iDeCoの手続きがやっと完了した…。
初回引落は2021年12月!
iDeCoってそんなに手続きがめんどうなん?
いつも一生懸命なあなたへ。ヒヨッコ投資家 こかです。
前職での資金移管が済み、半年間iDeCoを続けましたが、ぶっちゃけ、iDeCoってめんどくさいです!
事務仕事に慣れているわたしでも、iDeCo書類のやりとりにうんざりでした。
訂正の度に増える訂正印で書類は真っ赤か。
「誰が読むねん!」というくらい小さな文字で書かれた注意事項。
iDeCoが普及しない理由がわかりました。
今回のブログは、iDeCoがおすすめな人とおすすめでない人についてお話しします。
iDeCoは税制メリットがありますが、60歳まで資金が固定されたり、手間やコストがかかったりします。
本日もぜひ最後までご覧ください。
iDeCoがおすすめな人とおすすめでない人の違い
iDeCoがおすすめな人とおすすめでない人の違いについて、まとめます。
【資金の固定や運営コスト<税制メリット】と感じられるならば、iDeCoはおすすめです。
iDeCoがおすすめな人
60歳まで資金を引き出せない
60歳に到達するまで、iDeCoから資金を引き出せません。
預かり残高などの条件を満たせば引き出せますが、たくさんの条件をすべて満たさなければならず、ほぼ不可能です。
iDeCoは、長期間、固定しても構わない資金で運用しましょう。
iDeCo運用にはコストがかかる
iDeCoってコストかかるん?
iDeCoは、地味にコストがかかります。
わたしが利用しているマネックス証券の場合、以下の管理費がかかります。
口座開設時 | 口座管理費 | 掛金引落 | 給付時 | 還付時 | 移管時 | |
---|---|---|---|---|---|---|
費用 | 2,829円 | 66円/月 | 105円/回 | 440円/回 | 1,488円 | 4,400円 |
口座開設時や移管時などの1回きりの手数料は目をつぶったとしても、毎月かかる口座管理費66円と掛金引き落としの度に発生する105円!
口座管理費だけで792円/年です。
無視できない金額だと思うのは、わたしだけでしょうか。
そう、iDeCoはコストがかかる運用なんです。
掛金引落を年1回(12月)に設定すると、掛金引落手数料が年間1回で済むよ!
年間1,155円のコストカットです。
公的年金の不足分を補う
そもそも、iDeCoは公的年金の不足分を補うためのものです。
厚生年金に加入できないフリーランスなど、第1号被保険者の方にはよいのではないでしょうか。
国民年金の付加年金に加え、iDeCoは公的年金不足分の自助努力制度です。
引き出しに制限があったり、コストが発生したりしますが、将来の備えに一考の価値ありです。
iDeCoがおすすめでない人
60歳まで資金を引き出せない、iDeCoにはコストがかかるという2点を納得できないならば、iDeCoは厳しいと思います。
手続きや年末調整がめんどう
iDeCoは加入手続きなどがめんどうです。
もっとも手間なのは、会社に「事業主証明」を書いてもらわなければいけないことです。
え〜
会社に書いてもらう書類があるん〜〜
会社員がiDeCoに加入するときには、「事業主証明」に会社の捺印が必要です。
「会社にiDeCoをしていることを知られたくない」という人も多く、iDeCo普及にストップをかけている要因だと思います。
また、掛金の所得控除を受けるためには年末調整での申告が必要です。
諸々の手続きが苦手な人には、iDeCo加入はハードルが高く感じてしまうかもしれません。
半年間、iDeCoを続けました
半年間、iDeCoでの運用を続けました。
前職から移管した資金をインデックス投資へ、ちょこちょこと振り替えています。
マネックス証券 iDeCoで、iFree NEXT NASDAQ100とeMAXIS Slim先進国株式を運用中です。
iDeCoでNASDAQ100投信を運用できるのは、マネックス証券だけです。
だから、わたしもマネックス証券でiDeCoの口座開設をしました。
わたしがiDeCoを始めた理由
なんで、こかはiDeCoしてるん?
書類不備で何度もやりとりし、「もうやめようかな」と思いましたが、税制メリットが大きい点は見逃せませんでした。
マネックス証券の資料から、節税効果のサンプルを引用します。
ケース | 条件 | 節税効果 |
---|---|---|
会社員 25歳 企業年金なし | 年収:320万円 積立額:毎月2万円 年間所得控除額:24万円 | 1年間で36,000円の節税 60歳までの35年間で126万円の節税 |
モデルケースといえど、年間36,000円の節税効果はインパクトが大きいのではないでしょうか。
iDeCoの手続きに手間はかかりますが、自分ための手続きです。
節税しながら将来に備えるため、年間12万円をiDeCoに拠出しています。
iDeCoがめんどうならば、つみたてNISAも検討してみる
iDeCoは年金に特化した商品で税制メリットも大きいですが、手間やコストがかかります。
諸々がめんどうに感じるならば、つみたてNISAもありだと思います。
老後の備えとしても利用できる商品ですし、途中換金も可能です。
わたしの場合、以下の2点の理由があり、iDeCoを継続しています。
- 「年金」と明確に資金を区別したい
- 節税効果に魅力を感じた
金融機関が宣伝しているほど、iDeCoはキャッチーな商品ではありません。
しっかりと検討した上で始めるべき商品だと思います。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
最高のフィナーレを。
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