米国債買ったよ!
ETFでなく、現物の債券。
債券投資ってあんま聞かへんけど…。
ぶっちゃけ、どうなん?
いつも一生懸命なあなたへ。ヒヨッコ投資家 こか(@cocablog)です。
米国債投資って、どうよ?!
多分、読者のみなさまの本音ですよね。米国債へ投資している方って少ないですしね。
株式ほどのリターンは期待できませんが、元本への不安が少なめで、利回りが確定していて、手堅く運用できる商品だと思います。
今回のブログは、米国債の購入についてお話しします。
本日もぜひ最後までご覧ください。
米国債を買いました
米国債(アメリカの国債)を買いました。
外貨建MMFにあった端数の預け替えです。
今、アメリカではどんどん金利が上がっていますよね。
金利上昇に伴い、債券単価は下がっています。
100%の価格で発行されていた債券が98%弱で購入できました。償還時には100%で返ってきます。
もちろんリスクもありますが、償還まで持てば100%で返ってくる点は安心できるなと思い、買いました。
外債のリターン3つ
ここで外債についておさらいや。
外債のリターンは3つあります。
インカムゲインはイメージしやすいかと思います。
債券の発行体から投資家へ支払われる利息です。
キャピタルゲインは、買ったときの債券価格と手放すときの債券価格の差です。
たとえば、わたしが買った米国債は約98%の価格でした。
償還時には100%の価格で手放すため、2%がキャピタルゲインに相当します。
為替差益は、米国株投資をしている方々にはおなじみですね。
買ったときの為替と手放すときの為替の差です。
円安のときに購入すると、償還時には為替差損が発生する可能性もありますが、償還時に外貨で受け取れば、ただちに円転される心配はありません。
外債のリスク4つ
外債にもリスクはあるよ。
外債のリスクをまとめます。
聞き慣れへん言葉が出てきた!
債券投資で最もコワイのは、信用リスクでしょうか。
発行体に万が一のことがあったら、お金が返ってきません。パァになってしまいます。
信用リスクを重視すると、どれだけ利回りがよくても新興国債券などは買えないですね…。
4つのリスクの詳細は、下記のサイトでまとめられています。ご参照ください。
米国債を買った3つの理由
わたしが米国債を買った理由を3つまとめます。
償還時には100で返ってくるから
すでに発行されている債券を購入する場合、時価で購入しますが、償還時には100%で返ってきます。(発行体に万が一のことが起こらない場合)
新たに発行されるときの価格は100%ですが、途中買付の場合、98%や102%など買付時の債券価格で取引します。
取引価格がいくらであろうと、償還時には100%で償還されます。
わたしの場合、97.78%で買った債券が、2025年の償還時には100%で戻ってきます。
償還まで保有し、米国がデフォルトなどしない限り、元本が割れる心配はありません。
利回りが確定しているから
債券はあらかじめ利率が決められています。
2%、3%など利率が決まった状態で発行されるんですね。
たとえば、利率2%の債券を10,000ドル分購入したら、毎年200ドル(税金は考慮しない)の利金が入ります。
上の図は、楽天証券で購入した米国債の詳細(2022年7月30日現在)です。
わたしが購入した債券は利率が2%です。
債券価格が97.78%だったで、実質の利回りは2.5%強くらいでしょうか。
日本の個人向け国債や預貯金よりも利回りがいいですね。
ストレスが少ない投資だから
上記の理由から、債券投資は株式に比べて非常にストレスが少ない投資です。
現時点では償還まで保有する予定で、2025年までに米国に何かが起こることも考えにくいので、米国債は結構手堅いんじゃないかなと思っています。
もちろん、成長株を買って、株価が2倍、3倍になるのも楽しみなんです。
毎月のナスダック100投信の積み立ても継続中ですし。
ただ、たとえ数%でも利回りが確定していると、安心して保有できます。
正直なところ、債券投資に夢はありませんが、期間と利回りを決めて、手堅く運用したい資金の預け先にはよいと思っています。
ミドルリスク・ミドルリターンくらいでしょうか。
米国株投資は2〜3%の利回りで運用したい人向け
信用リスクや為替変動リスクはありますが、手堅く2〜3%の利回りで運用したいならば、米国株投資もアリだと思います。
償還時点で発行体が健全で、償還まで保有すれば、外貨ベースでの元本割れの心配はなく、確定した利回りで運用できるからです。
わたしはETFで債券投資をしていましたが、元本部分の変動がストレスで、債券の現物投資へ切り替えました。
預貯金ではないためリスクゼロではありませんが、比較的ストレスフリーに投資できると思っています。
ポートフォリオのバランス的にも、投資メンタル的にも、債券投資は株式投資のよきサポーターです!
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
最高のフィナーレを。
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