
コロナウイルス感染の影響で、NY、日経ともに大きく下げています。
みなさん、こんにちは。ヒヨッコ投資家 こかです。
コロナウイルスの影響で、投資家が待ちに待った暴落(?)がやってきました。
今回の記事では、人間の心理面から暴落時の投資行動を分析してみます。
実は、人間って「みんなと一緒」に落ち着く心理を持っています。
SNSやブログで積極的に株式投資をしてる人、逆に下落を恐れて現金化してる人、様々な投資家を見かけます。
自分以外の投資家を見れば見るほど、「みんながそうしてるから、自分も」と思ってしまい、本来の自分とは違う投資をしてしまったり。
あなたの投資行動、ホントに自分がやりたかったこと?
株式相場急落、株買った?

絶好の買い時が来た。
こかは何を買うんや?

え?
来月のVTI積立までは買わんとこかなって思ってる。
株が下がってるから買い増ししようかと思いましたが、結局様子見です。
様子を見てたら、何もせず2日間が経ちました。
- 1日に積立投信が発注される
- 月初にVTI・BNDを買っている
- どこまで下がるかわからない
「まぁ、えっか」と思って、いつも通りに過ごしています。
あえて言えば、最近、株主優待クロスをしました。Instagramに投稿しました。
赤信号、みんなで渡れば怖くない
- 大きく下げてるところ、狙ってた銘柄を買いました!
- これはホントにヤバいと思ったので…本日、損切りしました!
みんながやってることは自分もやりたくなる。みんなと一緒だと安心する。
こんな経験はありませんか。
社会心理学で「社会的証明」と呼ばれるもので、「みんながやってることは正しい」と思い、自分の判断よりも「みんな」の判断を頼りにしてしまう人間の心理です。
ビートたけしさんの「赤信号、みんなで渡れば怖くない」も社会的証明を応用した天才的なギャグです。

「なんでやねん!」ってつっこむやつ。
あるカリスマ投資家がこう言った
「みんなと一緒なら怖くない」は、自分で判断できない時や未知の状況に遭遇した時に強く作用する傾向があります。
今回の株式相場で、他人に同調して意図しない売買をしてしまった…なんてことも「みんなと一緒」に安心してしまう心理です。
あるカリスマ投資家が「○○という銘柄が急騰する」と言えば、大勢の人が買いに走るー
本来は予定していなかった売買の裏には「どうしたらいいかわからない。大勢の人が『いい』と言ってる動きをしよう!」という心理が隠れています。
あなたまだスマホじゃないんですか
投資から少し離れて、「みんなと一緒が安心」について考えてみます。
まだスマホデビューをしていないシニア層。
そんなシニア層にスマホデビューを促すため、広告に「あなたまだスマホじゃないんですか」と入れてみる。
すると、「スマホにしてないのは自分だけ?!」という焦りや不安が生まれ、(必要かどうかはともかく)スマホがほしくなる。
「みんなと一緒が安心」という心理は様々なシーンで応用されています。
暴落時の買いはおすすめしない
↓
今こそ買い注文!
慌てて出した買い注文、本当にあなたの判断のもと行われたことでしょうか。

なんかみんなの意見に惑わされてたような…。
「みんなと一緒」は安心します。
ただし、常に「みんなと一緒」が正しいとは限りません。
今の自分の投資行動には「みんなと一緒」に安心する心理かも?とちょっと疑ってみると、自分の行動について理解が深まります。
行動について理解が深まれば、本来取るべき行動・対処法を考えることができます。
暴落時、必死に株を買うのをおすすめしない理由は「赤信号、みんなで渡れば怖くない」状態が危ぶまれるため。
あ!そこのあなた、ちょっと待って!!
その買いシグナル、ホントに大丈夫?
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
最高のフィナーレを。
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いつもありがとうございます!
今日も応援よろしくお願いします☆
note第二弾書きました!

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