
【VTI】でもたくさん保有されているApple
Appleホルダーでなくても、間接的に保有している方も多いのではないでしょうか。
みなさん、こんにちわ。
ヒヨッコ投資家 こかです。
【AAPL】の2019年1~3月期の決算が発表となりました。
個別銘柄としての保有はありませんが、【VTI】や【VOO】、投資信託などETFを介して保有している方も多いはず。
ヒヨッコも例外ではなく、間接的【AAPL】ホルダーです。
【AAPL】の市場への影響は大きく、市場全体へ投資しているならば気にするべき決算です。
減収減益ではあったものの、決算書を紐解くと同社の成長っぷりが感じられます。
アップル2019年1月~3月期決算発表
アップル【APPL】の1月~3月期決算発表です。
2四半期連続の減収減益となりました。
2019年1月~3月期決算発表
- 売上高:580億1500万ドル(前年同期比5%減)
- 純利益:115億6100万ドル (前年同期比16%減)
- 売上高純利益率:19.92%
- EPS:2.47
参照元:https://www.apple.com/newsroom/pdfs/Q2%20FY19%20Consolidated%20Financial%20Statements.pdf
2018年1月~3月期と比較
前年同期と比較してみます。
2018年1月~3月期決算発表
- 売上高:611億ドル3700万ドル
- 純利益:138億2200万ドル
- 売上高純利益率:22.61%
- EPS:2.75
売上高純利益率もEPSともに前年同期比マイナスです。
しかし、市場予想を上回る決算内容だったため、決算発表後の株価は上昇しました。
次に売上高減少の原因を見てみます。
中国市場での伸び悩み
売上減少の原因として、中国市場での伸び悩みが挙げられています。
直近3年間の地域別売上を見ていると、本年度は中国市場で苦戦してことがわかります。
米中貿易問題がくすぶりますが、中国市場での回復が課題です。

日本は安定した売上を上げていて、Appleから見ればいいお客さんですね。
iPhone売上落ちる
製品別売上高です。
iPhoneの売上が落ちました。
しかし、今期はウェアラブル端末やサービスなどその他製品とのサービス部門の売上が伸びてきました。
最近、「Appleがクレジットカードサービスを開始する」と発表されました。
本記事下部で述べる開発費の推移も合わせて考えると、今後はサービス部門等の売上の伸びも要チェックかなと思います。
【AAPL】チャート
直近5年のチャートです。
昨年後半の下げが目立ちますが、全体的には右肩上がりのチャートを描いています。
成長株らしいチャートです。
営業経費の内訳
注目すべきは同社の開発費です。
営業経費の内訳を見ると、2017年〜2019年の開発費が27億7600万ドル→33億7800万ドル→39億4800万ドルと推移しています。
今期は売上高が減ったにも関わらず、開発費はアップしています。
将来の成長に向けて、資金を投じていることが伺えます。
【AAPL】の資金使途からも成長志向ではあることが感じられます。
今後も米国経済の牽引役の一端を担うでしょう。
バフェットやETFも買い付けているApple株。
あくまでも私は間接的ホルダーですが、【APPL】の成長は楽しみにみていきたいです。
決算書を読むことは小説を読むことと似ている気がします。
行間を読むという行為が決算書の数字を読み解くという行為と重なるから。
コメント
こんばんわ。
凄い!
ちゃんと、勉強されている事も凄いと思うけれど、
それをさ、人にも分かるように、説明する事って、
もの凄く、難しい事だと思っているのです。
こかさんは、凄く腕を上げてらして、
もう、完全に一流のFPですね。
無理をし過ぎないように、頑張って下さい。
応援しています。
@のり君さん
こんばんは。
コメント&応援ありがとうございます♪
決算書と睨めっこして書きました。
褒めていただき、とても嬉しいです。
私ものり君のブログ応援しています!
これからも仲良くしてください(^∇^)