
【SPYD】に組入られている【COTY】が上昇中です。
個人投資家が【COTY】に投資しているという話はあまり聞きません。
どのような株なのでしょうか。
みなさん、こんにちわ。
ヒヨッコ投資家 こかです。
私が保有している【SPYD】(SPDRポートフォリオS&P500高配当株ETF)は組入銘柄が個性的です。
不動産や公共事業を多く組み入れており、他の高配当株ETFとは一線を画します。
組入銘柄の中でコティ【COTY】の値動きが順調です。
コティ【COTY】とはどのような銘柄なのか調べてみました。
個別銘柄で保有しても面白い銘柄なのでしょうか。
【SPYD】におけるコティ【COTY】
【SPYD】(SPDRポートフォリオS&P500高配当株ETF)は、S&P500採用銘柄の中で配当利回りがよいトップ80を均等に組み入れています。
均等配分のはずですが、最近の組入銘柄の中で比率が目立つ株があります。
コティ【COTY】です。
https://www.bloomberg.co.jp/quote/SPYD:US
きっと株価が急上昇して、組入比率が一時的に上がったのでしょう。
では、コティ【COTY】について詳しくみてみます。
コティ【COTY】とは
事業:香水、化粧品、スキンケア・ボディーケアの3部門
ブランド展開:Calvin Klein、Chloe、Marc Jacobs、Philosophy、adidas、Rimmel、OPI
配当利回り:4.05%(直近の配当落ち日は6/5)
値動き(52週間):5.91 – 14.87ドル
ブランド名を見て、やっとコティ【COTY】がわかりました。
アメリカコスメの企業ですね!

Calvin Klein、Chloe、Marc Jacobsは香水ですね。
Rimmel(リンメル)はプチプラコスメでソニプラ等で扱っています。
OPIはネイルですね。個人のみでなく、ネイルサロンでも使用されています。
コティ【COTY】決算内容
売上:9,398
純損失:127.8
最終的には損失を出していますが、2017年度の3億9850万ドルの損失と比較すると、損失幅は縮小されています。
コティ【COTY】チャート
52週間の値動きが5.91 – 14.87ドルと幅のあるコティ【COTY】
チャートは以下のような形を描いています。
青:コティ【COTY】/水色:S&P500
12月末に6ドル近辺まで下げましたが、じわじわと8ドル近辺まで戻していきます。
その後、2月中旬に11ドルまで一気に上昇します。
親会社である投資会社JABホールディングスの公開買付というポジティブニュースが出たためです。
買付価格は11.65ドルでした。
11ドル台に乗せた後もゆるやかな値動きを描き、5月中旬に現在の13ドルの水準まで上げました。
化粧品業界は統合や取扱部門のセパレートが多く、2015年9月にプロクター・アンド・ギャンブル【PG】が、ビューティ関連ブランド(ウエラなど)をコティに売却しています。
化粧品メーカーの世界ランキングでは、1位はフランスのロレアル(もうここはブッチギリですね)、2位はイギリスのユニリーバです。次に、アメリカのP&G、エスティローダーと続きます。
日本の資生堂が7位で、コティは14位です。
業界事情や企業規模から考えると、日本人投資家が注目するにはまだまだ知名度が低いのかなと思いました。
決算内容も気になるところです。
【SPYD】のようにETFで保有するのがちょうど良いでしょう。
自分で投資していると出会うことがないような銘柄にも投資できるのが、ETF投資の面白いところ。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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