ディスニーの2020年1〜3月の決算が出たよ。
コロナの影響で世界中のディズニーパークが閉鎖中や。
今回の決算はイマイチなんちゃう?
みなさん、こんにちは。ヒヨッコ投資家 こかです。
今回の記事はウォルトディズニー社(DIS)の2020年1〜3月期の決算についてです。
- DIS2020年1〜3月期は大幅減益(前年同期比37%マイナス)
- コロナウイルスの影響で14億ドルの損失
- 期待の動画配信事業は売上増だが、赤字
厳しい決算内容だったDIS。詳しく見てみましょう。
DIS 2020年1〜3月期決算は厳しい
DISの2020年1〜3月期決算は厳しい内容でした。
EPSは前年同期比63%マイナスの0.60ドルでした。
- 売上高:180億ドル(前年同期比21%プラス)
- 営業利益:24億ドル(前年同期比37%マイナス)
- EPS:0.60ドル(前年同期比63%マイナス)
コロナウイルスの影響で世界中のパークを閉鎖したことが影響しました。
パークを閉鎖すれば、グッズも売れなくなりますから。
また、2020年度上半期の配当金支払いは見送りとなりました。
来期も厳しい内容になるだろうと予想されています。
セグメント別の売上高と営業利益
DISの2020年1〜3月期のセグメント別の売上高と営業利益についてです。
売上高
DISの2020年1〜3月期のセグメント別の売上高です。
全体的に増収だったものの、前年同期と比べ、パーク事業の落ち込みが目立ちますね。
2020年1−3月期 | 2019年1−3月期 | |
Media Networks | 7,257 | 5,683 |
Parks, Experiences and Products | 5,543 | 6,171 |
Studio Entertainment | 2,539 | 2,157 |
Direct-to-Consumer & International | 4,123 | 1,145 |
営業利益
DISの2020年1〜3月期のセグメント別の営業利益です。
営業利益でもパーク事業の落ち込みが目立ちます。
期待の動画配信事業(Direct-to-Consumer & International)は早期の黒字化が期待されます。
2020年1−3月期営業利益 | 2019年1−3月期営業利益 | |
Media Networks | 2,375 | 2,230 |
Parks, Experiences and Products | 639 | 1,506 |
Studio Entertainment | 466 | 506 |
Direct-to-Consumer & International | -812 | -385 |
パーク事業
コロナウイルスの影響で閉鎖を余儀なくされました。
営業休止に加え、設備投資費用も発生したことが、営業利益を圧迫。
アメリカ国内のパークでスターウォーズギャラリーを設置するなど、営業休止中もコストは発生していました。
パーク事業は稼働してナンボです。
動画配信事業
Disney+の利用者は増加中で、2020年後半には日本に上陸とウワサされています。
売上高は順調に伸びていますが、スタートアップのコストやHuluの買収費用もあり、8億ドルの赤字でした。
DISへの投資はどう?
ダウよりもめっちゃ下げてる。
下がってる今が買い時や!
わたしはちょこちょこ買い増ししてる。
今後、しばらくDISには厳しい環境が続くと考えており、あせって投資する必要はないと思っています。
少額ずつ時間をかけて、DISへ投資しています。
2019年11月に投資して以来、2020年5月までで19株積み上げました。
147ドルで買ったときもありましたが、121ドルまで買付単価が下がりました。
時間をかける理由
- Disney+の今後の展開
- ブランド力の活かし方
サービスが開始されたばかりのDisney+が黒字事業となるには時間がかかると考えています。
Disney+加入者数増加のニュースに釣られず、黒字化を期待しながらゆっくりと投資します。
また、コロナウイルスでわたしたちのくらしは変わるでしょう。
人の移動が減り、オンラインでの活動が主流となりそうです。
アフターコロナの世界で、ディズニーのブランド力がどのように活かされるか、注目したい点です。
DISは買った翌日からグングンと株価が上がっていく…というような銘柄ではありません。
世界一のエンターテインメント企業の今後の展開をじっくりと楽しむこととします。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
最高のフィナーレを。
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