米国株ETFへ投資している投資家は多いですが、日本株ETFへ投資している投資家はあまり聞きません。
ここに日米の資産運用の差がありました。 


みなさん、こんにちわ。
ヒヨッコ投資家 こかです。

米国ではETF投資が盛んですが、日本でETF投資をしているという話はあまり聞きません。

「個別株で何百万円儲けるのがカッコイイ」という考えがまだまだ根強いです。

ETF投資はダサくて、個別株投資はカッコイイのでしょうか。

金融機関在籍中、ETFの注文を受けたことはなかったです。

日本のETF残高はたったの6%


日興アセットマネジメント掲載の世界のETF残高割合です。
日米ETFの差


アメリカが世界のETFの70.8%を占めているのに対して、日本は5.7%です。

日本人はETFに見向きもしていません。

アメリカ人の資産運用


アメリカでの資産形成においては「長期分散投資の必要性」の認知度が高いです。
長期投資には低コストで運用することがカナメとなるため、パッシブ運用を選択する人も多く、ETFインデックスファンドが投資対象に選ばれます。

そのおかげで、米国株のETFは種類も豊富で、様々なニーズを満たしてくれる商品ライナップです。

また、アメリカでETFが発展した背景には、独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)の存在も関係します。

独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)とは
金融機関から独立したアドバイザーのこと。
顧客の資産運用に対する助言などのサービスを提供している。
IFAの報酬は取引手数料ではなく、顧客の資産残高に対する一定割合の手数料である。

顧客の資産残高増がIFA自身の報酬増につながるため、低コストで運用成果が出やすい商品が選ばれます。
そう、ETFが投資先として選ばれるのです。

IFAも顧客もwin-winの関係!

日本の資産運用は


日本では取引手数料による収益基盤が根強く、アメリカのような資産運用文化は培われていません。

証券会社へ資産運用の相談をしに行くと、証券会社自身が利益になる商品を勧められます。
顧客の利益は二の次です。

証券会社の営業部屋では常に「収益!収益!!」と叫ばれています。

預かり資産を売却して、新しい資産を買い付ける場合、証券マンが電卓を叩いているのは顧客の評価益ではありません。

売却手数料と買付手数料を弾いているのです。

提案内容は「銘柄Aを売って、投資信託Bを買いましょう」です。
投資信託Bを売りつけたあとは…、証券マンから連絡が来ることはありません。

「低コストのETFを長期間保有し、資産を拡大しましょう」なんて提案はされません。

日本で資産運用が発展しない理由とETFが不人気な理由は同じです。
日本の証券会社特有の「手数料文化」です。

ETF投資の良さがもっと広まればいいのにな


米国株投資家の間ではETF投資は資産形成に有効な手段として認められていますが、日本ではまだまだ日陰の文化です。

また、バブル期の株式投資のせいもあって、株式投資は「財テク」とまで呼ばれる次第です。

日本で資産運用やETF投資が浸透しない理由は、「株って買ったり、売ったりのギャンブル」という考えだから。

「株はギャンブルだからやりたくない」
「株は売買してナンボだから」

誤った認識が刷り込まれているから。 

米国株投資をしているとバイブルの一節のように引用されるウォーレン・バフェットが妻に送った言葉、

「(自分の死後に備えて)資金の90%をS&P500に投資せよ」

個別銘柄で回転売買をしたり、証券会社の手数料の餌食にされたるするのではなく、「インデックス持っときゃオールオッケー」とバフェットが太鼓判を押してくれています。
 
つみたて投信やNISA、iDeCoで投資が身近になった今、投資家も資産運用の選択肢を広めるときです。


最高のフィナーレを。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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