みなさん、こんにちわ。
ヒヨッコ投資家 こかです。
投資判断指標についての3回目のご紹介です。
前回、前々回はPERとROEについてご紹介しています。
今日は売上高純利益率についてです。
企業情報を読み解け! バフェット流〈日本株〉必勝法の中では、売上高純利益率が10%以上を推奨していました。
利益率の高い銘柄を買え!【売上高純利益率は10%以上】
売上が高くてもコスト(コスト)ばかりがかかっていたら利益率は低くなっていしまいますよね。
なので、売上に対してコストを最小限に抑え、どれだけ効率的に利益をあげることができているかを確認する必要があります。
決算書を見ていると、売上総利益・営業利益・経常利益・純利益と様々な利益が出てきます。
それぞれの利益の意味は異なりますが、利益率の出し方は全て同じです。
利益率については、言葉のとおり 利益 ÷ 売上高 で求めることができます。
今回は売上高に対する純利益の割合である【売上高純利益率】についてご紹介します。
売上高純利益率=当期純利益÷自己資本(≒株主資本)×100
売上高当期純利益率は「売上に占める当期純利益の割合」で、会社の最終的な儲けの水準を表す数字、いわば、その期における会社の業績の結論部分です。
100分でわかる!決算書「分析」超入門2019 朝日新聞出版
売上からどれだけ最終的に利益を出すことができているかをみる指標です。
また、比率を用いて分析を行うメリットは以下の2点です。
- 実数分析では見落としがちな点を気づかせてくれる
- 規模の異なる会社同士でも比較的正確に収益性を比べることができる
ただし、売上高純利益率を見る上で注意点があります。
それは、特別損益など一過性の要因も含まれるため期によって大きく値が変動する場合があるということです。
決算書を見ていると、時折出てくる「特別損益」という言葉。これは言葉のとおり、その期固有の「特別なもの」です。
そこで、一期のみでなく過去数年分の決算書を並べ、比較して時系列分析を行って、会社の本来の実力を確認することが大切です。
ありがとうございました。
これからも応援よろしくお願いします。
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