
株を買おうと思ってたけれど、NISAを買おうと思う。

NISAで買うのではなく、NISAを買う?

NISAってどこで売ってるのかな〜
みなさん、こんにちわ。ヒヨッコ投資家 こかです。
投資初心者さんと会話していたとき、NISAを売り物(金融商品)だと勘違いしていたことが発覚しました。
Instagramにアップして「わかりやすい!」とコメントいただけたので、「魔法の水筒」を使ったNISAの説明をブログ記事にもアップします。
本日の記事はホントのホントの投資初心者さん向け。
投資初心者さんのみでなく、ビギナーさんとお話するときのネタを探している人もぜひご覧ください。
ふたつの水筒、ふたつのNISA
NISA(少額投資非課税制度)には一般NISAとつみたてNISAの2種類があります。
どちらのNISAも売却益や配当金・分配金にかかる税金が非課税になる点は共通しています。
ふたつのNISAを説明するため、ふたつの魔法の水筒に登場してもらいましょう。
ふたつの魔法の水筒
赤い水筒は容量も多いし、色々なモノを入れられます。
けれども、保温期間が5年と短め。

5年かぁ。
もうちょっと保温してほしいなぁ〜
一方、青い水筒は容量は小さいし、入れられるものは特保のお茶だけ。
ただし、保温期間が長くて20年温かいまま。

特保のお茶…。
入れられるのは国が審査したお茶だけかぁ。
どちらの水筒を選ぶか、きっと答えは人それぞれ違うはずです。
2つの水筒の違いは2つのNISAの違いそのもの!
実は、赤と青の水筒の違いは2つのNISA(一般NISAとつみたてNISA)の違いだったのです。
一般NISAとつみたてNISAの違いはちょ〜〜〜ざっくり分けて3つ。
まずはこの3点を押さえて、自分に合うNISAを選びましょう。
- 年間の上限額
- 非課税期間
- 取扱商品
ナニをどれくらい入れるか、どれだけの期間を非課税で運用したいか。
自分にとって最適なNISA(水筒)を選択することがポイントです。

NISAは入れ物なのね。
NISAを買うんだと思ってた!

NISA自体を買うんじゃなくて、NISAに入れるものを買うんだよ。
2つのNISAをまとめると
カタイ言葉で2つのNISAをまとめると、以下のとおり。
一般NISA | つみたてNISA | |
年間投資上限額 | 120万円 | 40万円 |
非課税となる期間 | 最長5年 | 最長20年 |
対象商品 | 国内株式・海外株式・投資信託 | 国が定めた基準を満たした投資信託 |
非課税対象 | 対象商品にかかる配当金・分配金売却益 | |
口座開設期間 | 2023年開始分まで | 2037年開始分まで |
金融機関変更 | 対象商品にかかる配当金・分配金売却益 |
難しかったら、まずは魔法の水筒のイメージで十分です。
NISAは「非課税制度」、買うものじゃないよ
投資用語にはややこしいモノが多いです。
こういったフクザツさが、投資を始めようとする人のハードルを上げてしまってると思います。
「なんとなくわかった」で走り始めたとしても、走っているうちに体得していくこともあるでしょう。
金額の大小でなく、まずはやってみることが一番大切です。
ちなみに、「NISAを買う」と思っていた投資初心者さんは、わたしのインスタ投稿を見て、「なんとなくわかった!やってみる!」と言ってくれました。
文章は読みたくないと言っていたので、ブログは読まないでしょう…。
こかインスタでは文章を読むことがニガテな方にもわかっていただけるよう、10枚のスライドでブログのような内容を投稿しています。
よかったら、インスタにも遊びにきてください!
記事末尾のプロフ欄からインスタにジャンプします。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
最高のフィナーレを。
いつもありがとうございます!
今日も応援よろしくお願いします☆
人生初note書きました!
ただいま第二弾執筆中。

コメント
こんにちは。
たまたま貴ブログを拝見し読ませていただいているものです。
全くの素人で、ぜひアドバイスをいただきたく連絡をしてみました。
現在、金融機関の言われるがままに税金的にもメリットがあるため一般NISAにて積立・投資信託をしていた中で、色々と調べているうちにネット証券の方が種類も豊富で、口座開設をしてみたところです。
つきましては、VTI等米国向けに月額1万・積立10年おこなう前提で、
①現在の金融機関NISA口座をネット証券NISA口座へ変更するつもりです。
しかし当然本年に入っても積み立てをしたので手続き上は来年になってしまうため、今年は積立をせず来年からスタートした方がいいのか・・・
②NISAは考えず、税金等のメリットよりも昨今のコロナの影響も鑑み今から特定口座にて積立を行うほうがベストなのか・・・
大変突然の質問で失礼しますが、ぜひご教示頂ければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
tarinさん
こんばんは。お返事遅くなって、ごめんなさい!
当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
さて、VTIなど米国投資の始めるタイミングについて、わたしは②がいいかと思いました。
2020年は特定口座で積み立てて、2021年以降はネット証券のNISAで積み立てたらよいのではないでしょうか。
すでにご存知のとおり、投資は早く始めれば始めるほど複利の効果を得やすいです。
NISA枠のことを思うと、来年から心機一転ネット証券で始めたい気持ちもわかりますが、わたしならば少しでも早く投資を始める方を重視します。
おっしゃる通り、昨今はコロナウイルスの影響で株価が下がっています。
始めやすい時ではないでしょうか。
また、tarinさんが懸念されてらっしゃるのはNISAの利用、つまり利益にかかる税金ですよね。
投資で利益を出すことを一番の目的にされているのかなと感じたので、tarinさんの背中を押したいなと思った次第です。
tarinさんのご参考になれば幸いです。
ご丁寧なご返信ありがとうございます!
背中を押していただいた感覚になり嬉しいです。
呑み込みが悪くて申し訳ありませんが、確認の意味でご教示下さい。
②の場合は、
・2020年は特定口座にて積立スタート(期間限定にて4月から12月分まで)
・2021年からは2020年特定口座の積み立ては状況によりますが、積み立てをやめ、
ネット証券のNISAにて新たに積み立てを始め一本化する。
このような理解でも宜しいでしょうか?
tarinさん
こんばんは。再度、遊びに来ていただき、ありがとうございます。
2020年4月〜12月:ネット証券特定口座にて米国株の積み立て
ネット証券(特定口座)と対面式証券(現在NISAを利用されているところ)は、手数料体系が有利な方を選んで積み立てたらいいと思います。
多分、ネット証券の方が外国株の手数料が安いと思われます。
2021年:ネット証券のNISAで米国株の積み立て(特定口座の積み立てをやめるかは、改めて判断)
特定口座で積み立てた資産はNISAへ動かすことはできません。
2020年に特定口座で積み立てるならば、2021年以降は特定口座とNISAの2種類の口座に残高が残ることとなります。
わたしは2019年から米国株投資を始めましたが、もっと早くから始めたかったというのが本音です。
長期投資が前提ならば、2020年から積み立てを行うことが大事かと思います。
楽しい米国株投資を♪
スタートはなるべく速いほうが肝要ですね。
ご丁寧かつわかりやすいご説明に救われました・・
本当にありがとうございました!