【バビロン大富豪の教え まとめと感想】全ての人に必要なお金と幸せの知恵が学べる一冊

みなさん、こんにちは。ヒヨッコ投資家　こかです。

今回の記事は、「バビロン大富豪の教え」のまとめと感想です。

バビロンの大富豪の教えは紀元前から伝わる教えです。

「お金持ちになりたければ、お金持ちが実践していることを聞き、自分も実践する」

お金持ちになるため、主人公のバンシル少年がバビロン一の大富豪アルカドの教えを学び、実践していく成長物語です。

本書の中で、お金持ちは「お金の増やし方を知っている者」と定義されています。

「バビロン大富豪の教え」は以下のように考えている人にこそ手にとって欲しい一冊です。

本記事でしっかりとまとめますので、本を読まなくても済むはず？！

本日もぜひ最後までご覧ください。

バビロン大富豪の教えとは

「お金持ちはお金の増やし方を知っている人のこと。その増やし方を教えよう」

バビロン大富豪の教えでは、目新しい教えやテクニックは書かれていません。

しかし、バビロン大富豪の教えはできていない人・知らない人が多いことばかりです。

あいさつは社会人の基本と言われても、あいさつができない社会人は多いです。

バビロン大富豪の教えも基本的でカンタンなことばかりですが、知らないとお金は増やせません。

本書で紹介されている「黄金に愛される7つの道具」と「5つの黄金法則」をまとめます。

黄金に愛される7つの道具

黄金に愛される7つの道具は以下のとおりです。

収入の1/10を貯金せよ

確実にお金を増やすためには、収入の一定額を貯金することが大切です。

10のうち9を使っても、1残ります。

くりかえし、くりかえし「1」を貯金箱に入れると、いつか必ず貯金箱がパンパンになります。

収入はすべて使い切らずに貯金することがお金持ちになる第一歩です。

欲望に優先順位をつけよ

収入の1/10を貯金して、9/10で生活するためには本当に必要なものを見極めなければいけません。

人それぞれ願いや欲望はあるでしょうが、それらは本当に必要なものでしょうか。

欲望に優先順位をつけ、優先順位の低いものを断捨離すれば、自分が一番やりたいことのためにお金を使えるようにます。

貯えた金を働かせよ

本当の財産とは定期的にお金が入ってくる仕組みのことです。

本書では貸金業の金利を例に説明されていました。

お金を持っておくのみでなく有効活用して、新たなお金を得るのです。

危険や天敵から金を堅守せよ

誘惑いっぱいの儲け話やサギから自分のお金を守らなければいけません。

ラクして大きく儲けようとすることは愚か者のすることで、全財産を失う可能性があると書かれています。

もし、「怪しいかな？」と思う儲け話と出会ったときには、自分よりも知識が豊富な人に相談してアドバイスを仰ぎましょう。

より良きところに住め

住居への支払いは心を豊かにする投資です。

ただ住めればいいのではなく、住居は幸せな生活と密接につながっています。

幸福感は貯金を増やすモチベーションになるため、よい住居に住むことが大切と書かれています。

今日から未来の生活に備えよ

自分の老後、自分の死後の遺族のために、コツコツとお金を貯めることが説かれています。

将来の生活に備えるとは、老後のみでなく、病気や怪我への備え、働けなくなったときの備えも含まれています。

人間は誰しも歳をとります。病気になります。

不足の未来に備えて、お金を蓄えておくことが大切です。

自分こそを最大の資本にせよ

7つめの道具は自分で行動することの大切さです。

素晴らしい知識を得ても、「知っている」だけではびた一文にもなりません。

自分の意思で、自ら動かなければ、なにも変わらないのです。

自分という資本を増強し、うまく使ってこそ、勝利の女神は微笑みます。

お金と幸せを生み出す5つの黄金法則

「黄金に愛される7つの道具」に加え、「お金と幸せを生み出す5つの黄金法則」があります。

「お金と幸せを生み出す5つの黄金法則」をまとめます。

「黄金に愛される7つの道具」と「5つの黄金法則」は連動していることがわかりますね。

借金≠お金を返す、仕事≠お金を稼ぐ

物語は借金や仕事についても言及しています。

主人公バンシルが借金まみれになるところから再起し、仕事に精を出すストーリーへと続きます。

借金とは恩とお金を返すこと

俺が昔の仲間達に返さなきゃいけないのは「金」だけじゃない。

「恩」もだ。

借金は敵だ。だが、金を貸してくれた奴は仲間だ。

恩がある。

「バビロン大富豪の教え」

お金を貸す人は相手を信頼してお金を貸します。

信頼してお金を貸してくれた人にお金を返さないのは、相手を裏切るのと同等の行為です。

借金が膨らめば、どんどん社会的な信用が落ちていきます。

「お金を返さない＝相手を裏切る」です。

借金の返済は、お金を貸してくれた相手にお金と恩を返す行為です。

ちなみに、わたしは相手との信頼関係が壊れるのがこわくて、お金の貸し借りはしません。

報酬とは感謝の対価

働く必要ってあるんですかね？金さえあれば働く必要なんてないですよね？

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はじめは「お金」を集めることを目的に生きたっていいし、お金を使い切るまで働かなくたっていい。

ただ感謝を忘れちゃいけないぜ。

今手にしてるお金は…それが銅貨1枚でも誰かが働いたことで世の中に出回ったんだ。

「バビロン大富豪の教え」

働くことの目的は誰かの役に立つため、感謝されるためであり、報酬は後からついてくるものと書かれています。

サービスや商品の受け手を満足させることを第一に考えて働けば、受け手は感謝をお金というかたちで報酬を支払います。

ある意味では、信頼経済のもと、労働ー報酬がまわっているなと思います。

心から自分が「いい」と思う働きをして、人に感謝される、結果としてお金が得られるのです。

大げさかもしれませんが、このストーリーを読んだ後、何か世の中の役に立つことがしたいなと思いました。

》「バビロン大富豪の教え」を見てみる

バビロンの大富豪の法則はすぐに行動にうつせます

これから無人島で生きようとする奴隷にその日の魚を分け与えても意味はない。

いくら魚を与えようが食べ尽くせば餓死してしまう。

であれば魚の釣り方を教えること。

－知識はいづれ大きな資産となる。

「バビロン大富豪の教え」

バビロン大富豪の教えは斬新なテクニックや最新の知識ではありません。

しかし、「お金持ちとは？」「幸せとは？」の問いに対する本質が書かれています。

また、バビロン大富豪の教えは、わかりやすく、行動にうつしやすい教えがほとんどです。

お金を増やしたい！老後に備えたい！と思ったとき、難しい投資の専門書を読むよりも先にお金と仕事についての基礎となる「バビロン大富豪の教え」を学んでみませんか。

知識はあなたを裏切りません。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

最高のフィナーレを。