
いろんな銘柄に投資して、配当もらって、そこそこ利益が出れば幸せ…
じゃなかった?!
みなさん、こんにちは。ヒヨッコ投資家 こかです。
今回の記事は、世界中の億万長者がたどりつく「心」の授業を読みながら投資について考えさせられたことについて書きます。
億万長者たちが受ける「心」の授業の内容を書籍化したものです。
- それなりのお金を手に入れたら幸せになれると思っていたのに、むしろそれを失うことへの心配が増えた
- 敏腕経営者なのに、社員から「ちょっといいですか」と声をかけられると「退職か?」とビクついてしまう
など、「成功者」であっても悩みのタネはつきません。
書籍の中で書かれていたことは、「自分の描いた理想像とのギャップがある限り幸せにならない」ということでした。
理想像が手に届かないものであればあるほど、努力しても幸せにはたどり着けず、幸せは遠のくばかりです。
株式投資も似ていて、「利益を追い求めて、銘柄を増やしても満足できない」ことってありませんか。
本日もぜひ最後までご覧ください。
幸福は足し算で手に入るものではない
投資も同じだと思いながら、「幸福は足し算で手に入るものではない」という一節を読んでいました。
株式投資の銘柄を増やせば増やすほど、利益が増えるというものではありません。
たとえば「何が何でも資産10億円を築く」と目標を立て、がむしゃらに仕事に精を出してきた人が、実際に10億円を手に入れたとき何が起きるでしょうか。
達成した瞬間は、自分の努力が報われたと喜びに浸ることができます。「これまでの努力はムダではなかったのだ!」とその余韻はまさに夢のような心地です。
ところが、その感覚は長くはもちません。時間が経つにつれて、徐々に喜びや快感が薄れ出すのです。

MOでマイナス出てるからな。
ココで他の銘柄で挽回や!
分散投資をして各銘柄の評価損益を均すのはわかりますが、闇雲に銘柄数を増やしてしまうと管理が煩雑になったり、買った理由すらわからなくなったり…。
平たく言えば「手間がかかる」です。

金融機関で相続の手続きをしていたとき、遺族の方が「おじいちゃん、こんなワケのわからん株ばっかり残して!」とボヤいていました。
苦悩の状態から「MORE」を求めてはいけない
さらに「苦悩の状態から『MORE』を求めてはいけない」と書かれていました。
コレって…
「含み損状態を脱却しようとして、新しい株に手を出すのをやめなはれ」と言われているような気になり、なんだか耳がイタイ一文です。
「株式投資のうまい人」を目指している
自分のポートフォリオを必死でプラスにしたり、やたら銘柄を増やしたりする背景には、「自分は株式投資の上手い人」と思われたいという願望があるからではないでしょうか。
あくなき夢を求めて管理が煩雑なほどの銘柄数の投資をしてしまうのは「株式投資がうまい人」という理想と現実とのギャップを埋めるため。
「インデックス投資で十分なのに、変な理想を追いかけるために複雑な投資をしてしまっているのではないか」
世界中の億万長者がたどりつく「心」の授業を読みながら、そんなことを考えていました。
銘柄をガムシャラに増やすことは成功か
休業中で自宅にいると、つい株式相場を見てしまい、「ちょっと日本株でも買うか」と思っていた矢先に世界中の億万長者がたどりつく「心」の授業を読み、思いとどまりました。

アレコレしなくても、VTIやNASDAQ100を買い増しすればいいんじゃないか。
「銘柄をガムシャラに増やせば儲かるというわけではない」って自分のことを言われているようで…。
結局、日本株への投資はせず、6月のVTI購入をするために資金は取っておきました。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
最高のフィナーレを。
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