みなさん、こんにちわ。ヒヨッコ投資家 こかです。
先日に引き続き、投資初心者や興味があるけれど始めたことがない方に読んでいただきたい記事を書きます。
前回はお金の5W1Hを考えてイメージしやすいものとして捉え、目的や期間をはっきりさせるようにしました。
今回は「資産運用って怖いもの」と連想させる言葉、「リスク」について考えます。
リスク=危険ではない
前回、「お金を運用したい」「増やしたい」目的や期間が自分の中で固まりました。
次に「あなたはどれくらいのリスクが許容できますか」ということを考えましょう。
30万円が20万円になるリスクは許容できますか。では、50万円になるリスクは?
預貯金よりも効率よく運用するため、あなたは3年くらいを運用期間として30万円をネットバンキングで年0.3%くらいで運用したいと思っています。
この30万円がいくらになる程度ならばリスクが取れますか。
具体的に考えてみてください。
30万円が20万円になるリスクならば許容できますか。
それとも、10万円になるリスクならば許容できますか。
今、リスクと聞いて思い浮かべた金額が30万円以下だった場合、リスクという言葉についての認識は半分合っていて、半分間違っています。
なぜならば、リスクはお金が減ることのみを意味するのではありません。
元本の金額から変動すること全てをリスクと言い、お金が増えることもリスクと考えるからです。
確実でないこと=リスクです。
30万円が50万円になることもリスクです。
30万円が10万円になることもリスクです。
どのくらいのリスクが取れるかどうか考えるとき、必ず運用資金プラスマイナス●●円で考えてください。
お金って増えれば増えるほどいいんじゃないの?
自分が許容できるリスクの下限さえ決めておけばよい。
増えれば増えるだけいいんじゃないの?
と思われるかもしれません。
確かに増えることは嬉しいことです。
しかし、このリスクの上限を決めておかないと株式など価格が変動する資産の場合は「売り時」を逃してしまう恐れがあります。
「30万円を株式で運用する。リスクは20万円〜40万円」と決めたAさん
「30万円を株式で運用する。リスクは20万円まで」と決めたBさん
Aさんは自分で決めたとおりに株価が40万円になったときに売却し、10万円の利益を得ました。
一方、Bさんは自分の売るタイミングを決めていなかったので、40万円になっても売りませんでした。
そこから株価が一転し、気づいたころには25万円になっていました。
売り時を最初から決めていたAさんはしっかりと利益を得ることができました。
こういった事態が考えられるからです。
自分の許容できるリスクを決めることは運用目標を決めることとも密接に関係してくるので、下限・上限ともに自分の中で約束しましょう。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
これからも応援よろしくお願いします。
みなさまからの応援で頑張れています!
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