
ウォーレン・バフェットは、長期投資の大切さを語っています。
複利を味方にした運用は最強の投資法です。
みなさん、こんにちわ。
ヒヨッコ投資家 こかです。
最近叔母の資産形成話を聞いたこかは、複利運用について考えました。
実際に色々なシチュエーションで計算してみると、「複利運用ってすごい!」の一言に尽きます。
インスタントお金持ちに憧れる人が多い中、控えめで地道な運用方法です。
しかし、私のような一般人には時間を味方につける資産形成が不可欠です。
複利パワー
複利とは、元金から発生した収益(利息・配当金など)を元金に繰り入れて再運用する場合の計算方法のことです。
複利運用で効果を効果を得るためには、
長期間運用すること
リターンが高いこと
がポイントとなります。
少しでも早期から運用を開始する方が有利です。
対して、収益を再投資しない場合の計算方法を単利といいます。
実際に計算してみる
今回、係数表を用いて計算しました。
インターネットで複利計算をしてくれるサイトがたくさんありますが、手計算をする方がより実感できました。
運用利率:3%
運用期間:30年間
年金終価係数:49.0027
上記のような条件で運用した場合、拠出額30,000,000円がいくらになるでしょうか。
積立額に年金終価係数をかけることで運用成績が求められます。
30年間地道に運用するだけで、約19,000,000円もの利益が出ます。
この資金をさらに複利運用した場合。
運用利率:3%
運用期間:5年間
終価係数:1.1593
もともとは30,000,000円だったものが、どれくらい増えるでしょうか。
元金に終価係数をかけることで運用成績が求められます。
コツコツと貯めたお金をさらに5年間複利で運用すると、30,000,000円が56,808,830円となります。
なんと26,800,000円も増えます。
30年間一定ルールで貯めたお金に収益分をコツコツと再投資するだけで、19,000,000円増えます。
増えた資金をさらに複利で5年間運用すると、拠出額に対して26,800,000円も増えます。
自分は何もせずとも、時間をテコに使うだけで勝手にお金が増えてくれます。
年金終価係数:x%でy年間積み立てたときの将来の元利計算を求めるときに使う係数
終価係数: 元金をx%でy年間運用したときの将来の元利計算を求めるときに使う係数
お茶飲んでる間にお金が増えます
30年って長い…。
30年間も地道にコツコツと運用することは、簡単なようで至難の技です。
インスタント・時短が当たり前の現代では、ゆっくりとお金持ちになりたい人など少数派です。
加えて、30年間で結婚・住宅ローン・教育資金・家族旅行…様々な出費の機会が訪れます。
しかし、「普通の人」が資産形成をする場合、時間を味方にすることが資産形成の最短ルートです。
ウォーレン・バフェットも長期投資の大切さを説いています。
カトリック教徒の結婚のように投資をしなさい。一生添い遂げるつもりで。
資産形成は一朝一夕でできるものではなく、一生をかかけて行うものです。
値動きの激しい株式やFXでインスタントお金持ちになった話が世間で溢れています。
中毒性があるため同じことをしようとするけれども、再現性が低いためゴロゴロと損失が膨らむことも…
控えめながらも堅実な投資家は時間をかけてじっくりと資産を増やす道を選ぶ。
伝統的で最も簡単な方法です。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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