
年金が2,000万円足りないって聞いて、「何か投資しなきゃ」と思ってるけど、結局なにもできてない…。

投資をすべておまかせできる「ロボアドバイザー」って言うのがあるよ。

すべておまかせ?!
不安を感じながら、スマホで検索するのをやめられるの?
みなさん、こんにちわ。
ヒヨッコ投資家 こかです。
2017年10月からウェルスナビを利用していました。
投資初心者の方もカンタンに投資ができ、素晴らしい商品だと思いますが、今のわたしには不要と感じ、ウェルスナビをやめました。
全額出金手続きを行い、資金は2019年8月1日に振り込まれます。
今回の記事は、ウェルスナビをやめたわたしがウェルスナビについて本音で語ります。
最初に、ウェルスナビをおすすめできる人をお伝えします。
- ウェルスナビってこんな人向け金融や経済の難しい勉強はニガテ(なるべくラクしたい)
- 投資にかける時間があまり取れない
- スマートフォンでの操作が好きなひと
ウェルスナビはラクして老後2,000万円を貯めたいあなたにピッタリの商品です。
逆に、自分で株式相場を見るのが好きな人や金融知識のある人には物足りないかもしれません。
ウェルスナビ卒業者の目線からウェルスナビを分析します。
ぜひ、最後までご覧ください。
ウェルスナビって儲かるの?
上の画像は、わたしがウェルスナビを全額出金したときの損益状況です。
わたしのウェルスナビは利益が出ていました。
- 日本円ベース:+2.89%
- 米ドルベース:+5.63%
約2年間預けた結果、日本円ベースでは約3%、米ドルベースだと5%を超える評価益でした。
出金時のポートフォリオ
ウェルスナビを全額出金する前のポートフォリオは上の画像のとおりです。
株式ETFで8割近くを占め、残りを債券ETFや金・不動産で運用していました。

運用内容はまっとうなもの。
怪しくありません。
ウェルスナビのメリット・デメリット
ウェルスナビ卒業者から見たウェルスナビのメリット・デメリットをまとめます。
ウェルスナビのメリット3つ
ウェルスナビのメリットを3つまとめます。
- ウェルスナビのメリット全自動で世界最高レベルの投資ができる
- 月10,000円〜スマホでカンタンにできる
- 投資についての知識が身につく
全自動で世界最高レベルの投資ができる
ウェルスナビが自動であなたの資金を預かり、適切なときに、適切な投資対象へ投資してくれます。
入金したらウェルスナビがすべて自動で運用してくれるので、投資対象を選んだり、投資本を読んだりする手間はありません。
また、ウェルスナビの運用は世界の富裕層などが行っている世界最高レベルの運用です。
ノーベル賞受賞者の運用理論をもとに投資しています。

怪しい投資法ではないのね。
月10,000円〜スマホでカンタンにできる

積立金額は10,000円/月〜
銀行に出向くことなく、スマホがあればスグに始められるよ。
ウェルスナビは積立タイプの投資です。
積立は月々10,000円から始めることができ、1,000円単位で金額が指定できます。
もちろん、運用中に月々の積立額を変更するのもOKです。
また、スマートフォンがあればウェルスナビは申し込み可能です。
投資についての知識が身につく

まかせっきりはラクでいいけれど、自分でもちょっとくらいは理解できるようになりたい。
ウェルスナビは動画セミナーやコラムが充実しています。
投資知識ゼロから始めても、動画やコラムで学んでいくうちに投資知識が身につきます。
わたしはウェルスナビで運用しているETFに興味を持ち、今は自分で米国市場でETF(VTI)を買っています。

出金した理由は「自分の知識が身についたから」です。
わたしはウェルスナビから全額出金しましたが、アカウントだけは残しています。
ウェルスナビを出金した理由「ウェルスナビ」が嫌になったのではなくて、「今はロボットに頼らなくてもいいや」って思ったからです。
時間にも、気持ちにも余裕があるうちは、ロボットにお願いせず、自分で運用するつもりです。
自分で運用するのが難しいうちは、ウェルスナビにおまかせしつつ、投資知識を身につければよいのではないでしょうか。
ウェルスナビのデメリット3つ
ウェルスナビのデメリットを3つまとめます。
- ウェルスナビのデメリット手数料1%が高い
- NISAが使えない
- 短期では投資効果が出ない
手数料1%が高い
ウェルスナビの手数料は、資産残高の1%/年です。
ちまたで人気の低コスト投資信託の場合、年間のコスト(信託報酬)が0.1%〜です。
比較すると、ウェルスナビの手数料は安いとは言えません。
しかし、ウェルスナビの手数料は「すべておまかせ」のサービス料であるため、高い・安いはユーザーの価値観によるところが大きいです。

全部おまかせで1%の手数料かぁ。
家事代行みたいなものね。

ウェルスナビはキャッシュバックキャンペーンが多いです。
うまくキャンペーンを利用すれば、コストカットにお役立ち。
NISAが使えない
ウェルスナビはNISA(少額非課税制度)が使えません。
ウェルスナビで出た利益はすべて課税対象となってしまいます。
ただし、ウェルスナビは適切に損失を出して、利益と相殺する税金最適化機能があります。
ウェルスナビには、なるべく税金を少なくしようとする機能がついているんです。

うまく損を出して、利益と相殺する…。
個人投資家ではけっこう難しいワザです。
短期では投資効果が出ない
ウェルスナビは短期ではなかなか投資効果が実感できません。
ウェルスナビは長期投資を掲げており、最初の2〜3年間はマイナスになる可能性もあります。
積立投資の効果が実感できるのは、年月を経てからです。
ウェルスナビのような長期投資の場合、最初の数年間のマイナスは気にしなくて大丈夫です。

わたしの個人での運用も最初の数年はマイナスです。
でも、10年、20年と続ける予定なので、短期のマイナスは気にしていません。
投資をするならば今
今後、ウェルスナビのように全自動での投資サービスは伸びていくでしょう。
掃除機だってロボット、料理だって電気圧力鍋に入れておけばスイッチポンで機械がやってくれる時代です。
投資も同じ。自動で投資してもらって、人間はラクをする時代でしょう。
スマホで「年金 足りない」など検索している時間があれば、少しでも早く投資を始めた方が有利です。
「投資しなきゃいけないのはわかってるけど、何をしたらいいのかわからない」
投資は時間をかければかけるほど、効果が大きいものですから。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
最高のフィナーレを。
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