
ウェルスナビって賛否両論あるよねぇ。
実はわたしも出金済みだけれど、実際はどうなのかな?
みなさん、こんにちは。ヒヨッコ投資家 こかです。
今回の記事は情弱商品と評判のウェルスナビについてです。
コロナショックで相場が不安定な今、改めてウェルスナビを見直したところ、投資の本質に気づくことができました。
ぜひ最後までおつきあいください。
ウェルスナビは情弱商品?

ウェルスナビは情弱商品というウワサを聞くけど、実際はどう?
ウェルスナビについては、「情弱商品」「メリットなし」というウワサも聞きますが、わたしは決して情弱商品ではないと思っています。
しかし、ウェルスナビをゴールにせず、「ウェルスナビからの卒業」を見据えてサービスを利用してほしいなと考えています。
ウェルスナビとは
ウェルスナビとはロボアドバイザーによる資産運用サービスです。
「長期・積立・分散」をスローガンに掲げ、株式・債券・不動産・金などの金融商品から投資家のリスク耐性に応じた運用を提案・実行してくれます。
- ウェルスナビ10,000円/月から積立可能
- サービス開始3年で15万人が利用
- 30代・40代のユーザーが全体の約6割
- 入金・出金・積立はすべてスマホでOK
最初に投資診断をし、あなたのリスク許容度をチェック。
ロボットがリスク許容度に見合った運用をしてくれます。
- 投資診断内容年齢
- 年収
- 金融資産
- 毎月の積立額
- 資産運用の目的
- 株価が1ヶ月で20%下落したら?

わたしがやってみたら、リスク許容度が5でした。
ユーザーのニーズ次第
さて、「ウェルスナビは情弱商品」と言われる理由は、1%の手数料(資産残高に対して)を払ってまでロボットに任せる必要がないためです。
投資知識のある人ならば自分でできることを割高な手数料を払ってまで利用する必要はないということです。
運用の中身はインデックス投資を中心としたクリアなもの。
ユーザーのニーズと合致すれば、誰にとっても悪くない商品だと思っています。
メリットはリバランス

いろんな金融商品に投資してくれるのはわかったけれど、じゃあ、バランスファンドでもいいんじゃない?
新型コロナウイルスで株式相場が崩れるまでは、わたしも「ウェルスナビならバランスファンドでも十分よなぁ」と思っていました。
しかし、ウェルスナビのメリットはリバランス。
相場が崩れて初めてわかりました。
相場状況に応じて、機動的に資産内容の見直しをしてくれます。
一定の割合で運用することを目的としているバランスファンドと異なり、ウェルスナビは相場状況に合わせて資産の割合を変えてくれる点がメリットです(=リバランス)
1%の手数料=サービスの対価

手数料1%って安くはないよねぇ。
インデックスファンドのコストが引き下げられる一方、ウェルスナビは1%の手数料です。

投資信託でコスト1%と言ったら、ひふみ投信とか。
正直、安くはないと思う。
自分の代わりに投資をおまかせしているのだから、ある程度の手数料は仕方ないかなと思います。
ウェルスナビの1%の手数料はサービスの対価です。
信託報酬と比較すべきではありません。
「自分でできることなのに、お金を払って家事をやってもらってるのか!」と言うと、全国の奥さまたちの怒りを買うことになるでしょう。
ウェルスナビは卒業を前提に
ウェルスナビを始めて、安心…ではなく、ウェルスナビを始めるときには必ず卒業を見据えてください。
ウェルスナビを始めること自体は情弱ではないと思っていますが、ウェルスナビに一生まかせっきり…は、残念ながら情弱だと思います。
2019年ウェルスナビを卒業しました
「マイウェルスナビ」ができるようになったから、わたしはすでにウェルスナビを卒業しています。
ウェルスナビが投資しているVTI(米国のETF)へ自分でも投資するようになり、「あ、自分でできる。ウェルスナビを卒業だ」と判断しました。
1%の手数料=授業料
ウェルスナビは運用手法をオープンにしてくれています。
資産の中身はETFであると明記されています。
また、コラムも充実していて、動画セミナーもあります。
自分でもやろうと思えばできるんですよね。
ウェルスナビの1%の手数料はサービスの対価のみでなく、授業料。
ウェルスナビは通過点、目指すは自分で資産運用ができるようにすることです。
投資の基本は行動とまなび
何かと批判の多いウェルスナビですが、決して情弱商品ではありません。
ウェルスナビで満足してしまうのはイタダケナイです。
ウェルスナビで投資を学び、ゆくゆくは自分で投資をするためのステップにしてほしいです。
1%の手数料はサービスの対価、そして授業料です。
ウェルスナビも、バランスファンドも、インデックス投資も、まずは一歩踏み出してみないと何も始まりません。
投資の基本は行動とまなびです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
最高のフィナーレを。
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