保有中のマイナー銘柄「ペイチェックス」についてです。
みなさん、こんにちわ。ヒヨッコ投資家 こかです。
今回の記事はペイチェックス(PAYX)についてです。
ペイチェックスはNASDAQ上場銘柄で、QQQにも含まれています。
セクター分類は「資本財」です。
さて、本記事でご紹介する内容は以下のとおりです。
- ペイチェックスの事業内容
- ペイチェックスの株式指標
- ペイチェックスのEPS・ROE
ぜひ、最後までご覧ください。
【PAYX】ペイチェックスについて
1971年、トム・ゴリサリーノがたった3,000ドルを元手に始めた会社です。
手元には3,000ドルしかありませんでしたが、彼には素晴らしいアイデアがありました。
そのアイデアとは、中小企業向けの給与計算サービスであり、現在のペイチェックスの基幹事業です。
事業内容
ペイチェックスは、米国の中小企業向けに人事業務・総務業務のアウトソーシング事業を行なっています。
- 給与処理や人事管理
- 福利厚生
- 確定拠出年金(401K)
これらの業務を中小企業から請け負っています。
同業種には、米国の雇用統計で有名な【ADP】オートマティック・データ・プロセッシングがあります。
【ADP】は大企業向けです。
ブランド力で選ぶならば、【ADP】でしょう。
ペイチェックスを選んだのはなんでなん?
ペイチェックスの顧客対象は数多い
サービス対象者が幅広い点が、事業を展開する上で有望だと判断し、ペイチェックスへ投資しました。
- 「米国の中小企業は全企業の99%を占める」と言われるほど、中小企業の数は多い
- ペイチェックスの顧客基盤は中小企業
しかし、コロナショックで米国内の中小企業が苦境に立たされており、ペイチェックスも株価が低迷していました。
米国の追加経済対策に、中小企業の支援が含まれてることが報道され、ペイチェックスはようやく株価を戻してきました(2020年10月)
【PAYX】ペイチェックスの株式指標
- 2020年10月9日終値:82.40ドル
- PER:28倍
- EPS:2.90
- 配当利回り:3.01%
- 増配年数:6年間
なんとなくPER40倍くらいを想像していたので、28倍とは拍子抜けしました。
決算も順調で、年度を追うごとに売上・利益とも増加しています。
【PAYX】ペイチェックスのEPS・ROE
ペイチェックスのEPSとROEをご紹介します。
EPS
2010年〜2019年の【PAYX】ペイチェックスのEPS推移のグラフです。
2010年〜2019年の10年間のEPS成長率は、7.96%となかなか順調です。
EPS2010年 1.32
2011年 1.42
2012年 1.51
2013年 1.56
2014年 1.71
2015年 1.85
2016年 2.09
2017年 2.25
2018年 2.58
2019年 2.84
2008〜2009年はリーマンショックの影響もあり、成長が鈍化していたようですが、2010年以降は右肩上がりにEPSが伸びています。
仮に今後10年も同様の成長を遂げる場合、2029年のEPSは6.11ドルとなります。
PERを23倍と想定すると、2029年には140.53ドル。
取らぬ狸の皮算用…と言えど、成長が楽しみな銘柄です。
ROE
上記は、2010年からのPAYXのROEの推移です。
ROE2010年 34.02
2011年 34.44
2012年 34.15
2013年 32.07
2014年 35.31
2015年 37.79
2016年 39.58
2017年 42.25
2018年 42.18
2019年 39.48
「これから伸びていく企業に投資しようかな」と思い買い付けたPAYXですが、ROEも優秀です。
米国企業の平均ROEが約16%なので、PAYXのROEは比較的高めです。
VやAPPLなどと比べても引けをとらない水準です。
やっぱり、株主資本を有効活用してくれる企業に投資したいですしね。
【PAYX】ペイチェックスは今後の成長を楽しみに保有する銘柄
自分自身、管理部門で働きながら、総務業務のアウトソーシングは主流になっていくだろうなと感じています。
まずは大企業から始まり、徐々に中小企業に派生していくのかな…と思っています。
総務業務のアウトソーシングが当たり前になれば、ペイチェックスのような企業が注目されるのではないかと期待して、投資しました。
短期的には利益を狙うことは厳しいかもしれませんが、長期保有で挑みたいと思います。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
最高のフィナーレを。
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