バンガード社が、「モーニングスターの投資家にとってベストな株式ETF」にノミネートされました!
みなさん、こんにちわ。ヒヨッコ投資家 こかです。
バンガード社のETFは経費率が安く(しかもどんどん下がっている)、優れたETFばかりです。
今回ノミネートされた9本のETFのうち、世界へ投資する(米国除く)VEUとVXUSをご紹介します。
また、VTIとの相性も考察していきます。
本日も最後までご覧ください。
VTIと併せ持てば全世界に投資できる?
それともVT一本がええやろか?
バンガード社:投資家にとってベストな株式ETF
バンガード社の9本のETFが「投資家にとってベストな株式ETF」に選出されました。
2019年11月12日(現地時間)、米国モーニングスターはこのほど「投資家にとってベストな株式ETF」を発表しました。
過去実績が最も高いと評価されたETFは、『最優秀株式ETFリスト』に選出され、「大型株ETF」、「中小型株ETF」と「グローバルETF」の3つのカテゴリーに、9本のバンガードETF(国内届出済み)が選出されています。
関連リンク
選出されたETFは以下のとおりです。
●バンガード・S&P500 ETF (VOO)
●バンガード・トータル・ストック・マーケットETF (VTI)
●バンガード・米国ラージキャップETF (VV)
●バンガード・米国増配株式ETF (VIG)
中小型株ETF
●バンガード・米国エクステンデッド・マーケットETF (VXF)
●バンガード・米国ミッドキャップETF (VO)
●バンガード・スモールキャップETF (VB)
グローバルETF
●バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)ETF (VEU)
●バンガード・トータル・インターナショナル・ストック(除く米国)ETF (VXUS)
グローバルETF部門で選出されたVEUとVXUSを調べてみます!
よく似た感じやけど、違いはあるんかな?
世界へ投資する!VEUとVXUSに違いはあるの?
VEUとVXUSの違いは組み入れ内容が若干異なる程度です。
正直なところ、ほぼ同じという印象です。
VEU・VXUSの信託報酬は同一
信託報酬は、VEU・VXUSとも0.09%と同一です。
双子ETF?!
VEU・VXUSの組み入れ内容は若干異なる
VEU・VXUSの異なる点は、組入内容です。
VXUSの方が投資対象国も幅広く、また小型株へも積極的に投資しています。
VXUS:構成銘柄数 7,407
ただし、米国以外の世界へ投資するという点では変わりません。
VEU・VXUSのパフォーマンスはほぼ同じ
VEUとVXUSのパフォーマンスは、ほとんど同じです。
設定日が異なるため設定来リターンは少し差がありますが、直近のパフォーマンスはほとんど変わりありません。
VXUS設定日:2011/1/26
直近の値動きもほとんど重なっています。
以下のチャートは直近5年間のチャートです。
なかなか決め手に欠けるETFです。
では、世界にまるっと投資したい場合、VTIとVEU・VXUSを併せ持つか、VT一本かどちらがよいでしょうか。
VEU・VXUSをVTIと併せ持つ?それともVT一本??
VEU・VXUSをVTIと併せ持つか、それともVT一本にするか…
個人的には、世界へ投資するならば、VT一本で十分だと考えています。
決め手は「ポートフォリオ内の米国株:その他の株」の比率によります。
VTの構成国は米国が55%と約半数を占めています。
VEU・VXUSをVTIと併せ持つならば、米国株の比率を上げたり、下げたりすることが可能となります。
米国以外の世界全般への投資にウェートを置きたい場合には、よいかもしれません。
しかし、米国が世界経済の牽引役であることを鑑みると、米国株のウェートをわざわざ減らす必要はないのではないでしょうか。
また、VTならばリバランスを自動で行ってくれます。
複数のETFのリバランスを自分で行うことなく、世界へ投資できるVTはホント優秀。
普段会社員をしている個人投資家が世界へ投資する場合、VT一本で運用する方が利口でしょう。
バンガード社のETFは優れもの揃い
わたしはVTIとBNDへ投資しています。
創設者のボーグル氏の考えに共感したのでバンガード社のETFを選びましたが、受賞のニュースなどを聞くと選択に誤りがなかったことを感じます。
もし、世界全体に投資したくなったときには、シンプルにVTを選ぶでしょう。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
最高のフィナーレを。
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