世界(または米国)へ投資する投資信託も、外国資産です。
日本円資産と外国資産は約半々
わたしは日本円での資産(日本株や預貯金など)と外国資産(米国株や投資信託)の割合は、半々くらいです。
日本円が弱いと言っても、外国資産100%とするのはリスクが高いです。
今は円安ですが、円高になる可能性も考えられます。
具体的にお話しすると、米国株や投資信託で外国資産に投資することが、円安への防衛策になっています。
現在、600万円弱の米国株を保有しており、円安になればなるほど、米国株の価値が上がります。
もし、日本株しか持っていなかったら、円安になってもポジティブな影響はあまり受けられません。
もちろん、円安の恩恵を受ける日本の企業は多いので、日本株投資でも間接的に円安効果を享受できる可能性は考えられます。
アメリカの国債を買いました
最近、アメリカの国債を買いました
単価が下がっているところを狙って、アメリカの国債を買いました。
金利が上がっているため、既発債(過去に発行された債券)の単価が下がっています。
単価97円くらいで買えました。
満期まで残り3年で、半年に一度利息を受け取れます。利回りは年2%くらいです。
満期時、米国に万が一のことがなければ、単価100円で償還され、償還差益が生まれます。
BND投資を続けられなかったわたしですが、現物の債券ならば保有し続けられそうです。
投資先は日本だけ…は置いていかれちゃう?
1ドル=140円を目前に控えた今、外国資産を持つ意義を改めて認識しました。
今、日本円はジリジリと価値が目減りしています。
日本で暮らしていると、つい自国をひいきしたくなりますが、投資するときは日本以外にも目を向けることが大切です。
日本や日本円だけに投資していると、世界から置いていかれるかもしれません。
大円安時代の今、投資する商品や地域に分散することの大切さをひしひしと感じています。
ある時を境に相場状況が変わるかもしれないと思うと、新たに買い注文を入れるときはビクビクしますが、引き続き、米国株投資や積立投資を続けます!
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
最高のフィナーレを。
コメント