
どうして投資をするの?
投資をしてどうなりたいの?
みなさん、こんにちは。ヒヨッコ投資家 こかです。
今回の記事は、「なぜ投資が必要なのか」というテーマでお話しします。
投資をする理由は人それぞれです。
「銀行に預けていてもお金は増えないし、給与もちっとも上がらないし」が最初の一歩でしょうか。
ところで、投資をしてお金を増やしてどうするのでしょう?
どんな人生を実現したくて、投資をするのでしょう?
投資は手段のひとつでしかないのに、いつの間にか目的になっていませんか。
本日もぜひ最後までご覧ください。
なぜ投資が必要なのか
現在の日本は「貯金より投資だな」と思わせる要素がたくさんあります。
- 長引く低金利
- インフレで下がる貨幣価値
- 減少傾向の給与や年金、退職金
苦しいニッポン
言うまでもなく、日本は超低金利が続いています。
預貯金に預けても、「お金がなくならないだけマシ」程度の利息しかつきません。
また、物価が上がれば貨幣価値が下がってしまいます。
100円で買えていた商品が150円に値上がった場合、物の価値は上がった分、お金の価値が減っています。
インフレ(物価上昇)が起こると、わたしたちが持っている100円が100円の価値でなくなってしまうんです。
加えて、給与や年金、退職金は減少傾向です。
終身雇用が崩壊、少子高齢化で働く人口は減る一方。
年金を支える若者が少なくなり、公的年金が増える見込みはありません。

そりゃ、こんな世の中じゃ投資せなアカンわ。
金利が低いからって投資する?投資を続ける?
手段のひとつとして、投資をする理由は上述したとおりです。
しかし、手段の先にある「自分はどうなりたいのか」を考えなければ、投資は続けられないのではないでしょうか。
「金利が低いですよ」と言われて、国民全員が投資をするとは限りません。
客観的な根拠だけでは動けない
客観的な根拠を挙げられても、「やりたい!」と思う強い動機がないと人は行動できません。
たとえば、「健康診断の数値で●●が高かったから、運動習慣をつけ、飲酒を控えてください」と医師から助言されて、取り組む人はどれくらいいるでしょうか。
おそらく、ほとんどの人がやらない(もしくは続かない)と思います。
しかし、「80歳になっても、自分の足で歩き、口から栄養を取り、家族やお孫さんと楽しい老後を過ごすため、今の生活習慣を改めませんか」と言われれば、心がグッと動くのではないでしょうか。
健康で、愛情に満ちた生活がしたいと願う人は多いはず。
「血圧が高いから、運動しましょう」よりは響くと思われます。
自分なりの人生を考えることが重要
わたしは、手段としての「投資」の先にある「自分なりの人生」を考えることが重要だと思います。
投資は、自分のお金が減るかもしれない、ストレスな行為です。
「金利が低いからやりましょう」だけで投資するには、ちょっとリスキー過ぎます。
- なんのために投資するのか
- 投資をしてどうなりたいのか
手段の先の投資目的をはっきりさせることが、投資を継続させる強い動機になるはずです。
「お金を増やしたい」だけではなかなか続けられないのではないか…と思います。
投資という手段が目的化しないために
2020年に買った投資本の中で、もっとも満足した一冊が「父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え」(ジェイエル・コリンズ)です。
経済的自由になるため、お父さんから娘に伝える内容を本にしたものです。
書籍の中では、インデックス投資を推奨しており、資産を築いたあとの「自由」に価値を置いています。
・・・自分なりの人生を送っている人々に出会ってきました。
彼らは、借金やコマーシャリズム、硬直的な考え方といった束縛から解き放たれ、自由に生きています。みんなアイデアと果敢さに溢れていました。
この自由こそ、お金で買える最も価値のあるものです。私がこの本でお伝えしようと考えたのは、それを実現するための戦略なのです。
投資をする理由は「自分なりの人生を歩むため」という一言に集約されるように思います。
手段が目的化しないよう、今一度、自分の意志やあり方を考えてみませんか。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
最高のフィナーレを。
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