節約もしてるし、投資もしてるし、株の勉強をしてるつもりだけれど、敏腕投資家やOL資産家を見ると、自分は到底儲かっていないと思ってしまう…。
株や経済の勉強が足りひんのか?
みなさん、こんにちは。ヒヨッコ投資家 こかです。
株や経済の勉強をしても、なかなか成果が出ず、意味がないと思ってしまうことありませんか。
かつてのわたしは「株の勉強しても、あまり変わらんなぁ…」と思っていました。
勉強する内容が間違っていたからです。
たとえるならば、試験範囲と違うところを勉強して、試験の点数がイマイチだったような感じですね。
今回の記事は、「株の勉強は意味がないのか」という点について書きます。
本日もぜひ最後までご覧ください。
株の勉強って意味ない?
世の中に出回っている株本や投資本には、実にならないものもあります。
そのため、株や投資の勉強をしてもなかなか成果に結びつかず、意味がないと思われがちです。
不勉強なわたしも数冊の株本を読みましたが、ビミョー…でした。
しかし、正しく勉強をすれば、自分の投資ライフの役に立ちます。
株の勉強の意味がない理由
株の勉強をしても意味がないと思われる理由をいくつか挙げます。
- 専門用語が多い
- 結局儲からない
- プロには勝てない
株のことがわからなくて勉強するのに、いきなり「ローソク足」「陽線」「陰線」…等、漢字多めの専門用語が出てきた瞬間、ドロップアウトです。
頑張って、なんとか一冊読み終えて、実際にトレードしてみると
あれ?なんか教科書とは違う??
株は生き物なので教科書通りの動きをすることはありません。
結局、儲からへんし、プロには勝てへんし…。
また、市場には投資のプロたちがウヨウヨいて、情報量、知識量、経験値すべてでわたしたちアマチュア投資家を上回っています。
頑張って株の勉強したのに意味ないやん!
短期で勝つための勉強はNG
「株本読んで勉強しても成果出ないな…」と過去のわたしは思っていました。
なぜならば、短期で勝つための勉強をしていたからです。
雑誌で見るような投資家のようにすぐに儲けることばかりを考えていたからです。
アマチュアの兼業投資家がチャチャっと儲けられるほど株の世界は甘くありません。
「短期で儲ける」という思想を捨て、「長期でじっくりと資産を増やす」がアマチュア投資家の戦法です。
株本を読めば儲かるわけではない
「この本を読んで儲からなかったから、次の本を読もう!」
…これはかつてのわたしです。
残念ながら、株本や投資本を読み漁れば儲かるわけではありません。
読むべき一冊は、シンプルでカンタンな投資の本質が書かれた本でした。
【読んではいけない】不要な不安と簡単な儲け話に注意
本屋さんに出回っているお手軽な株本や投資本の多くは「本を売ること」が目的であり、投資家の資産形成を助けることは二の次です。
メディアは不安を煽ったり、儲かる夢を見せたりするものです。
新型コロナウイルスの報道も不安を煽り、混乱を招くようなメディアが多いですよね。
本当に必要なのは感染状況や感染症対策なのに、必要以上に不安を煽るメディアが目立ちます。
トイレットペーパーがなくなる!
…な〜んて報道も不安を煽る典型です。
株本や投資本も同様で、将来の経済的な不安を煽ったり、奇抜な投資法を紹介したりする方が話題になるし、本が売れます。
【読むべき】「欲」が控えめな本
一朝一夕では株式投資で儲けられないという事実を踏まえると、「長期でじっくりと資産を増やすことが書かれている本」がおすすめの投資本と言えます。
長期投資の大切さを説いてくれる本は表紙も大人しめで(宣伝色が控えめ)、「欲」が抑えた書籍であることが多いです。
最近読んだ本の中で、スラスラ読めて、内容にも「うん、うん」とうなずけた本が2冊あります。
どんな本や?
2冊とも「資本主義経済においては経済はゆるやかに右肩上がりである。経済全体に投資をすることがシンプルでストレスのない投資法である」ととてもシンプルに説いています。
特に父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教えはバイブルにしたい勢いです。
父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え
【父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え】は、「父が娘に伝える」がコンセプトなので、破天荒な投資法は載っていません。
- 倹約
- 投資
- 無借金
父から娘へこの3点を伝えるための一冊で、投資についてはインデックス投資の重要性を娘への愛情を持って語られています。
シンプルで再現性が高いことばかりが書かれているので、「なるほど!」とうなずきながら読めるし、実際に行動にうつすのも難しくありません。
家族に伝えるコンセプトの本って信頼ポイント高めですよね。
日本一カンタンな「投資」と「お金」の本
【日本一カンタンな「投資」と「お金」の本】は、株式投資で失敗した隆一と先生の会話式で進む本です。
投資を難しいと思っている人でもスラスラ読めます。
「資本主義において株式投資がどうして重要か」という基礎ポイントから解説されています。
「そうです。
企業は投資家からお金を集めて、設備投資をしたり人を雇ったりします。
そして、そこで生み出された利益は、株主(投資家)と従業員に分配されます。
あなたが投資家になれば、労働の対価と投資の対価の両方を受け取れます。
つまり、ハイブリッド社員になるのです」
株式投資と投機の違いや資本主義経済などの知識から始まり、具体的な金融商品について述べる実践的な内容までカバーした一冊です。
カンタンな言葉で書かれているので、2〜3日ですぐに読めました。
株の勉強は正しく学んでこそ意味がある
「株の勉強は意味がない」と思っているうちは、株の勉強の仕方を間違っているのかもしれません。
株式投資に即戦力はなく、「育てる」思考が大切です。
うわべのテクニックに走らず、投資の本質こそが学ぶべき知識でした。
マインドだけでは投資は成功しませんが、マインドなくして投資は成功せず。
投資マインドを育てるような書籍が一番勉強になりました。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
最高のフィナーレを。
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